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2021/1/21 YDA(旧YDN)

【2023年最新版】YDAの入稿規定まとめ!バナーサイズ/レスポンシブ/動画/テキストの規定一覧

最終更新日:2024年8月19日 | 投稿日:2021年1月21日

YDAの複雑な入稿に関して、画像サイズやテキスト文字数、記号などで毎回悩みませんか?

この記事では、そんなお悩みを解決すべく、YDAの入稿規定をまとめました。

以下の順番でお伝えしていければと思います。

  • ディスプレイ広告の入稿規定
  • レスポンシブ広告・インフィード広告の入稿規定
  • テキスト広告の入稿規定
  • ブランドパネルの入稿規定
  • 動画広告の入稿規定

また2021年春からYDNからYDA(Yahoo!ディスプレイ広告)という新名称に変わりました。

これにより、アカウント構造だけでなく、画像や動画の登録フローも変更されたので、こちらの記事も併せて読んでいただけると幸いです。

この記事では効果の高いバナーサイズを紹介しますが、YDA全体の運用ノウハウは、別資料にまとめています。

王道のキャンペーン設計やターゲティング設定などをまとめているので、以下のページからお気軽にダウンロードしてください。

YDAディスプレイ広告のバナーサイズの入稿規定

サイズ(単位:ピクセル) PC・タブレット スマートフォン おすすめ度 デバイス別
600×600 PC/SP
300×250(600×500) 特におすすめ PC/SP
728×90 おすすめ PC/SP
468×60 PC/SP
160×600 PC/SP
300×600 PCのみ
640×360 SPのみ
320×100(640×200) おすすめ SPのみ
320×50(640×100) おすすめ SPのみ

YDAで利用できるバナーサイズは上記の通りです。

おすすめ度は、YDAの中でも特に配信ボリュームとコンバージョン率が高い傾向にあるものを選んでいます。

特に「300×250(600×500)」は、YDAの中でもイチオシです。

他媒体でも主要サイズですが、YDAも同様に配信枠が多く、大きい露出量も出せるのでぜひ準備してみてください。

YDAディスプレイ広告の拡張子・ファイル容量

拡張子 GIF, JPEG, PNG

※GIFアニメーション不可

ファイル容量 最大3MB

YDAレスポンシブ広告・インフィード広告の入稿規定

YDAレスポンシブ広告・インフィード広告の入稿規定紹介

  • テキスト、記号規定について
  • 画像の規定について

YDAのレスポンシブ広告とインフィード広告の入稿規定は共通なので、まとめて紹介します。

もし「そもそもそれぞれの広告タイプの特徴って何?」と気になる場合は、下記2つの記事をご参照いただけると幸いです。

それでは、「テキスト」と「画像」、それぞれ順番にお伝えしていきます。

YDAレスポンシブ広告・インフィード広告:テキストの入稿規定

タイトル 20文字以内
説明文 90文字以内
主体者表記 20文字以内
表示URL 29文字以内

また記号については、以下を参考にしてください。

種別 記号
括弧 ( ) [ ] 「」 『』 { } <> ≪≫ 【】(全角)
( ) (半角)
※【】はタイトル、説明文、主体者表記でそれぞれ1セットのみ使用可能
引用符 ‘ ’ ` ´ (全角)
“ ” (全角)”(半角)
句読点 。 、 (全角)
中点 ・ (全角)
カンマ , (全角) , (半角)
ピリオド . (全角) . (半角)
アンダーバー _ (全角)
波形 ~ (全角)
パーセント % (全角)%(半角)
アンパサンド & (全角)&(半角)
コロン・セミコロン : ; (全角)
: ; (半角)
三点リーダー … (全角)
ハイフン -(全角)
計算記号 + - ± × ÷ = ≦ ≧ ≠ ∞ (全角)
? + (半角)
スラッシュ / \ (全角)
/ (半角)
疑問符・感嘆符 ? ! (全角)
? ! (半角)
矢印 ⇒ ⇔ → ← ↑ ↓ (全角)
その他 ¥ $ * # ♪ @ 〃 〆 ※ 〒 ♯(全角)
@ #(半角)
ギリシャ文字
キリル文字
ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ (全角)
αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω (全角)
АБВГДЕЁЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯ (全角)
абвгдеёжзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюя (全角)

