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2021/12/3 GDN

【初心者向け】GDNとは?ターゲティングやYDA(YDN)との違いなど徹底解説!

  • 「GDNを基礎から理解したい」
  • 「GDNとYDA(旧:YDN)の違いを知りたい」

本記事はこのような方に向けて、GDNの概要やYDAとの違いなどについてまとめました。

初心者の方でもわかるよう解説するので、ぜひ参考にしてください。

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GDNでもすぐに実践できる具体的なノウハウをまとめているので、ぜひ以下のリンクからお気軽にダウンロードください。

GDNとは「Google広告で配信できるディスプレイ広告」

GDNとは、Googleディスプレイネットワークの略で、Google広告で配信できるディスプレイ広告のことです。

Google広告では大きく分けて、「検索広告」「ディスプレイ広告」「動画広告」の3つですが、GDNはこのうちのディスプレイ広告を指します。

配信された広告は以下の図のように、サイトの広告枠に「テキストのみ」または「テキスト+画像」や「動画」で表示されます。

GDNではユーザーの属性や興味、配信面や地域などを指定し、配信したいユーザーに広告を届けることが可能です。

GDNの課金体系

GDNには「クリック課金」と「インプレッション課金」があります。

クリック課金は、表示された広告が「クリックされると費用が発生する」仕組みです。

対してインプレッション課金は、「広告が表示された回数に応じて費用が発生」します。

ただしクリック課金のように1回ごとの課金ではなく、1,000回表示されるごとに課金されるシステムです。

GDNのクリック単価の決まり方や相場については、以下の記事にて紹介しています。こちらも併せて参考にしてみてください。

GDNの配信先

GDNではGoogleディスプレイネットワーク上にある何百万ものサイトに広告が掲載されます。

Googleのディスプレイネットワークでは個人ブログから大手メディア、YouTubeまで様々なジャンルのサイトが提携されています。

様々なメディアに配信できることで、あらゆるユーザーにリーチが可能なのもGDNの強みです。

GDNのターゲティング10種

それでは、GDNのターゲティングについて紹介していきます。

GDNのターゲティングは大きく「ユーザー(誰に出すか)」と「配信面(どこに出すか)」に分かれます。

具体的なターゲティングは、以下の10種類です。

 名称 概要
ユーザー ユーザー属性 特定の年齢・性別などのユーザーに配信
アフィニティカテゴリ 特定のカテゴリに興味関心があるユーザーに配信
購買意向の強いセグメント 特定のカテゴリの購入を検討しているユーザーに配信
カスタムインテント 指定したキーワードやWebサイトに関連する内容に興味があるユーザーに配信
類似ユーザー リマーケティングリストと同じ特徴をもつユーザーに配信
リマーケティング 過去自社サイトに訪れたことのあるユーザーに配信
カスタマーマッチ 自社の顧客情報とマッチしたユーザーに配信
配信面 トピックターゲット 配信するサイトのトピックを用意されたカテゴリの中から指定
キーワードによるコンテンツターゲット 配信するサイトのカテゴリをキーワードやURLで指定
プレースメントターゲット 配信するサイトやアプリをURLで指定

それぞれのターゲティングとユーザーボリュームの関係性は下図の通りです。

上記10種類のターゲティングを、1つずつ解説していきます。

ユーザー①:ユーザー属性

「ユーザー属性」はユーザーの属性を指定して配信するターゲティング機能です。

デモグラフィックターゲティング(デモグラ)とも呼ばれます。

ディスプレイ広告では下記内容が設定できます。

  • 年齢
  • 性別
  • 世帯年収
  • 子供の有無

ユーザーに向けたターゲティングの中で最も範囲が広く、他のターゲティングと組み合わせて使うことの多い機能です。

ユーザー②:アフィニティカテゴリ

アフィニティカテゴリを利用すると、Googleが用意した趣味嗜好カテゴリの中から、該当するユーザーへ広告配信ができます。

ライフスタイル・趣味・習慣などいくつかのカテゴリがあり、広告主は好きなものを複数選択が可能です。

▼アフィニティカテゴリ一覧(2021年11月現在)

  • スポーツ、フィットネス
  • テクノロジー
  • ニュース、政治
  • フード、ダイニング
  • メディア、エンターテイメント
  • ライフスタイル、趣味
  • 乗り物、交通機関
  • 家庭、園芸
  • 旅行
  • 美容、健康
  • 買い物好き
  • 銀行、金融

