【完全ガイド】GDNレスポンシブディスプレイ広告とは-掲載例やコツなど徹底解説

今やGDNの広告フォーマットの中でも主流となっているレスポンシブディスプレイ広告。

効果も出やすく、ネイティブ広告枠にも配信できるなど、様々なメリットがあります。

とはいえ、

「そもそも仕組みがよく分からない」
「どのように表示されるのか分からない」

という方も多いのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、そんなGDNレスポンシブディスプレイ広告のお悩みを、Google広告コンサルタントの私が解決します。

具体的には、

  • レスポンシブディスプレイ広告とは
  • レスポンシブディスプレイ広告の表示例
  • メリット・デメリット
  • 入稿規定
  • 成果を出すためのコツ

の順番に、重要なポイントをお伝えしていきます。

5分程度でGDNレスポンシブディスプレイ広告について理解できると思うので、ぜひご一読ください!

 

GDNレスポンシブディスプレイ広告とは

GDNレスポンシブディスプレイ広告とは

GDNのレスポンシブディスプレイ広告とは、画像とテキスト(広告見出し、説明文)を入稿すると、サイズやフォーマットが自動調整されて様々なサイズの広告枠に表示される広告です。

 

通常のバナー広告では、広告枠に対応したサイズのバナーを入稿しなければ、そのサイズの広告枠には配信できません。

しかし、レスポンシブディスプレイ広告なら画像を最低1パターン入れるだけであらゆるサイズの広告枠に配信できます。

 

さらに、レスポンシブディスプレイ広告は「イメージ広告(バナー型広告)」だけでなく「テキスト広告」「ネイティブ広告」にも対応しています。

機械学習にもとづいて、広告枠に合わせて最適な表示形式で掲載されるのが特徴であり強みです。

GDNレスポンシブディスプレイ広告の表示例

ここでは、GDNレスポンシブディスプレイ広告の表示例(掲載例)を紹介していきます。

「実際どのような形式で掲載されるのか」を把握することは、広告を作成・運用する上で非常に重要です。

運用の成功に関わる部分ですので、ぜひチェックしてみてください。

 

GDNレスポンシブディスプレイ広告は様々なメディアに掲載されますが、ここでは以下3つに分類して表示例を紹介します。

  • Webサイトでの表示例
  • YouTubeでの表示例
  • Gmailでの表示例

Webサイトでの表示例

まずはメインの掲載先となるWebサイトの表示例をご紹介します。

GDNレスポンシブディスプレイ広告のフォーマットには

  • イメージ広告(バナー型広告)
  • テキスト広告
  • ネイティブ広告

の3パターンがあるので、順番に見ていきましょう。

Webサイト(イメージ広告)の表示例

Webサイトにおけるイメージ広告は、次のように表示されます。

PCの場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のイメージ広告(PC)の表示例スマートフォンの場合①▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のイメージ広告(スマートフォン)の表示例①スマートフォンの場合②▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のイメージ広告(スマートフォン)の表示例②イメージ広告はレスポンシブディスプレイ広告の中でも、もっとも基本となるフォーマットです。

「レスポンシブディスプレイ広告と言えばこの形式」と思う方も多いと思います。

Webサイト(テキスト広告)の表示例

Webサイトにおけるテキスト広告は、次のように表示されます。

PCの場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のテキスト広告(PC)の表示例スマートフォンの場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のテキスト広告(スマートフォン)の表示例テキスト広告にしては大きなサイズの広告枠にも掲載されます。

画像がない分、広告見出しの部分が大きく目立ちます。

Webサイト(ネイティブ広告)の表示例

Webサイトにおけるネイティブ広告は、次のように表示されます。

PCの場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のネイティブ広告(PC)の表示例スマートフォンの場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のネイティブ広告(スマートフォン)の表示例ネイティブ広告の掲載位置の例としては、ブログやニュースなどの記事フィードや関連記事などに表示されます。

Webサイトの次は、YouTubeの表示例を見ていきましょう。

YouTubeでの表示例

YouTubeの場合、GDNレスポンシブディスプレイ広告は次のように表示されます。

PCの場合(動画内や再生ページの右上などに表示されます)▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のYouTube(PC)への表示例スマートフォン(動画下)の場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のYouTube(スマートフォン)への表示例①スマートフォン(YouTubeトップページ)の場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のYouTube(スマートフォン)への表示例②YouTubeと言うと動画広告が浮かびますが、このようにディスプレイ広告もしっかり配信されます。