句読点、中点、カンマ、ピリオドについて使用数の制限は設けていません。

記号で特に注意するのが、同じ種別の記号はタイトル・説明文内で2つまでということです。

例えば、広告文で2回の「!」、説明文で「!」を1回は使えません。

それに同種別の記号という点もポイントで、「!」だけでなく「?」もカウントされるので、同種別かどうかは上記表でご確認ください。

さらに、詳細なテキストの禁止事項もあるため、テキスト作成時に意識していただけるとスムーズかと思います。

YDAレスポンシブ広告・インフィード広告:画像の入稿規定

用途 サイズ ファイル容量
広告用画像(必須) 1200×628 3MBまで
300×300 3MBまで
ロゴ(省略可) 180×180 3MBまで

ファイルサイズが150KBを超える場合は、ファイルをアップロードすると150KB以下に自動圧縮されます。

自動圧縮で150KB以下にならない画像はエラーとなり、アップロードができません。

画像のその他要件・規定については、Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ「テンプレート広告仕様」を参考にしてください。

YDAテキスト広告の入稿規定(文字数・使える記号)

以下ではYDAのテキスト広告についてまとめています。

テキストのみの入稿規定ですが、レスポンシブ・インフィード広告と若干規定が異なるので、気を付けてください。

タイトル 半角・全角問わず15 文字以内
説明文 半角・全角問わず19 文字以内
説明文 半角・全角問わず19 文字以内
表示URL 半角29文字以内

※日本語不可

ただ、使用可能な記号の規定は、ほとんど変わりません。

テキスト広告でも、「同種別記号2回まで」も適用されています。

種別 記号
スペース 半角スペース

※全角スペースは不可

括弧 ( ) [ ] 「」 『』 { } <> ≪≫ 【】(全角)
( ) (半角)
※【】はタイトル、説明文、主体者表記でそれぞれ1セットのみ使用可能
引用符 ‘ ’ ` ´ (全角)
“ ” (全角)”(半角)
句読点 。 、 (全角)
中点 ・ (全角)
カンマ , (全角) , (半角)
ピリオド . (全角) . (半角)
アンダーバー _ (全角)
波形 ~ (全角)
パーセント % (全角)%(半角)
アンパサンド & (全角)&(半角)
コロン・セミコロン : ; (全角)
: ; (半角)
三点リーダー … (全角)
ハイフン ‐ (全角)
計算記号 + - ± × ÷ = ≦ ≧ ≠ ∞ (全角)
– +(半角)
スラッシュ / \ (全角)
/(半角)
疑問符・感嘆符 ? ! (全角)
? ! (半角)
矢印 ⇒ ⇔ → ← ↑ ↓ (全角)
その他 ¥ $ * # ♪ @ 〃 〆 ※ 〒 ♯(全角)
@ #(半角)
ギリシャ文字
キリル文字
ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ (全角)
αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω (全角)
АБВГДЕЁЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯ (全角)
абвгдеёжзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюя (全角)

句読点、中点、カンマ、ピリオドについて使用数の制限は設けていません。

その他の規定や文字・記号の使用例については、Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ「文字、記号を使用する際のルール」を参考にしてください。