次の「購買意向の強いセグメント」と異なり、アフィニティカテゴリでは「そのジャンルに長期的に興味を持つユーザー」がターゲットの対象となります。

ユーザー③:購買意向の強いセグメント

購買意向の強いセグメントでは、Googleが用意した趣味嗜好カテゴリにおいて「購入を前向きに検討している」ユーザーに対して広告を配信します。

購買意向の強いセグメントは「インテント」と呼ばれることもあります。

「インテント=集中、没頭」の意味の通り、下記のように「そのジャンルに一時的に強い興味を持つユーザー」がターゲットの対象です。

  • 自社商品・サービスに似ているものを調べているユーザー
  • 商品・サービスの購入を前向きに検討しているユーザー

▼セグメント一覧(2021年11月現在)

  • アパレル、アクセサリ
  • アート、工芸用品
  • イベントのチケット
  • ギフト、行事
  • コンピュータ、周辺機器
  • スポーツ、フィットネス
  • ソフトウェア
  • デートサービス
  • ビジネス サービス
  • ビジネス、産業向けの関連商品
  • メディア、エンターテイメント
  • 不動産
  • 季節的な買い物
  • 家庭、園芸
  • 家電
  • 就業状況
  • 幼児、子供向け製品
  • 教育
  • 旅行
  • 楽器、音楽の関連用品
  • 美容、パーソナルケア
  • 自動車、乗り物
  • 通信
  • 金融サービス
  • 食べ物

ユーザー④:カスタムセグメント

カスタムセグメントはキーワードやWebサイトなどを指定し、それらに関連する商品・サービスに関心を持つユーザーへ配信する機能です。

カスタムセグメントで指定できる要素は下記3つです。

  • キーワード
  • Webサイト
  • アプリ

カスタムセグメントは「カスタムオーディエンス」と呼ばれることもあります。

カスタムという名のとおり、Googleが用意した項目から選択するのではなく、広告主が自由に指定できるのが特徴です。

なお、過去は「カスタムインテントセグメント」と「カスタムアフィニティセグメント」の2つに分かれていました。

しかし現在では統合されて「カスタムセグメント」になっています。

ユーザー⑤:類似ユーザー

類似ユーザーを使うと、設定したユーザーリストと似た特徴をもつ人への配信が可能となります。

一般的には「コンバージョン(商品の購入や問い合わせなど)をした人の類似ユーザー」を設定することが多いです。

「自社商材に興味・関心があるユーザーと似ている人」に配信をすることで、見込みユーザーを増やすことができます。

ユーザー⑥:リマーケティング

リマーケティングは、過去に自社のWebサイトに訪れたことのあるユーザーに広告配信ができる機能です。

すでに自社を認知しているユーザーに対して配信することで、効率の良い配信が可能です。

数あるターゲティングの中でも、成約率はトップクラスに高い傾向にあります。

ユーザー⑦:カスタマーマッチ

カスタマーマッチとは、自社の持つ顧客情報をGoogle広告にアップロードすることで、その顧客情報と一致したユーザーに広告を配信できる機能です。

顧客情報にあるメールアドレスや電話番号をもとに、配信対象となるユーザーを絞り込むことができます。

一度取引があった顧客に対して配信できるため、休眠顧客の掘り起こしにも活用できるターゲティング手法です。

配信面①:トピックターゲット

ここからは配信面のターゲティングを紹介していきます。

トピックターゲット(トピックターゲティング)とは、広告を出したいWebサイトのカテゴリを選択できるターゲティングです。

トピックカテゴリ一覧は以下の通りです。

▼トピック一覧(2021年11月現在)

  • アート、エンターテインメント
  • インターネット、通信
  • オンラインコミュニティ
  • ゲーム
  • コンピュータ、電化製品
  • ショッピング
  • スポーツ
  • ニュース
  • ビジネス、産業
  • フード、ドリンク
  • ペット、動物
  • 不動産
  • 世界の国々
  • 人々、社会
  • 仕事、教育
  • 住居、庭
  • 健康
  • 旅行、喉痛
  • 書籍、文学
  • 法律、行政
  • 科学
  • 美容、フィットネス
  • 自動車
  • 資料
  • 趣味、レジャー
  • 金融

