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2022/2/2 Facebook広告

Facebookカルーセル広告とは?効果的な活用法と最大限成果を出す3つのコツ

Facebook広告の配信スタイルのひとつである「カルーセル広告」。上手に利用することで、大きな成果を得ることができるでしょう。

この記事では、Facebookのカルーセル広告について、以下のような内容を詳しく解説します。

  • Facebookにおけるカルーセル広告とは
  • カルーセル広告の作成方法
  • どんなときに使うべきか
  • 成果を出すためのコツ
  • Facebookカルーセル広告の事例

Facebookカルーセル広告の作成方法を確認したい方や、どんなプロモーションに適しているのか知りたい方はぜひ参考にしてください。

 

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Facebook広告の運用に役立つポイントをまとめているので、以下のページからお気軽にダウンロードしてください。

Facebookのカルーセル広告とは

Facebookのカルーセル広告は、Facebook広告の配信形式のひとつです。1つの広告に複数の画像や動画・見出しなどを表示することができます。

「カルーセル」(carousel)とは、「回転木馬」(メリーゴーラウンド)を意味する英語です。

メリーゴーラウンドのように複数の画像(動画)を動かして閲覧することができることから、その名前がつけられたと言われています。

Facebookカルーセル広告はテキストとカードで構成される

Facebookカルーセル広告はテキストに加え、「カード」と呼ばれる要素で構成されています。

画像出典:カルーセル広告の7つの活用法 | Facebook for Business

カードには、下記の要素が含まれます。

  • 画像
  • 見出し
  • 詳細(説明文)
  • CTAボタン
  • リンク先

1枚の画像のみ使用した広告と比較すると、よりレベルの高い広告体験をユーザーに届けることができるでしょう。

Facebookカルーセル広告の3つの特徴

Facebookカルーセル広告には、下記のような3つの特徴があります。

  1. 最大10枚のカードが使える
  2. それぞれのカードに違うリンク先を設定できる
  3. Instagramにも配信できる

ひとつずつ解説していきましょう。

1.最大10枚のカードが使える

設定できるテキストは1種類のみですが、カードは最大10枚作成して配信することができます。

カードを複数作成することで、より多くの情報をユーザーに届けることができるでしょう。

2.それぞれのカードに違うリンク先を設定できる

Facebookカルーセル広告では、カードにリンク先を設定することができます。

カードに設定するリンク先は、1枚1枚異なるものを設定することが可能です。複数の商品ページがある場合などに活用できるでしょう。

3.Instagramにも配信できる

カルーセル広告は、Instagramにも配信することができます。

画像を複数枚使えるカルーセル広告は、画像メインのSNSであるInstagramにマッチしていると言えるでしょう。

カルーセル広告の作成について


カルーセル広告は、Facebook広告マネージャから作成することができます。

Facebookカルーセル広告作成の流れ

1.Facebook広告マネージャを開く

2.左上の[+ 作成]をクリック

3.新しいキャンペーンを作成する場合は適した目的を選択する

※既存のキャンペーンを使用することもできる

4.新しいキャンペーンを作成した場合は必要に応じてキャンペーン・セットの情報を入力し、[次へ]をクリック

5.[広告に表示する名前]から、カルーセル広告に使用するFacebookページを選択

6.[広告設定]で[カルーセル]をクリック

7.[クリエイティブ]で使用する画像・見出し・詳細・ウェブサイトのURL(リンク先)を設定する

※動画を使用する場合は、下部[メディアを追加]から[動画を追加]をクリック→動画用カードが作成される

8.必要に応じて[一番パフォーマンスが高いカードを自動的に最初に表示][ページのプロフィール写真のカードを最後に追加]のチェックを外す

※設定した順番通りにカードを表示させたい場合は、[一番パフォーマンスが高いカードを自動的に最初に表示]のチェックを外す

9.[メインテキスト]・[コールトゥアクション]を設定する

※[ページのプロフィール写真のカードを最後に追加]にチェックした場合のみ、[もっと見る]のURLと[他のディスプレイリンクを見る]のリンクを設定可能。
[もっと見る]がリンク先、[他のディスプレイリンクを見る]が最後のカードに表示されるリンク文字列となる