YDAブランドパネルの入稿既定

最近よく聞かれるブランドパネルの入稿規定についても紹介します。

デバイス別かつ静止画・動画でそれぞれ入稿規定が異なるものの、ほとんどはサイズのみの違いです。

▼静止画

PC SP
サイズ 600×600 640×360
ファイルサイズ 最大3MB

※ファイルサイズが150KBを超える場合、入稿時に圧縮されます

最大3MB

※ファイルサイズが150KBを超える場合、入稿時に圧縮されます

ファイル形式 GIF 89a、JPEG、PNG GIF 89a、JPEG、PNG

▼動画

PC SP
アスペクト比 16:9 もしくは 1:1 1:1
ファイルサイズ 最大200MB 最大200MB
ファイル形式 mp4 mp4

広告掲載イメージでは、PCではYahoo!JAPANの右上、SPでは検索窓のすぐ下が掲載位置です。

▼PCのブランドパネル位置

▼SPのブランドパネル位置

YDA動画広告の入稿規定(サイズ・サムネイル・容量等)

※以前まで、動画広告は一部の代理店や広告主にしか解放されていませんでした。しかし現在のYDAでは、全アカウントで使用可能となっています。

▼動画・サムネイルの入稿規定

用途 サイズ ファイル容量 ファイル形式
動画フォーマット 640×360以上(アスペクト比16:9) 200MBまで .mp4
600×600以上(アスペクト比1:1)
サムネイル画像 640×360以上(アスペクト比16:9) 3MBまで jpg, jpeg, gif, png

※GIFアニメーション不可

600×600以上(アスペクト比1:1)
ロゴ画像 180×180のみ 3MBまで

※自動圧縮で150KB以下にならない画像は不可

jpg, jpeg, gif, png

※GIFアニメーション不可

▼テキストの入稿規定

タイトル 半角・全角問わず20文字以内
説明文 半角・全角問わず90文字以内
主体者表記 半角・全角問わず20文字以内
表示URL 半角29文字以内

※日本語不可

その他の入稿規定については、Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ「動画 広告仕様」を参考にしてください。