Gmailでの表示例

Gmailの場合、GDNレスポンシブディスプレイ広告は次のように表示されます。

PCの場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のGmail(PC)への表示例スマートフォンの場合▼
GDNレスポンシブディスプレイ広告のGmail(スマートフォン)への表示例Gmailの場合、まずはメールボックスに掲載され、クリック(タップ)されると展開されます。

「LPに遷移するまで2クリック(タップ)必要」というのは忘れがちなので覚えておきましょう。

 

以上がGDNレスポンシブディスプレイ広告の表示例の紹介でした。次はメリットをお伝えしていきます。

GDNレスポンシブディスプレイ広告の代表的な3つのメリット

GDNレスポンシブディスプレイ広告のメリットは沢山ありますが、以下の3つが代表的です、

  1. インプレッションが向上する
  2. ネイティブ広告枠にも配信可能
  3. 画像1パターンで様々なサイズの広告枠に配信可能

それぞれ順番に解説していきますね。

1. インプレッションが向上する

先ほどもお伝えした通り、レスポンシブディスプレイ広告は画像やテキストが自動で最適化され、様々なサイズの広告枠に表示されます。

これにより配信先が広がるため、インプレッションが向上します。インプレッション増加にともなって、コンバージョン数がアップする可能性も。

特にリマーケティングはインプレッションが少ないケースが多いので、レスポンシブディスプレイ広告がおすすめです。

2. ネイティブ広告枠にも配信可能

これも既に軽くお伝えしていますが、レスポンシブディスプレイ広告はネイティブ広告枠にも配信が可能です。

ブログやニュースを見ていると「関連コンテンツ」や「記事フィード」「記事内」などにさり気なく馴染んでいる広告を見かけませんか?それがネイティブ広告です。

ネイティブ広告は比較的「広告っぽさ」が少なく、ユーザーにとっても馴染みやすいというメリットがあります。

3. 画像1パターンで様々なサイズの広告枠に配信可能

GDNレスポンシブディスプレイ広告では、最低1パターンの画像を入稿するだけで様々なサイズの広告枠に配信が可能です。

「何度もリサイズしてバナーを作って…」という必要がないため、手軽に画像を追加することができます。

なので、他の広告と比べても高速でテストをしてPDCAを回すことが可能です。

GDNレスポンシブディスプレイ広告2つのデメリット

メリットの次は、デメリットをお伝えしていきます。が、正直言ってそこまでデメリットはありません。

強いて言うなら、GDNレスポンシブディスプレイ広告のデメリットは次の2つです。

  1. テキストだけでも意味が通じるように作る必要がある
  2. 表示形式ごとのデータが確認できない

順番に解説していきますね。

1. テキストだけでも意味が通じるように作る必要がある

既にお伝えしている通り、レスポンシブディスプレイ広告ではテキストのみで表示される可能性もあります。

なので、テキストだけでも意味が通じるように作らないと、テキスト広告が表示されたときに成立しなくなってしまいます。

 

広告主側としては「画像」と「テキスト」を入稿するので、ついそれらを組み合わせで考えてしまいがち。

ですがクリエイティブを用意する際は、テキストだけでも内容が分かるように作成しましょう。

2. 表示された形式ごとのデータが確認できない

レスポンシブディスプレイ広告では、入稿した広告全体の実績は確認できますが、表示形式ごとの内訳データは確認できません。

なので、分析や改善をする際は広告全体のデータをもとに行う必要があります。

 

以上がレスポンシブディスプレイ広告のデメリットです。次は、入稿規定をお伝えしていきますね。

GDNレスポンシブディスプレイ広告の入稿規定

GDNレスポンシブディスプレイ広告の入稿規定を、画像とテキストそれぞれ紹介します。

画像の入稿規定

レスポンシブディスプレイ広告を始める際は、以下の画像を用意する必要があります。

  • 横長画像(必須)
  • スクエア画像(必須)
  • ロゴ(省略可)

これらの詳しい入稿規定は次の通りです。

  • 横長: [アップロード] を選択した場合、横縦比 1.91:1 で、600×314 より大きい横長画像を使用する必要があります。ファイルサイズの上限は 5120 KB です。
  • スクエア: [アップロード] を選択した場合、横縦比 1:1 で、300×300 より大きいスクエア画像を使用する必要があります。ファイルサイズの上限は 5120 KB です。
  • ロゴ(省略可): [アップロード] を選択した場合、横縦比 1:1 で、128×128 より大きいスクエア画像をロゴとして使用する必要があります。スクエアロゴ画像の推奨サイズは 1,200×1,200 です。最適な表示のために、512×128 以上の横長(4:1)のロゴを追加することもおすすめします。横長ロゴの推奨サイズは 1,200×300 です。いずれの場合も、ロゴを中央に配置する場合は、背景を透明にすることをおすすめします。ファイルサイズの上限は 5120 KB です。
    Google広告公式ヘルプ「レスポンシブ ディスプレイ広告を作成する」より引用