10.必要に応じて[トラッキング]情報を設定し、[公開]をクリックして作成完了。

Facebookカルーセル広告に使用する画像・動画の推奨サイズ

Facebookカルーセル広告に使用する画像と動画には、それぞれ推奨サイズなどが設定されています。

詳細は下記のとおりです。

共通項

  • アスペクト比: 1:1
  • アスペクト比の比率許容誤差: 3%

画像

  • 解像度:1080 x 1080ピクセル
  • 画像のファイルフォーマット: .jpg、.png
  • 画像の最大ファイルサイズ: 30MB

動画

  • 動画の長さ: 240分以内(15秒を推奨)
  • 動画のファイル形式: GIF・MOV・MP4
    ※その他27の形式に対応していますが、推奨は上記3つの形式
  • 動画の最大ファイルサイズ: 4GB

出典:Facebookカルーセルのデザイン仕様 | Facebook Businessヘルプセンター

どんなときに使う?カルーセル広告7つの活用方法

【カルーセル広告7つの活用方法】

  1. ひとつの商品をとことん売り込む
  2. 商品の使い方を紹介する
  3. アプリの中身をチラ見せする
  4. 資料の中身をチラ見せする
  5. 商品が出来上がるまでのストーリーを紹介する
  6. 商品を利用している顧客を紹介する
  7. 複数の商品を紹介する

