【Google広告】全11種の広告表示オプション一覧!特徴や表示例を紹介

「広告表示オプションの積み重ねでリスティング広告の効果は大きく変わる」

こんな言葉を聞いたことがありますし、私もそう思います。

 

一方で、こんな疑問や悩みのある方も多いのではないでしょうか?

・そもそも広告表示オプションってどんな機能?
・数が多すぎてどれを使えばよいかわからない
・どんな風に掲載されるのかわからない

そこでこの記事では、Google広告の広告表示オプションについて、リスティング広告専門代理店の弊社が解説します。

 

具体的には、以下の順番に重要なポイントだけをご紹介します。

  • 広告表示オプションとは
  • 全11種類の広告表示オプション一覧(キャプチャ付き)
  • 広告表示オプションの課金の仕組み
  • 広告表示オプションのメリット・デメリット
  • 配信実績の確認方法・設定方法

ぜひ参考にしてくださいね。

 

広告表示オプションとは「広告文の下に情報を追加する機能」

広告表示オプションとは、リスティング広告の広告文に追加でテキストや電話番号、アイコンなどを表示する機能です。

広告見出しや説明文だけでは伝えきれない情報を表示できるため、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。

 

また、広告表示オプションを使うことで広告の掲載面積もアップします。他社の広告と比べても豪華に見せることが可能です。

Google広告には全11種類の広告表示オプションが用意されています。Google広告を利用するなら必須の機能と言っても過言ではありません。

Google広告11種の広告表示オプション一覧

それでは早速、Google広告の広告表示オプション一覧を見ていきましょう!

Google広告では、以下11種類の広告表示オプションが用意されています。

  1. サイトリンク表示オプション
  2. コールアウト表示オプション
  3. 構造化スニペット表示オプション
  4. 電話番号表示オプション
  5. メッセージ表示オプション
  6. 住所表示オプション
  7. アフィリエイト住所表示オプション
  8. 価格表示オプション
  9. アプリリンク表示オプション
  10. プロモーション表示オプション
  11. 販売者評価の広告表示オプション

それぞれ順番に紹介していきますね。

1. サイトリンク表示オプション

サイトリンク表示オプションとは、広告の下に追加でリンクを表示できる機能です。

広告の掲載面積がかなり大きくなるため、他社の広告と比べて目立ちます。その結果、クリック率の向上も期待できます。

 

リンクがクリックされたときに初めて課金されるので、表示するだけなら料金はかかりません。

デメリットもほとんどないため、紹介したいページがいくつかある場合はぜひ利用したい機能です。

 

詳しくは過去記事「サイトリンク表示オプションとは-CTRやCVRをアップする便利な機能!」で解説しています。もしよければこちらも参考にしてください。

2. コールアウト表示オプション

コールアウト表示オプションとは、説明文の次に複数のキャッチフレーズを追加できる機能です。通常の説明文では伝えきれないメリットや特徴をアピールできます。

コールアウト表示オプションは大きく見た目が変わるわけでもなく、デメリットがありません。そのため、どの商材・ジャンルでも気軽に利用できる機能です。

 

詳しくは「コールアウト表示オプション完全ガイド!概要から設定方法、コツまで解説」で解説しています。こちらもあわせて参考にしてください。

3. 構造化スニペット表示オプション

構造化スニペット表示オプションとは、説明文の下に商品の要素やラインナップを掲載できる機能です。通常の説明文では伝えきれない商品内容やラインナップを紹介できます。

画像の「サービス:」部分をヘッダーと呼び、「リスティング広告」「Facebook広告」などの部分を値と呼びます。

このヘッダーですが、Googleが用意した13種類の中から選択できます。値については、ヘッダーに沿った内容で設定しないと審査に落ちる可能性があるので注意が必要です。

 

コールアウト表示オプションとよく似ていますが、両者は以下のように使い分けます。

  • 構造化スニペット表示オプション:商品の内容やラインナップを紹介
  • コールアウト表示オプション:商品の特徴やメリットを紹介

 

