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2022/5/10 Google広告

構造化スニペット表示オプションとは-コールアウトとの違いや効果的な使い方を紹介

Googleの広告表示オプションの1つである構造化スニペット表示オプション。商品やサービスについてユーザーにアピールができる機能です。

とはいえ、下記のような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • コールアウト表示オプションとの違いは?
  • 構造化スニペットって何だか難しそう……
  • すぐ広告審査で不承認になってしまう

そこでこの記事では構造化スニペットについてコールアウトとの違いや設定方法、審査落ちを防ぐ方法など全容をまとめました。

この記事を読むことですぐに構造化スニペットを使いこなせるようになると思いますので、ぜひ参考にしてください。

広告表示オプションはリスティング広告の成果改善に活用される機能ですが、実はリスティング広告には王道の運用パターンが存在しています。

弊社では企業のマーケティング担当者・広告運用者にぜひ読んでいただきたい運用パターンと成功事例をまとめました。

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構造化スニペット表示オプションとは

構造化スニペット表示オプションとは、リスティング広告の説明文の下に、ヘッダー(見出し)に沿った内容で商品の要素やラインナップを掲載できる機能です。

▼PC表示例

▼モバイル表示例

「サービス:」の部分をヘッダーと呼び、「リスティング広告」「Facebook広告」などの部分を値と呼びます。

ヘッダーは13種類の中から選択することが可能です。13種類の詳細については後述しますね。

また、Yahoo!広告でもカテゴリ補足オプションという類似のオプションが用意されています。

カテゴリ補足オプションも構造化スニペット表示オプション同様、13種類の補足カテゴリーより選択が可能です。

▼カテゴリ補足オプション表示例

構造化スニペット表示オプションとコールアウト表示オプションの違いと具体例

構造化スニペット表示オプションと勘違いされやすい機能として、コールアウト表示オプションが挙げられます。

たしかに、この2つは見た目も掲載位置も似ているので、少しややこしいかもしれません。

両者の違いを簡潔にまとめると、次の通りです。

  • 構造化スニペット表示オプション:商品の内容やラインナップを紹介
  • コールアウト表示オプション:商品の特徴やメリットを紹介

▼構造化スニペット表示オプション例

▼コールアウト表示オプション例

構造化スニペットはヘッダーに沿ってサービスの詳細を羅列しています。対してコールアウト表示オプションは、ビジネスの特徴やメリットなどをアピールしています。

つまり構造化スニペットは、あくまで商品の内容やラインナップを伝える機能です。メリットや特徴をアピールする機能ではありません。

そのため、メリットや特徴を設定すると審査に落ちてしまう可能性もあります。

また、ヘッダーの有無も違いとして挙げられます。コールアウト表示オプションにヘッダーはありません。

構造化スニペット表示オプションで選べるヘッダーのタイプ一覧

構造化スニペット表示オプションでは、以下13種類のヘッダーが用意されています。

  • おすすめのホテル
  • コース
  • サービス
  • スタイル
  • タイプ
  • ブランド
  • モデル
  • 学位プログラム
  • 周辺地域
  • 設備
  • 到着地
  • 番組
  • 保険の保障

