Twitter広告の全種類|フォーマット,表示場所,ターゲティングの種類を総まとめ
最終更新日:2022年5月22日 | 投稿日:2021年6月4日
Twitter広告と言っても様々な種類があり、全てを把握しづらいと思う方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、Twitter広告について、以下の全種類を解説します。
- クリエイティブフォーマットの種類
- 表示される場所
- ターゲティングの種類
複雑なTwitter広告の種類をできるだけわかりやすくまとめたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
Twitter広告クリエイティブフォーマットの種類5つ
まずは、Twitter広告のクリエイティブフォーマットを紹介します。
Twitter広告のクリエイティブフォーマットは、2021年4月に名称が変更されました。
2021年5月現在、Twitter広告で使用できるクリエイティブフォーマットは以下の5つです。
- プロモ広告
- フォロワー獲得広告
- Twitter Amplify
- Twitterライブ
- Twitterテイクオーバー
以下に過去の対応する名称をまとめました。
現在の名称 | 旧名称 |
---|---|
プロモ広告 | 「プロモツイート」内
「動画」内
|
フォロワー獲得広告 | 「プロモツイート」内
|
Twitter Amplify | 「動画」内
|
Twitterライブ | 「動画」内
|
Twitterテイクオーバー | 「ブランド」内
|
この他、旧名称「カード」はおおむね「プロモ広告」に内包されています。
また、投票機能やカンバセーショナルカードは「カスタム機能」としても紹介されています。
ここからは、新しくなったTwitter広告のクリエイティブフォーマットについて詳しく解説していきましょう。
1.プロモ広告
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
Twitter広告の中で最も一般的な広告です。
以下の広告は「プロモ広告」に分類されるフォーマットとして紹介されています。
- 画像広告:画像を使った広告
- 動画広告:動画を使った広告
- カルーセル広告:複数枚の画像・動画を使った広告
- モーメント広告:一連のツイートを作成しまとめたものを使用する広告
- テキスト広告:テキストのみの広告
2.フォロワー獲得広告
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
Twitterのアカウントそのものを宣伝し、フォロワーを獲得するための広告です。
以下のような場合に最適な広告形式だと言えるでしょう。
- ブランドの宣伝をしたい
- フォロワーを増やしたい
旧名称は「プロモアカウント」で、プロモツイートの内のひとつとして紹介されていました。
3.Twitter Amplify
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
Twitter Amplifyは、動画の前に流れる広告、いわゆる「プレロール広告(動画の前に流れる広告)」を配信できるフォーマットです。
Amplifyプレロール
プレロール広告を配信できます。
用意された動画コンテンツのカテゴリを選択することで、宣伝したい商品やサービスに合った動画に広告を配信できる仕組みです。
Amplifyスポンサーシップ
Amplifyスポンサーシップでは、広告を配信する動画の提供者(パブリッシャー)を選択できます。
より一体感のある動画コンテンツとして広告を配信できることがメリットです。
動画の仕様などはAmplifyプレロールと同様です。
4.Twitterライブ
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
Twitter上でライブ配信を行い、宣伝したい内容を発信できるフォーマットです。
以下のような場合に適しているフォーマットだと言えるでしょう。
- 新製品・新サービスの発表会やイベントの中継
- 観光地など、土地や季節ならではの情報を発信する場合
配信は「Media Studio Producer」という専用のツールを通して行います。
そのため、Media Studio Producerのストリーミング仕様に合った配信環境を用意することが大切です。
5.Twitterテイクオーバー
Twitterテイクオーバーは、買い切り型の広告フォーマットです。
管理画面から作成するプロモ広告などとは違い、1日単位で広告枠を購入し、配信を行うフォーマットです。
大きく分けて
- タイムラインテイクオーバー
- トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラス
の2種類があるので、順番に解説します。
タイムラインテイクオーバー
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
タイムラインテイクオーバーを使用して広告を配信すると、ユーザーがその日初めてTwitterを開いたタイミングでタイムラインの1番上に広告を表示できます。
ユーザーが1日の最初に見る広告となるため、大きな印象を残すことができるでしょう。
タイムラインテイクオーバーは、以下のフォーマットに対応しています。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- Twitterライブ
- カンバセーションボタンおよび投票付きのプロモ広告
- ブランド絵文字
- ブランド通知
トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラス
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
トレンドテイクオーバーは、トレンド画面にハッシュタグとテキストで構成された広告を掲載できる広告フォーマットです。
トレンドテイクオーバープラスは、上記にプラスし画像・動画などのメディアを使用できます。
どちらもTwitterの[話題を検索]タブ(虫眼鏡のボタン)を押すと表示される画面に広告が表示される仕組みです。
「情報を検索したい」「最新の情報を知りたい」と考え[話題を検索]タブを開いたユーザーに対して、トレンドに連動した広告を表示できます。
Twitter広告が表示される場所の種類7つ
次に、Twitter広告が表示される場所をご紹介します。
Twitter広告が表示される場所は、以下の7箇所です。