詳しくは以下記事を参考にしてください。

配信面②:キーワードによるコンテンツターゲット

キーワードによるコンテンツターゲットは、「広告主が自由に指定したキーワードと関連性の高いWebサイト」に広告を配信できる機能です。

「キーワードターゲティング」や「コンテンツターゲティング」などと呼ばれることもあります。

例えば自社がランニングシューズを販売しているのであれば、「ランニングシューズ」「マラソン 靴」「短距離走 シューズ」などのキーワードを入力します。

コンテンツターゲットの詳細については下記記事にて紹介しています。こちらも併せて参考にしてください。

配信面③:プレースメントターゲティング

プレースメントターゲティングを利用すると、広告の配信先を具体的に指定・あるいは除外することができます。

現在、GDNでは下記の項目を個別で指定できます。

  • Webサイト
  • YouTubeチャンネル
  • YouTube動画
  • アプリ

なお、配信箇所はGoogleのディスプレイネットワークにあるWebサイトやアプリに限ります。

具体的に「ここのメディアに自社広告を配信したい」という際に活用できる手法です。

プレースメントターゲティングについては以下の記事も併せて参考にしてください。

GDNとリスティング広告の違い

GDNとリスティング広告の違いを下記表にまとめました。

GDN リスティング広告
課金体系 クリック単価/インプレッション単価 クリック単価
広告掲載場所 Webサイトやアプリ 検索結果の上部
広告フォーマット テキスト+画像/動画 テキスト
ターゲット層 潜在層/リマーケティング層 顕在層
ターゲティング方法 ユーザーや配信面 キーワード
コンバージョン 発生しにくい 発生しやすい

GDNは潜在層やリマーケティング層に対して、画像や動画のフォーマットを利用し幅広い配信ができるという特徴があります。

一方で、リスティング広告は検索行動を行う顕在層へテキストのみで配信するという広告です。

自社の広告戦略や目的にあわせて使い分けることをおすすめします。

GDNとYDA(旧:YDN)の違い

次に、GDNとYDA(旧:YDN)の違いを下記の3つの要素に分けて説明していきます。

  • 配信面の違い
  • フォーマットの違い
  • ターゲティングの違い

なお、YDAとはYahoo!広告のディスプレイ広告のことを指します。YDAについての詳細を知りたい場合は、下記記事をご覧ください。

では1つずつ解説していきます。

配信面の違い

GDNとYDAの大きな違いの1つが配信面です。

GDNではGoogleのディスプレイネットワーク上の幅広いメディアに配信できるのに対し、YDAはYahoo!のサービスがメインの配信面です。

 GDN YDA
  • ライブドアや食べログ、YouTubeなど多種多様なメディア
  • Yahoo!面を中心としたトップページやニュース、各種サービス
  • クックパッド・All About・毎日新聞などの外部メディア

具体的なYDAの配信面については以下の記事も参考にしてみてください。

フォーマットの違い

GDN、YDAはともにテキスト+画像/動画のフォーマットで広告配信が可能です。

しかし、バナーサイズの入稿規定が異なります。一言でいうと、GDNの方がバナーサイズが豊富に用意されています。

 GDN YDA
300×250、200×200、250×250、336×280、160×600、300×600、728×90、240×400、250×360、580×400、300×1050、468×60、120×600、930×180、970×90、970×250、980×120、300×50、320×50、320×100 600×600、300×250(600×500)、728×90、468×60、160×600、300×600、320×100(640×200)、320×50(640×100)

それぞれの入稿可能なサイズの詳細や規定については、下記記事をご覧ください。

ターゲティングの違い

GDN、YDAともに属性や興味、リマーケティングなどターゲティングできる主な機能はほとんど同じです。

「子供の有無」「世帯年収」「カスタムセグメント」などにおいてGoogleの方が若干ターゲティング項目が多い傾向にあります。

しかしYDAには「サーチターゲティング」という独自のターゲティング手法があります。

利用できるターゲティングの違いは、以下の通りです。

GDN YDA
ユーザー属性 年齢 年齢
性別 性別
子供の有無
世帯年収
ユーザーの興味・関心 アフィニティカテゴリ インタレストカテゴリー
カスタムセグメント
ユーザーが積極的に調べている情報 購買意向の強いセグメント
ユーザーの訪問履歴やサービス・商品の利用履歴 リマーケティング サイトリターゲティング
類似ユーザー 類似拡張
カスタマーマッチ
過去の検索履歴 サーチターゲティング
配信面のターゲティング トピックターゲット サイトカテゴリーターゲティング
キーワードによるコンテンツターゲット
プレースメントターゲティング プレイスメントターゲティング