なお、画像内の文字部分が画像全体の20%を超えないよう注意してください。20%を超えると、審査が不承認になってしまいます。

また、GIFなどのアニメーション画像は使用できません。

テキストの入稿規定

テキストは、以下の4種類を用意する必要があります。

  • 短い広告見出し(半角 30 文字、全角 15 文字以下)
  • 長い広告見出し(半角 90 文字、全角 45 文字以下)
  • 説明文(半角 90 文字、全角 45 文字以下)
  • 会社名(半角25文字、全角 12文字以下)

長い広告見出しは、広告が大きい場合に短い広告見出しの代わりに表示されます。

短い広告見出しと長い広告見出しで「!」は使えないので注意しましょう。

GDNレスポンシブディスプレイ広告で成果を出すための4つのコツ

最後に、GDNレスポンシブディスプレイ広告で成果を出すための4つのコツを紹介します。

先に結論から言うと、成果を出すためのコツは次の4つです。

  1. 広告のテストを何度も行う
  2. GDNのターゲティングと組み合わせる
  3. 広告とLPに一貫性を持たせる
  4. テキストの検証を先に行う

順番に解説していきます。

1. 広告のテストを何度も行う

GDNレスポンシブディスプレイ広告では高速PDCAが成功のカギです。テストや検証を繰り返し行いましょう。

「高速PDCA」と言うと大変に感じるかもしれません。ですが、画像はフリー素材を使えますし、テキストを変えるだけでも新しいクリエイティブが作れます。

そのため、通常のバナーよりは制作コストも安価です。積極的にテストして勝ちパターンを見つけていきましょう。(広告を沢山作ること自体が目的になっては本末転倒ですが。)

2. GDNのターゲティングと組み合わせる

レスポンシブディスプレイ広告はあくまで広告フォーマットの1つ。ターゲティングと組み合わせることで効果を最大限に発揮します。

特にリマーケティングを始めとした効果の高いターゲティングは積極的に組み合わせましょう。

配信先が広がりやすいレスポンシブディスプレイ広告との相性は抜群です。

3. 広告とLPに一貫性を持たせる

これはレスポンシブディスプレイ広告に限った話ではありませんが、広告とLPの関連性が薄いとユーザーは離脱してしまいます。

特にテキストとLPの関連性は非常に重要です。テキストの内容とLPのファーストビュー(最初に目に入る部分)が繋がっているかどうかはチェックしてみてください。

4. テキストの検証を先に行う

広告を配信し始めた初動の時期は、基本的に画像よりもテキストの検証を優先的に行うことをおすすめします。

理由は、GDNレスポンシブディスプレイ広告においては、画像よりもテキストの方がクリック率やコンバージョン率に与える影響が大きいため(※)です。

なので、最初は画像は1~2パターンでもいいのでテキストを複数試してみてください。良いテキストの傾向が見えてきたら、画像の検証を進めていくのが効率的です。

(※)商材や媒体、目的によっては画像の検証を優先することもあります。例えばFacebook広告では画像の検証から行う場合が多いです。

まとめ:GDNレスポンシブディスプレイ広告はおすすめのフォーマット!

改めて、今回お伝えしたポイントをまとめます。

GDNのレスポンシブディスプレイ広告とは、画像とテキスト(広告見出し、説明文)を入稿すると、サイズやフォーマットが自動調整されて様々なサイズの広告枠に表示される広告です。

代表的なメリットとしては、次の3つが挙げられます。

  • インプレッションが向上する
  • ネイティブ広告枠にも配信可能
  • 画像1パターンで様々なサイズの広告枠に配信可能

一方で、こんなデメリットもありました。ただ、そこまで大したデメリットではありません。

  • テキストだけでも意味が通じるように作る必要がある
  • 表示形式ごとのデータが確認できない

成果を出すためには、次の4つを意識してみてください。

  • 広告のテストを何度も行う
  • GDNのターゲティングと組み合わせる
  • 広告とLPに一貫性を持たせる
  • テキストの検証を先に行う

この記事がGDN運用の参考になれば幸いです。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→株式会社WALTEXを創業。運用型広告事業を軸としたWEBマーケティング会社を経営。SEOで「神奈川 リスティング広告」「リスティング フリーランス」で1~2位表示中。