ここまで、カルーセル広告の作成方法を説明しました。

ここからは、実際にどんなときにカルーセル広告を使うことで高い効果が得られるのか、7つの活用方法を解説します。

参考:カルーセル広告の7つの活用法 | Facebook for Business

1.ひとつの商品をとことん売り込む

「取り扱っている商品がひとつしかない」という時でも、カルーセル広告は非常に有効です。

カルーセル広告を利用することで、複数のカードを用いて商品の良さをとことん説明することができます。


画像出典:カルーセル広告の7つの活用法 | Facebook for Business

上記のように、1枚の写真を分割して複数のカードに設定することで、インパクトのある表現も可能になるでしょう。

2.商品の使い方を紹介する

商品の使い方を説明したい時も、カルーセル広告の出番です。

カードに1枚ずつ説明を表示することで、ユーザーが実際に商品を利用した際の想像がしやすくなります。

実際、以前Webサービスページのスクリーンショットを使用して利用の流れを説明したカルーセル広告を配信したところ、CTRが増加しました。

具体的な想像ができることで、ユーザーの興味を引くことができたと考えられます。

3.アプリの中身をチラ見せする

現在ではApp StoreやGoogle Playなどのアプリ配信ページにおいて、スクリーンショットや動画を複数設定できるようになりました。

カルーセル広告を使用することで、アプリ配信ページと同様の表現が可能になります。

アプリは、インストールするまでその中身が見えません。

広告でもアプリの中身を紹介することで、ユーザーは利用した際の想像をしやすくなります。

複数の画像や動画を使用することで、より強くインストールを促すことができるでしょう。

4.資料の中身をチラ見せする

宣伝する対象がサービスである場合にもカルーセル広告は有効活用できます。

具体的な商品・アプリが無い場合も、下記のような方法を試してみましょう。

  • サービスのパンフレット画像を用いて、サービス内容を詳しく紹介する
  • メディアを宣伝する場合、記事を複数ピックアップしてカードで紹介する

無形商材でも情報量の豊富な広告を作成することで、成果を向上させることができるでしょう。

5.商品が出来上がるまでのストーリーを紹介する

  • 商品やサービスが完成するまでの道のり
  • 試行錯誤やこだわったポイント

これらの内容を紹介する際にも、カルーセル広告を活用するとよいでしょう。

いわゆる「裏話」はユーザーの興味を引きやすいコンテンツです。

カルーセル広告を使用してユーザーに「裏話」を伝えましょう。

6.商品を利用している顧客を紹介する

カルーセル広告は、商品やサービスを利用しているユーザーの声を紹介することにも長けています。

実際の口コミを一言抜粋して見出しに設定したカードを複数利用したところ、通常広告よりもCVR(コンバージョン率)が上昇したという事例も。

口コミが多くある場合は、積極的に使用していきましょう。

7.複数の商品を紹介する

宣伝したい商品やサービスが複数ある場合は、カルーセル広告をカタログのように使用するとよいでしょう。

画像出典:カルーセル広告の7つの活用法 | Facebook for Business

それぞれのリンク先を該当商品ページに設定することで、ユーザーはスムーズにショッピングを行うことができます。

CVRの向上も見込めるでしょう。

カルーセル広告で最大限成果を出すための3つのコツ

【カルーセル広告で成果を出すための3つのコツ】

  1. 画像以外の要素も最大限活用する
  2. パフォーマンスが良いカードを最初に表示する
  3. 多くの事例を参考にする

ここまで、具体的な活用方法をご紹介してきました。

ここからはFacebookカルーセル広告を使用したマーケティングで、最大限成果を出すための3つのコツをお伝えします。

参考:カルーセル広告のベストプラクティス | Facebook Businessヘルプセンター

1.画像以外の要素も最大限活用する

カードを構成する画像以外の要素も最大限活用しましょう。

  • 見出し
  • 説明文
  • CTAボタン
  • リンク先

ユーザーに伝えたい情報を散りばめて、多角的にアプローチすることが大切です。

特に、CTAボタンは必ず設定するべき要素だと言えます。

実際にCTAボタンの有無で成果が変化した事例も。もちろん、CTAボタン有の広告が良い成果を挙げています。

2.パフォーマンスが良いカードを最初に表示する

「一番パフォーマンスが高いカードを自動的に最初に表示」にチェックを入れることで、最もクリックされているカードが最初に表示されるようになります。

順番にこだわりがない場合、基本的にチェックを入れておくとよいでしょう。

順番が後ろのカードは、相対的にパフォーマンスが低いということになります。

内容や画像の差し替えを検討することで、さらにパフォーマンスを向上させることができるでしょう。

3.多くの事例を参考にする

Facebookカルーセル広告は、上記のようにさまざまな活用方法があります。

実際にカルーセル広告を上手に活用している事例を参考にして、自社の配信に活かしましょう。

以下から、実際に配信されているFacebookカルーセル広告の活用事例を紹介します。

カルーセル広告の投稿事例


ここからは、実際に配信されているFacebookカルーセル広告の活用事例を紹介していきます。

参考・画像出典:FB Carousel Format Creative Examples | Facebook

海外企業

ターゲット・コーポレーション


画像出典:https://www.facebook.com/carouselformat/posts/1651040471876793

雑貨・食料品などを取り扱っている会社です。

月・火・水・木・金と、曜日とともに1つずつ商品を紹介しています。

色合いもポップで目を引きます。

ヌテラ


画像出典:https://www.facebook.com/carouselformat/posts/1631029937211180

有名なスプレッドを販売している会社です。

複数枚で1枚の画像に見えるように画像を使用しています。

カードをダイナミックに使用しており、ファーストビューに違和感がないことがポイントです。

日本企業

ベンツ


画像出典:https://www.facebook.com/business/success/mercedes-benz-japan

メルセデス・ベンツの日本支社です。複数の車種を紹介しています。

※こちらは「自動車インベントリー広告」という形式を使用しています。

ローソン


画像出典:https://www.facebook.com/carouselformat/posts/1623795207934653

全国展開するコンビニチェーンのローソンです。

おすすめの商品やキャンペーンなどを複数紹介しています。

「映える」写真・商品のチョイスも参考になります。

まとめ:カルーセル広告は幅広い活用方法を持つ広告形式

本記事のまとめ

  • Facebookのカルーセル広告は1つの広告に複数の画像や動画・見出しなどを表示することができる配信形式
  • 活用の幅は広く1つの商品・サービス・アプリなどさまざまな対象を効果的に宣伝できる
  • 要素ひとつひとつにこだわり、他社の投稿事例も参考にして配信を行うとよい

Facebookカルーセル広告は、多角的な使い方が想定できると同時に、大きな可能性を秘めた配信形式です。

自社が宣伝したい商品・サービスに最適な使い方を見つけるために、テキストとカードのさまざまな組み合わせを試してみるとよいでしょう。

 

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投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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