詳しくは「構造化スニペット表示オプションとは-仕組みや設定方法,効果的な使い方を紹介」で解説しています。こちらも参考にしてください。

4. 電話番号表示オプション

電話番号表示オプションとは、広告文の下に電話番号を表示できる機能です。

スマートフォンの場合のみ、アイコンをタップすると「電話を発信するかどうか」確認画面が表示されます。なので「タップ=電話発信」ではありません。

 

緊急度の高いお客さんや「メールが面倒臭い」「直接話したい」という方を取り逃さないためにも有効です。

その他詳細は「電話番号表示オプションとは-概要から運用者が知っておくべき注意点まで解説」で解説しています。こちらも参考にしてください。

5. メッセージ表示オプション

メッセージ表示オプションは、モバイルの検索結果にSMSメッセージを送るアイコンを表示する機能です。

アイコンをタップするとSMSアプリが起動し、ユーザーは広告主と直接メッセージでやり取りできます。「電話は苦手だけど直接問い合わせたい」というお客さんに効果的です。

 

メッセージの対応が発生するというのが少しネックですが、その分コンバージョン数の向上が期待できます。効果が出るかどうか、一度試してはいかがでしょうか。

詳しくは「【Google広告】メッセージ表示オプションとは-概要から効果的な使い方まで解説」で解説しています。あわせて参考にしてください。

6. 住所表示オプション

住所表示オプションとは、広告文の下に住所を表示する機能です。クリックするとGoogleマップが開かれます。

表示されるのは必ずしも住所だけではありません。ユーザーの端末や状況に合わせて「店舗までの距離」「電話ボタン」「営業時間」などの情報が表示されます。

 

特に実店舗型ビジネスを行っている企業は積極的に取り入れたいオプションです。

詳細や設定方法は「Google広告の住所表示オプションとは-3つのメリットや設定方法を紹介」で解説しています。こちらも参考にしてください。

7. アフィリエイト住所表示オプション

アフィリエイト住所表示オプションとは、広告主の商品を販売している最寄りの小売りチェーン店舗をユーザーに知らせることができる機能です。

「一般小売店」か「自動車ディーラー」のチェーン店のみ選ぶことができ、日本では一般小売店は575軒、自動車ディーラーは26軒の会社が登録されています(2019年10月時点)。

 

スマートフォンの検索ユーザーについては、広告をタップすると店舗までのルートも確認できます。

チェーン店に自社の商品を展開している広告主は、積極的に試してみてください。

8. 価格表示オプション

価格表示オプションとは、検索結果に商品やサービスの料金や特徴を表示できる機能です。スマートフォンの場合、まずは畳んだ状態で表示され、タップすると商品一覧が展開されます。

 

金額や数値でユーザーの興味を惹けるため、クリック率が大きく向上する可能性があります。

また、商品・サービスごとに個別の遷移先URLを設定できるため、ユーザーを商品詳細ページに直接誘導することが可能です。

 

メリット・デメリットなどの詳細や活用事例などは「【Google広告】価格表示オプションとは-概要や3つの活用事例などを解説」で解説しています。こちらも参考にしてください。

9. アプリリンク表示オプション

アプリリンク表示オプションとは、説明文の下にモバイルアプリやタブレットアプリのダウンロードリンクを表示できる機能です。

 

あくまで補助的に使う機能で、アプリインストールが一番の目的の場合は、下記のようにアプリキャンペーンの利用が推奨されています。

始める前に

アプリのダウンロード数を増やすことが一番の目標である場合は、アプリ訴求広告(リンク先はアプリ限定)のご利用をおすすめします。
Google広告公式ヘルプ「アプリリンク表示オプションについて」より引用

「Webサイトだけでなくアプリも用意している」という広告主は試してみてはいかがでしょうか。

10. プロモーション表示オプション

プロモーション表示オプションとは、説明文の下に商品やサービスの割引情報を表示できる機能です。期間限定セールや季節イベントはもちろん、一年中行っている割引なども設定できます。

 

クリック(タップ)した際の遷移先URLも設定できるため、特設ページやセールページに直接誘導することも可能です。

業種やジャンルは問わず、何かしらのセールや割引を行っている場合、ぜひ利用を検討してみてください。

 

メリットや活用事例などについては「Google広告のプロモーション表示オプションとは-メリットや活用事例まで完全ガイド」でも詳しく解説しています。気になる方はあわせてご覧ください。