これらの中から設定したい項目を商品に合わせて選択しましょう。

また、ヘッダーと値の内容は一致させる必要があり、一致していないと審査落ちする可能性があります。

構造化スニペット表示オプションのメリット3つ

弊社の考える構造化スニペットのメリットは以下の3つです。

  • 広告の占有面積が広がる
  • サービスの詳細を伝えることができる
  • 費用対効果の向上が見込める

一つずつ解説していきます。

1.広告の表示面積が広がる

構造化スニペット表示オプションを使うことで、広告の表示面積を広げることができます。

その結果、画面の占有面積が広がり、他社の広告より優位に見せることができるため、クリック率が向上する可能性が高くなります。

2.サービスの詳細を伝えることができる

構造化スニペット表示オプションを使うことで、広告文に載せきれないサービス詳細を伝えることができます

特に提供サービスが多岐に渡る場合、リスティング広告の見出しや説明文に全てのサービス情報を盛り込むことは難しいため、非常に役に立つ機能です。

3.費用対効果の向上が見込める

構造化スニペット表示オプションを利用すると、ユーザーはこういうサービスラインナップがあるという情報を理解したうえで広告をクリックしてくれています。

そういったユーザーはサービスへの興味を持っている可能性が高いため、広告の費用対効果の向上も期待できます。

構造化スニペット表示オプションのデメリット

構造化スニペット表示オプションのデメリットですが、正直ほとんどありません

強いて言うと、審査で適用される要件が多く、審査落ちしやすい傾向にあることです。

運用者にとって掲載されるまでは、何度か広告が不承認となり手間になるかもしれません。

しかし一度広告掲載されてしまえば管理コストはそれほどかからないため、トータルで見ると管理の手間も少ない機能と言えます。

審査落ちしないためのポイントについては後半に記載をしています。併せて参考にしてみてください。

構造化スニペット表示オプションの文字数や規定

構造化スニペット表示オプションの文字数と表示規定は下記の通りです。

文字数 値:半角25文字
最低限必要な設定数 3個
設定上限数 ヘッダー1つにつき10個

また、構造化スニペット表示オプションは

  • アカウント
  • キャンペーン
  • 広告グループ

の各単位で設定が可能ですが、下位の単位に設定したもののほうが優先して表示されます。

つまりアカウント単位で設定したものより、広告グループ単位で設定したもののほうが広告に表示されやすくなります。

構造化スニペット表示オプションの設定方法2ステップ

それでは、構造化スニペット表示オプションの設定方法を2ステップで解説します。

  1. [広告表示オプション]から青い[+]ボタンをクリックし、[構造化スニペット表示オプション]をクリック▼
  2. すると下記ような画面となるため、必要事項を記入していきます▼

①[追加先]を「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」より選択

②[ヘッダー]の言語と種類を選択

③[値]を入力

④[詳細設定]を必要に応じて行う(後述)

⑤[保存]をクリック

なお、[詳細設定]をクリックすると下記ような画面が現れ、広告表示オプションのスケジュール設定をすることができます▼

以上で構造化スニペット表示オプションの設定は完了です。

構造化スニペット表示オプションの効果的な運用方法

ここでは、構造化スニペット表示オプションの効果的な運用方法3点を紹介いたします。

  • なるべく多くの値を入れる
  • 値は重要度が高い順番で入れる
  • 短い単語で伝える

簡単に解説していきます。

1.なるべく多くのヘッダーを設置する

Google広告では、独自のアルゴリズムによって最適なオプションを広告に表示しています。

そのため、できるだけ多くのヘッダーを設定することで、より広告の最適化の精度が高まると言えます。

2.値は重要度が高い順番で入れる

値は1つのヘッダーにつき10個まで設定可能ですが、設定した順番で表示されるため、重要な文言は最初のほうに設定することをおすすめします。

またユーザーが十分な情報を得られるよう、値はなるべく多く(公式は4つ以上を推奨)設定するのが良いでしょう。

3.短い単語で伝える

設定した値を多く表示させるためには、なるべく短い単語で設定する必要があります。

特にスマートフォンはPCに比べ画面が小さく、長い文言だとテキストが見切れてしまう可能性が高いです。

構造化スニペット表示オプションは審査落ちに注意

構造化スニペット表示オプションは独自の審査基準が設けられており、広告表示オプションの中でも審査落ちしやすい印象です。

そこで、構造化スニペット表示オプションで広告が許可されないケースを以下にまとめました。

  • ユーザーの目を引くことを目的とした感嘆符や記号がある
  • 同じヘッダーまたは複数のヘッダーで同じ内容の値を重複して指定している
  • 1つの値にコンマなどで区切って2つの以上の項目を入力している
  • 「セール」や「送料無料」などのプロモーションテキストが指定されている
  • その他、ヘッダーごとの要件を満たしていない(ヘッダーと値の内容が一致していない)

ヘッダーごとの要件について一例ご紹介いたします。

▼ヘッダーごとの要件例:「サービス」

例えばこのように、「サービス」のヘッダーを選択した場合はあくまでサービスの内容を列挙した場合において広告が承認されています。

サービスに関わる周辺情報、例えば機能面やサービスの特徴を入力した場合は審査に落ちてしまう可能性が高いです。

コツとしては、装飾せずに、シンプルな文言で伝えることです。

とはいえ正直なところ、ヘッダーの中には分かりにくい項目もありますよね(スタイルやモデルなど)。

もしかしたら、意識していても落ちてしまうことはあるかもしれません。その時は折れずに再度チャレンジしてみてください。

まとめ:構造化スニペット表示オプションは気軽に利用しよう!

本記事のまとめ

  • 構造化スニペット表示オプションは商品の要素やラインナップを強調できる、広告表示オプションの1つ
  • 効果的に運用するためには、複数設定し、値は重要なものから短い文言で伝えることが大事
  • 審査落ちしやすい傾向にあるため要件に沿って設定が必要

構造化スニペット表示オプションは商品の要素やラインナップを強調できる機能で、デメリットがほとんどありません。

「とりあえず設定してみて、効果を見てから解除するか考える」のような方針でも良いと思います。ぜひ気軽に利用してみてくださいね。

広告表示オプションは広告成果の向上が期待できる機能ですが、リスティング広告を成功させるためにはまずは成果の出るアカウント作りが大事です。

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投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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