Twitter広告が表示される場所
- タイムライン(TL)
- 検索ページTOP
- 検索結果
- プロモトレンドの検索結果
- アカウントのプロフィール
- 公式Twitterクライアント
- オーディエンスプラットフォーム
※7.のオーディエンスネットワークのみ、Twitter外の場所を指しています
以下からひとつずつ解説していきましょう。
1.タイムライン(TL)
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
Twitter広告は、Twitterで自身が投稿した内容やフォローしたユーザーの投稿を確認できるタイムライン(TL)に表示されます。
表示される可能性がある広告は以下の通りです。
- プロモ広告
- フォロワー獲得広告
- Twitter Amplify(動画コンテンツの前)
- Twitterライブ
- タイムラインテイクオーバー
2.検索ページTOP
Twitterで虫眼鏡のボタンを押すと表示されるページにも広告が表示されます。
正式名称は「[話題を検索]タブ」です。「トレンド画面」とも呼ばれています。
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラスで配信する広告が表示される可能性があります。
3.検索結果
画像出典(左):Twitter広告クリエイティブの仕様
[話題を検索]タブから検索を行った結果表示されるツイート群の中にも、広告が表示されることがあります。
表示される可能性がある広告は以下の通りです。
- プロモ広告
- フォロワー獲得広告
- Twitter Amplify(動画コンテンツの前)
4.プロモトレンドの検索結果
画像出典(左):Twitter広告クリエイティブの仕様
[話題を検索]タブを開くと、トレンド情報が表示されます。
トレンド情報をクリックすることでトレンドに関する情報を確認できますが、そのトレンド情報ページ(プロモトレンドの検索結果)においても広告が表示されることがあります。
表示される可能性がある広告は「検索結果」と同様です。
5.アカウントのプロフィール
アカウントのプロフィールページを確認した際にも、広告が表示されることがあります。
表示される可能性がある広告は「検索結果」と同様です。
6.公式Twitterクライアント
画像出典:「いま」を見つけよう / Twitter
Twitterの公式クライアントを使用していると、広告が表示されることがあります。
Twitterの公式クライアントとは、以下のアプリなどを指します。
- Twitter for iPhone
- Twitter for Android
- Twitter公式デスクトップクライアント
- Twitter公式モバイルクライアント
すべての広告が表示される可能性があります。
7.オーディエンスプラットフォーム
画像出典:Twitter広告クリエイティブの仕様
オーディエンスプラットフォームとは、Twitterが有しているモバイル広告ネットワークです。
オーディエンスプラットフォームに広告を配信する設定を行うと、Twitter外のアプリやWebサイトにもTwitterで作成した広告を配信できます。
Twitter広告のターゲティングの種類3つ
ここからは、Twitter広告のターゲティングについて紹介します。
Twitter広告で使用できるターゲティングは、以下の3種類です。
Twitter広告で使用できるターゲティング
- オーディエンスの特性
- オーディエンスタイプ
- あなたのビジネスのオーディエンス
ひとつずつ解説していきます。
1.オーディエンスの特性
「オーディエンスの特性」では、ユーザーのデモグラフィック属性にもとづいた以下のターゲティングを使用できます。
- 地域ターゲティング
- 言語ターゲティング
- 端末、プラットフォーム、Wi-Fiターゲティング
- 年齢ターゲティング
- 性別ターゲティング
地域ターゲティングはローカルビジネスや地域限定セールを行う場合に役立つでしょう。
ターゲットユーザーの年齢や性別が明確な商品・サービスの宣伝を行う際には、特にしっかりとした設定をおすすめします。
2.オーディエンスタイプ
「オーディエンスタイプ」は、ユーザーが行っている会話や行動などにもとづいたターゲティングを使用できます。
- 会話ターゲティング
- イベントターゲティング
- ツイートにエンゲージメントした利用者のターゲティング
- キーワードターゲティング
- 映画とテレビ番組のターゲティング
- 興味関心ターゲティング
- フォロワーが似ているアカウントのターゲティング
特定のキーワードをつぶやいているユーザーに対して広告を配信したい場合や、映画・テレビ番組などリアルタイムな出来事に連動させて広告を配信したい場合に有効です。
3.あなたのビジネスのオーディエンス
あなたのビジネスのオーディエンス2種類
- フォロワーターゲティング
- カスタムオーディエンス
「あなたのビジネスのオーディエンス」は、名称の通り自身のビジネスに関するオーディエンスをターゲティングできるものです。
フォロワーターゲティングでは、自身のTwitterアカウントをフォローしているユーザーをターゲティングすることができます。
カスタムオーディエンスは、自身が保持しているリストなどを用いて作成できるターゲティングリストです。
作成できるカスタムオーディエンスは以下の通りです。
名称 | 概要 |
---|---|
リスト | メールアドレスなどにもとづいたオーディエンス |
ウェブサイトアクティビティ | ウェブサイトから収集したアクセス履歴などにもとづいたオーディエンス |
アプリアクティビティ | ユーザーのアプリインストールなどの行動にもとづいたオーディエンス |
Twitter広告でリターゲティングを行えるため、ぜひ取り入れたいターゲティング方法です。
まとめ:Twitter広告の種類を把握してとことん活用しよう!
本記事のまとめ
- Twitter広告のクリエイティブフォーマットは大きく分けて5種類
- 表示される場所は7箇所で、広告の目的やフォーマットによって異なる
- ターゲティングの種類は3つで、ユーザー属性や会話内容などを指定してターゲティングを行える
- Twitter広告はリターゲティングが可能
どの種類にも適した商品・サービスがあるため、自社に適した「種類」を把握することでTwitter広告の効果を上げることができるでしょう。
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投稿者
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。