11. 販売者評価の広告表示オプション

Google広告公式ヘルプ「販売者評価の広告表示オプションについて」より引用

販売者評価の広告表示オプションとは、ユーザーからの販売者の評価を広告内に表示する機能です。評価はGoogleカスタマーレビューや独自の集計データ、Google消費者アンケートなどよって決定します。

 

販売者評価の広告表示オプションは自動で表示される機能で、手動で設定することはできません。そのため、販売者評価の広告表示オプションはクリックされても料金が発生しません。

(手動で表示することはできませんが、無効にすることはできます。詳しくはGoogle広告ヘルプ「広告表示オプションを削除する」を参考にしてください。)

 

気になる表示要件ですが、Google公式ヘルプによると次のように記載されています。

表示要件

販売者評価は検索ネットワーク キャンペーンで表示され、次のいずれかの条件を満たす場合にのみ、その国で表示されます。

  • 弊社で Google カスタマー レビューやサードパーティのレビュー パートナーを通じて過去 12 か月以内にその国のクチコミを 100 回以上受信した場合
  • 弊社またはそのパートナー、あるいはその両方がお客様のサイトの調査を完了した場合。または
  • 弊社で Google 消費者アンケートによるお客様のサイトの評価が完了した場合

また、次の条件を満たす必要があります。

  • テキスト広告の評価が平均および複合で 3.5 点以上
  • 現在、Google ショッピングでは平均評価が5 点未満の場合でも販売者評価を表示できます
  • 広告の表示 URL のドメインが、弊社が評価を付けたドメインと一致

Google広告公式ヘルプ「販売者評価の広告表示オプションについて」より引用

口コミの影響が大きい商品・サービスには有効なオプションです。

意外と知らない?広告表示オプション課金の仕組み

ここでは、広告表示オプションの課金の仕組みについて解説します。

先に結論から言うと、課金について重要なポイントは以下の2つです。

  • 広告表示オプションがクリックされたら通常の広告と同じ料金が発生
  • 1インプレッションで料金が発生するのは2回まで

では、それぞれもう少し詳しくお伝えしていきますね。

広告表示オプションがクリックされたら通常の広告と同じ料金が発生

広告表示オプションは表示するだけなら料金はかかりません。クリックされたとき、はじめて料金が発生します。

クリックされたときの金額は通常のクリック単価と同額です。

公式サイトでも次のように記載されています。根拠として載せておきますね。

キャンペーンに広告表示オプションを追加しても費用はかかりませんが、広告がクリックされた場合には通常の費用が発生します

Google広告公式ヘルプ「広告表示オプションについて」より引用

1インプレッションで料金が発生するのは2回まで

意外と知られていませんが、1インプレッションで料金が発生するのは2回までです。

例えば、サイトリンク表示オプションで4つのリンクをクリックしたとしても、課金されるのは2クリック分の金額になります。

公式サイトでは以下のように記載されています。こちらも念のため紹介しておきますね。

Google 広告では、広告とその広告表示オプションでインプレッション 1 回あたり 2 回のクリックまで料金が発生し、それを超えるクリックに対して課金されることはありません。

Google広告公式ヘルプ「広告表示オプションと実際のクリック単価について」より引用

使わないと損?広告表示オプション3つのメリット

広告表示オプションを使うメリットは、主に次の3つが挙げられます。

  1. クリック率が向上する
  2. 広告ランクが向上する
  3. クリック単価を下げられる

もちろん、広告表示オプションの種類によってもメリットは変わってきます。ですが最低限この3つはどの広告表示オプションにも当てはまります。

それでは、順番に見ていきましょう。

1. クリック率が向上する

広告表示オプションを使うとユーザーに訴求できる情報の幅が広がるため、クリック率の向上が期待できます。

文字数が限られた広告見出しや説明文だけですべての情報を伝えるのは結構難しいです。頑張って詰め込んだとしても、長い文章だとユーザーに読まれるかはわかりません。

ですが広告表示オプションなら、広告見出しや説明文とは違った形式で情報を伝えられます。そういった意味でも、ユーザーに情報を届けやすいです。

2. 広告ランクが向上する

Google広告ヘルプページによると、広告表示オプションは広告ランクに影響すると書かれています▼

広告ランクは、入札単価、オークション時の広告品質(推定クリック率、広告の関連性、ランディング ページの利便性など)、広告ランクの最低基準、ユーザーの検索状況(例: ユーザーの所在地、端末、検索時間、検索語句の性質、ページに表示されるその他の広告と検索結果、その他のユーザー シグナルと属性)、広告表示オプションやその他の広告フォーマットの見込み効果を使って計算されます。

