サイトリンク表示オプションとは-CTRやCVRをアップする便利な機能!
リスティング広告を見ていると、やたらと面積が広く目立つ広告を見かけませんか?
それはおそらくサイトリンク表示オプションを設定しているからです。
サイトリンク表示オプションでは、クリック率の向上はもちろん、コンバージョン率の向上も期待できます。ぜひ利用をおすすめします。
とは言っても「設定方法が分からない」「どんな文言を設定したら分からない」といった疑問をお持ちの方もいますよね。
そこでこの記事では、サイトリンク表示オプションの概要から設定方法、活用事例まで解説します。
リスティング広告専門代理店の弊社が、初心者にも分かるようお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
サイトリンク表示オプションとは
サイトリンク表示オプションとは、通常の広告に追加でリンクを表示できるオプションです。
これだけだとピンとこないかもしれないので、実際の検索画面を見てみましょう。
以下赤枠部分は、PCで検索した場合のサイトリンク表示オプションです▼
サイトリンク表示オプションだけで、かなり広告の表示範囲(面積)が広がっていますよね。
また、次の赤枠部分がスマートフォンにおけるサイトリンク表示オプションです▼
こちらもかなり目立ちますよね。サイトリンク表示オプションは視認範囲が広がるだけでなく、信頼性のアップにもつながります。
PCの画像を見てわかる通り、サイトリンク表示オプションはリンクの下に説明文も追加できます。
説明文があるかないかでクリック率が変わってくるため、積極的に設定することをおすすめします。
また、サイトリンク表示オプションは表示するだけなら無料です。クリックされた際に、通常の広告と同じ料金が発生します。
サイトリンク表示オプションのメリット
Google広告ヘルプによると、サイトリンク表示オプションのメリットは次のように紹介されています。
- 更新が簡単: リンクテキストや URL は好きなときに変更できます。そのため、セールやキャンペーンに合わせて広告を最新の状態に保つことができます。新しいテキスト広告を作成したり、編集したりしなくても、サイトリンクを追加できます。
- クリックに関する詳細なデータを取得: サイトリンクが表示されたときの広告のクリック数がわかります。この掲載結果データは、キャンペーン、広告グループ、広告別に表示できます。掲載結果データを分割表示して、個々のサイトリンクと広告の他の部分(広告見出し、他のサイトリンク、他の表示オプションなど)のクリック数を比較することもできます。
- データを保持したままサイトリンク表示オプションの編集が可能: サイトリンクを編集しても掲載結果データがリセットされることはありません。
- モバイル向けにサイトリンクをカスタマイズ: モバイル向けのサイトリンクを作成してモバイル端末に表示できます。
- 開始日と終了日を設定: サイトリンクを表示する期間、曜日、時間帯を指定できます。
Google広告ヘルプ「サイトリンク表示オプションについて」より引用
また、上記以外にもメリットはまだまだあるんです。以下は弊社が考える3つのメリットです。
- 他の広告より目立つため、クリック率が向上
- 広告の信頼性アップ
- 信頼性アップに伴うコンバージョン率の向上
実際に、Twitterを見ているとサイトリンク表示オプションでクリック率やコンバージョン率が上がっている人もいます。
かなり昔からある機能なんだけど、広告表示オプションのサイトリンクはページ内リンクが使えるのでアフィサイトなんかも結構おすすめ。サイトリンクのCTRは30〜50%と激高で経由流入ユーザーのCVRも悪くない。
希望掲載順位に飛ばすも良し。連動コンテンツに飛ばすも良し。
記述はHTML5推奨デス pic.twitter.com/0duYqPYFNu
— ピア (@ad__pia) September 22, 2019
ただリスティング広告出すだけじゃなくて、サイトリンク表示オプションなども活用することで、露出が増えるので、クリック率を高められる!#リスティング #リスティング広告 #グーグル広告
— くにたろう@燕党フロサポ (@kuni92lp) June 5, 2019
Google AdWordsの広告表示オプションいろいろありますが、なるべく設定しておきましょうね。コールアウトやサイトリンク、できる限り数を登録しておきましょう。そこからCVが発生します。 pic.twitter.com/4qgKMsRU3L
— 中尾豊 増刷決定🎉【LP最強の3パターン制作・運用の教科書】地方で勝つ戦略/PROPO,Inc. (@propo0202) February 20, 2018
設定するだけなら料金はかからないので、ぜひ試してみてください。
サイトリンク表示オプションのデメリット
メリットの多いサイトリンク表示オプションですが、デメリットはどんなものがあるのでしょうか?