YDAでおすすめのバナーサイズ

YDAで特におすすめしたいバナーサイズは、「300×250(600×500)」です。このサイズはYDNの中でも特に幅広い広告枠に配信できます。

配信ボリュームもコンバージョン率も期待できるので、YDAに配信するなら最低限用意することを推奨します。

また「より配信先を広げたい」という場合には、インフィード広告よりもレスポンシブ広告を使ってみてください。

実はレスポンシブ広告には通常枠に加え、インフィード広告枠も含まれています。

つまりレスポンシブ広告を選択していれば、配信先を広げつつも効果の高いインフィード広告にも配信してくれるのです。

実際、私もレスポンシブ広告を試したことで、表示回数が純増し、コンバージョン数も目標CPA以下で増加しました。

必ずしも上手くいくとは限りませんが、試す価値はあります。ぜひレスポンシブ広告も視野に入れてみてください。

サイズ別に分けると効果的!YDAで成果の出やすいキャンペーン構築とは

またYDAの配信では一工夫加えることで効果的に運用できる方法もあります。それがクリエイティブのサイズ別にキャンペーンを分けること。

なぜならサイズによって配信枠だけでなく、配信量や効果も異なるためです。

例えば、下記の図解のようなイメージです。

例を挙げると300×300サイズでは、スマートフォンの枠が多いので、配信量が大きくクリック単価も低い傾向にあります。

他にもブランドパネルは、Yahoo!JAPANのトップページに出るため、クリック単価が比較的高めです。

もし配信量や効果が異なるサイズを同じキャンペーンに入れてしまうと、クリエイティブ別の効果を十分に検証しづらくなります。

そのため主なサイズ別で分けてあげるのが、効果を高めるうえでも良い方法です。具体的には下記のような振り分けがおすすめです。

 レスポンシブ広告

インフィード広告

グループ1

└300×300サイズ

グループ2

└1200×628サイズ

 動画広告 グループ1

└1:1サイズ

グループ2

└16:9サイズ

 バナー広告 グループ1

└ブランドパネル

グループ2

└300×250サイズなどの主要サイズ

グループ3

└そのほかのサイズ

YDAでよくある審査落ちのケース7つ

YDAでよくある審査落ちのケース7つ

  1. 「日本一」「最も」「業界初」など最上級表現の使用
  2. 薬事法への抵触(特に「良くなる・治る」と断定する表現)
  3. LPに主体者の名称・住所・電話番号がない
  4. 「!!」や「??」など同じ記号を連続して使用している
  5. タイトルと説明文を合わせて3回以上同じ記号を使用している
  6. 使用できない記号(【】など)を使用している
  7. バナーに広告主の主体を表すロゴがない(レスポンシブ広告は記載なしでもOK)

4~7はYDA独自の審査基準で、見落としがちなポイントであるため、入稿前に一度チェックしてみてください。

ちなみに、1の「最上級表現」については、タイトルや説明文では使えませんが、条件を満たせばLPでは使用できます。

条件などの詳細については、Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ「最上級表示、No.1 表示」を参考にしてください。

YDA審査の注意点!承認済みの広告が急に停止になるケース

「承認済みの広告がある日突然掲載停止になってしまった」という経験はありませんか?

これは、YDAでよくある事後審査というケースです。

YDAの事後審査では先ほど挙げた審査落ちのケースだけでなく、遷移先内の文言などくまなくチェックされています。

YDAの審査はおおよそ3~4営業日で完了しますが、もし即日や1営業日で完了していた場合は、事後審査にかかりやすいことに注意してください。

頻度が多い割に気づきにくいので、日々の進捗確認や審査報告メールのチェックは欠かさず行うようにしましょう。

下記のようなメール文言で審査落ちを通告されます。

YDAとGDNの入稿規定の違い

YDAに並ぶディスプレイ広告と言えば、Googleの主要媒体GDNですが、下記でGDNとバナー・テキストの違いをまとめてみました。

▼バナー

サイズ YDA GDN
300×250(600×500)
728×90
468×60
160×600
300×600
320×100

(640×200)

※320×100のみ

320×50

(640×100)

※320×50のみ

336×280
200×200
250×250

▼テキスト

テキスト YDA GDN
見出し、タイトル 全角20文字以内 半角 30 文字以下(全角 15 文字以下)

※5個まで設定可能

長い広告見出し 半角 90 文字以下(全角 45 文字以下)
説明文 全角90文字以内 半角 90 文字以下(全角 45 文字以下)

※5個まで設定可能

主体者表記、会社名 全角20文字以内 半角25文字以下(全角 12文字以下)

YDAとGDNの入稿規定の違いとしては「YDAの方がバナーサイズが少ない」という点が挙げられます。

特に、GDNの主流である336×280サイズはYDAで使用できません。

入稿の段階でエラーが出るのですぐに気づけるものの、できれば覚えておきたいポイントです。

もしGDNも走らせるという場合は、詳しい最新版のGDN入稿規定も参考にしてみてください。

まとめ: YDAの厳しい審査を突破しよう

本記事のまとめポイント

  • YDAではレスポンシブやインフィード広告、動画、テキスト広告など様々な規定がある
  • 特にテキスト、記号では細かい規定があるので、入稿に注意が必要
  • バナーの場合は、300×250(600×250)から始めるのがおすすめ
  • YDAは審査がかなり厳しい媒体なので、審査中だけでなく事後審査も気にする

本記事では、YDAの様々な入稿規定についてまとめました。

特にテキスト、記号はYDA独自の審査基準もあるので、作成・入稿時にはチェックが必要です。

本記事でお伝えした通り、サイズ別にキャンペーン構築するのは効果を高めるうえでも、おすすめの方法なのでぜひ試してみてください。

またそのようなキャンペーン構築に加え、YDAの運用に役立つ様々なポイントをこの度資料にまとめました。

YDA以外にもディスプレイ広告の運用のコツをまとめているので、以下のページからお気軽にダウンロードしてください。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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