Google広告公式ヘルプ「広告ランク」より引用

広告表示オプションを活用することでユーザーの利便性が上がれば、広告ランクの向上も期待できます。

3. クリック単価を下げられる

広告表示オプションによって広告ランクが向上した結果、クリック単価を下げられる可能性もあります

「クリック単価が下がればコンバージョン単価も改善する」と考えると、かなり大きなメリットですよね。

広告表示オプション2つのデメリット

メリットの次は、デメリットを見てみましょう。広告表示オプションのデメリットは、次の2つが挙げられます。

  1. 二重課金が発生する可能性がある
  2. LPを見ないで離脱する可能性がある

1. 二重課金が発生する可能性がある

広告表示オプションをクリックした後に広告見出しをクリックした場合、課金は2回発生します。なので、料金は2倍になります。

こう書くとネガティブに感じるかもしれませんが、「その分2通りの方法で訴求できた」とも考えられます。そこまでデメリットに感じる必要はありません。

なお、先ほども書いた通り1インプレッションで課金が発生するのは2回までです。3回目以降のクリックに料金は発生しません。

2. LPを見ないで離脱する可能性がある

「広告表示オプションはクリックしたけど、広告本体はクリックしなかった」という場合、広告本体のLPで商品の魅力を伝える機会がなくなります。

ですが、これも広告表示オプションで魅力を伝えているので一概にデメリットとは言えません。「LPとは別の方法で訴求した」とも考えられます。

「絶対にLPを見てもらいたい」という強い想いがある場合は、遷移先が分かれる広告表示オプションは使わない方がいいかもしれません。

(ちなみに、そのような方には遷移先が増えない「コールアウト表示オプション」や「構造化スニペット表示オプション」をおすすめします。)

広告表示オプションの配信実績の確認方法

ここでは、広告表示オプションの配信実績を確認する方法をご紹介します。

  1. ①[広告と広告表示オプション]をクリック
    ②[広告表示オプション]をクリック

 

  1. ①[分割]をクリック
    ②[この広告表示オプションとその他]をクリック

 

  1. 以下のように表示されると思います。
    「この広告表示オプション(赤枠部分)」が広告表示オプション単体の実績です。

※青枠部分は広告のクリックと広告表示オプションのクリックの合計値なので注意してください!

広告表示オプションの設定方法

最後に、広告表示オプションの設定方法を紹介します。

  1. ①[広告表示オプション]をクリック
    ②青い[+]ボタンをクリック

 

  1. 広告表示オプション一覧が表示されるので、設定したいものをクリックします。
    ※続きは個別の設定になるため、ここでは割愛します。

まとめ:広告表示オプションを活用しよう

改めて、Google広告の広告表示オプションについて振り返ってみましょう。

広告表示オプションとは、リスティング広告の広告文に追加でテキストや電話番号、アイコンなどを表示する機能でした。

Google広告では、以下11種類の広告表示オプションが用意されています。

  • サイトリンク表示オプション
  • コールアウト表示オプション
  • 構造化スニペット表示オプション
  • 電話番号表示オプション
  • メッセージ表示オプション
  • 住所表示オプション
  • アフィリエイト住所表示オプション
  • 価格表示オプション
  • アプリリンク表示オプション
  • プロモーション表示オプション
  • 販売者評価の広告表示オプション

広告表示オプションの課金の仕組みについては、以下の2点を抑えておきましょう。

  • 広告表示オプションがクリックされたら通常の広告と同じ料金が発生
  • 1インプレッションで料金が発生するのは2回まで

ぜひ、広告表示オプションを活用してみてくださいね。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループの㈱ウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→株式会社WALTEXを創業。WEBマーケティング会社を経営。コツコツ積み上げるSEOが好きで、WEB広告関連の「901KW」でSEO1~3位表示中(20年8月時点)