YDAのターゲティングについて詳細は以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

【これから始める方へ】GDN運用の4つのコツ

では最後に、これからGDNを始めたい方に向けたGDN運用のコツを4つ紹介いたします。

  1. 目的を明確にする
  2. レスポンシブディスプレイ広告を活用する
  3. クリエイティブテストを行う
  4. ビュースルーコンバージョンも注力する

順番に解説していきます。

1.目的を明確にする

GDNの配信において1番大事なのが「なんのためにGDNを配信するのか?」という目的を明確にすることが重要です。

GDNは紹介したとおりターゲティング方法も多く、動画や画像などのフォーマットも用意されています。

そのため目的に沿って、「誰に」「何を」「どう」届けるかの設計をしっかり立ることで、適切な人に適切な内容で広告を届けることができます。

例えば、ビジネスパーソン向けの講座の広告の例を挙げてみます。

 目的 ビジネスウーマンに対して講座受講の需要を喚起し、講座申し込みをしてもらう
 方法 誰に  全国の20代〜40代の長期的なキャリアアップを目指す女性
何を 再来月開催される女性限定のキャリアアップ講座
どう 女性向けの「育休」や「働き方」など含めたメッセージでクリエイティブやバナー広告も用意する

ユーザー属性「女性/25〜44歳」/アフィニティで「ニュース」/トピックターゲットで「ビジネス・産業」

このように目的を定めると、具体的なアクションが見え適したメッセージで適したユーザーに広告を配信することができます。

2.レスポンシブディスプレイ広告を活用する

レスポンシブディスプレイ広告は、画像とテキストを入稿すると、サイズやフォーマットが自動調整されて様々なサイズの広告枠に表示される広告です。

通常のバナー広告では、広告枠に対応したサイズのバナーを入稿しなければ、そのサイズの広告枠には配信できません。

ですがレスポンシブディスプレイ広告を使うと色々な広告枠に配信され、表示回数を高めることが可能です。

さらにバナーのリサイズの手間も軽減されるため、運用に集中できスピーディな効果検証を進めることができます。

GDNのレスポンシブディスプレイについてより詳細を知りたい方は下記記事も参考にしてみてください。

3.クリエイティブ検証を行う

GDNではターゲティングと同じくらいクリエイティブが重要です。クリエイティブ検証は必ず行うことをおすすめします。

なおクリエイティブはやみくもに作らず、いくつか訴求軸を決めて作成し配信するのが良いでしょう。

例えば旅行ツアーの広告配信では「価格軸」「体験軸」「場所軸」などのようなイメージです。

そのうえで、いくつかのターゲティングとかけあわせてどの組み合わせが一番効果的なのかを検証していきます。

こうすることで、自社のGDN配信における必勝パターンを導き出すことができます。

4.ビュースルーコンバージョンも注力する

直接のコンバージョンが取りにくいGDNは、ビュースルーコンバージョンも成果指標として考えるのもおすすめです。

ビュースルーコンバージョンとは、「広告表示あり、クリック無し(広告閲覧のみ)のユーザーからのコンバージョン」です。

ビュースルーコンバージョンを使うことで、広告表示がコンバージョンにどのくらい寄与したかを測れます。

ぜひ併せて確認してみてください。

まとめ:GDNは認知拡大やリマーケティングに効果的!

本記事まとめ

  • GDNはGoogle広告で配信できるディスプレイ広告
  • 数百万ものGoogleのディスプレイネットワーク上に配信され、テキストのみ、またはテキスト+画像/動画で掲載される
  • GDNのターゲティングは大きく「ユーザー」「配信面」に分けられる

GDNは認知拡大だけでなく、リターゲティング配信で見込み顧客にもアプローチできる効果的な広告手法です。

少額からでも配信できるため、Google広告を運用しているのであればぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

GDNのより具体的な運用方法については「王道成功パターン&成功事例」の資料にまとめています!

これから始める方でもすぐに使えるノウハウをご覧いただけます。以下のリンクよりお気軽にダウンロードください。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
株式会社WALTEXにて、デジタルマーケティング支援会社を経営。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、VOYAGE MARKETING様など大手から中小企業まで支援実績多数。

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