結論から言うと、そこまで大きなデメリットはありません。ですが強いて言うなら、管理コストが増加することがデメリットと言えます。
例えば、リンクのURLを変更した場合や特集・セールが終わった場合には、サイトリンク表示オプションも設定し直す必要があります。
これを忘れるとデッドリンクとなってしまい、リンク先にアクセスできない場合も。ケースとしては少ないですが、念頭に置いておきましょう。
とはいえ、このデメリットを考慮してもサイトリンク表示オプションはおすすめの機能ですよ。
サイトリンク表示オプションの文字数
サイトリンク表示オプションの文字数は、次の通りです。
- リンクテキスト:半角25文字(全角12文字)
- 説明文:半角35文字(全角17文字)
上記を超える文字数では設定できません。
サイトリンク表示オプションの設定方法3ステップ
ここでは、実際にサイトリンク表示オプションを設定する方法3ステップを画像付きで解説します。
- [広告表示オプション]から青い[+]マークをクリックし、[サイトリンク表示オプション]を選択▼
- 追加先を選択し、サイトリンクの内容を入力していきます▼
- 入力が終わったら[保存]をクリックします。
以上でサイトリンク表示オプションの設定は完了です。お疲れ様でした。
サイトリンク表示オプションの活用事例5選
ここでは、サイトリンク表示オプションの活用事例を5つご紹介します。
「どのような内容を設定すれば良いのか分からない!」という方はぜひ参考にしてください。
【サイトリンク表示オプションの活用事例5選】
- 商品名を設定
- ターゲットユーザー別に設定
- サービス別に設定
- 特集・セールを設定
- ブランド名を設定
それぞれ順番に見ていきましょう。
商品名を設定
商品名を設定する方法です。例えば付箋メーカーの場合、以下のように商品名を設定します。
これにより、ユーザーは気になる商品からサイトを見ることができます。
ターゲットユーザー別に設定
商品のターゲットを設定する方法です。例えばアパレル系ECサイトの場合、次のように設定します。
読者からしても、あらかじめ自分に合った商品を閲覧できるので便利ですよね。
サービス別に設定
展開しているサービス別に設定する方法です。例えば広告代理店の場合、下記のようなイメージになります。
探しているものや気になるサービスがある場合、ついクリックしてしまいませんか?
特集・セールを設定
現在行っている特集やセールを設定する方法です。
特集やセールが終わり次第設定の修正が必要ですが、キャッチーで魅力的な訴求ができます。
ブランド名を設定
取り扱っているブランド名を設定する方法です。以下はカメラ販売を扱っているサイトの一例です。
できるだけ人気のブランドを設定するのがポイントです。
まとめ:サイトリンク表示オプションで掲載結果をグレードアップしよう
サイトリンク表示オプションは広告の視認範囲を広げ、クリック率だけでなくコンバージョン率の向上も期待できる優秀な機能です。
管理コストが増加する以外はほとんどデメリットがないので、ぜひ設定してみてください。
投稿者

- 株式会社WALTEX 代表取締役
- 新卒にて㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループの㈱ウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→副業から事業拡大した後、株式会社WALTEXを創業。DX/デジタルマーケティング支援会社を経営。コツコツ積み上げるSEOが好きで、WEB広告関連の「567KW」でSEO1~3位表示中(20年10月時点)