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2021/1/1 ブログ

Googleレスポンシブ検索広告(RSA)とは?使える記号や利用時の注意点まとめ

Google広告の中のひとつである、Googleレスポンシブ検索広告(RSA)。

便利な広告ではありますが、利用する際には気をつけるべきポイントも存在します。

そのため、

「使ってみたいけど上手に成果を出すのが難しそう」
「うまく使いこなす方法がわからない」

という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そのような悩みを持つ方向けに、Googleレスポンシブ検索広告とは何か、メリットや注意点などをまとめました。

5分程度でレスポンシブ検索広告の全体像が理解できるはずですので、ぜひご一読ください。

なお、リスティング広告を始めたばかりの方は、以下の記事を読んでおくことで、レスポンシブ広告についてもより理解を深められます。

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目次

レスポンシブ検索広告とは

Googleレスポンシブ検索広告(RSA)とは、複数の広告見出しや説明文を組み合わせた広告をユーザーに配信できる広告です。

従来は広告見出しと説明文の組み合わせを、手動で複数作成していました。(拡張テキスト広告)

一方レスポンシブ検索広告は、活用することで広告見出しと説明文のさまざまな組み合わせを自動的に試すことができるのです。

レスポンシブ検索広告では、広告見出しが最大3個、説明文が最大2個使用された広告が作成されます。

レスポンシブ検索広告を使用するメリット4つ

ここからは、レスポンシブ検索広告を使用することで得られるメリットを4つ紹介します。

  1. 複数の広告見出し・説明文の組み合わせを効率的に試せる
  2. ユーザーのデバイスに合わせた広告文を作成してくれる
  3. 検索語句との関連性が高い広告文の組み合わせを作成してくれる
  4. 品質スコアが改善されて広告の表示回数が増加する可能性がある

以下から、ひとつずつ確認していきましょう。

1.複数の広告見出し・説明文の組み合わせを効率的に試せる

レスポンシブ検索広告は、設定した複数の広告見出し・説明文を自動的に組み合わせて広告を作成するという仕組みです。

そのため複数の広告見出しと説明文の組み合わせを試したい場合でも、手動で作成する必要はありません。

組み合わせたい広告見出しと説明文を設定しておけば、さまざまな組み合わせを効率的に試すことが可能です。

2.ユーザーのデバイスに合わせた広告文を作成してくれる

PC・スマートフォン・タブレットとさまざまなデバイスがありますが、レスポンシブ検索広告はデバイスに適した形で広告見出し・説明文を組み合わせてくれます。

以下は、Googleのヘルプページからの引用です。

デバイスの幅に適応した柔軟な広告が作成されるため、さらに広いスペースを使って見込み顧客にメッセージを伝えられます。

広告見出し・説明文の文字数を判断し、各デバイスで見やすい長さの広告を自動的に作成してくれると考えられます。

ユーザビリティを意識しているGoogle。それぞれのデバイスで見やすい長さの広告を配信できることは、広告自体の評価を上げることにもつながるでしょう。

3.検索語句との関連性が高い広告文の組み合わせを作成してくれる

Googleレスポンシブ検索広告では、ユーザーの「検索語句」との関連性が高い広告見出し・説明文を自動で組み合わせてくれます。

複数の広告見出しと説明文を設定しておくだけで、ユーザーの検索ニーズに応じた最適な広告文の組み合わせを考えてくれるということです。

Google AnalyticsのエバンジェリストAvinash Kaushik氏も「Googleでの検索に使用される言葉は、毎日16%がそれまでまったく使われたことがなかった言葉である」と発言しています▼

このように、ユーザーの検索ニーズは日々多様化しています。多様化するニーズに応えるための魅力的なメリットだと言えるでしょう。

4.品質スコアが改善される可能性がある

レスポンシブ検索広告を導入することで、品質スコアが改善される可能性があります。

広告・キーワード・LPの品質を表す品質スコア。算出に用いられる要素のひとつに「広告の関連性(広告とユーザーの検索意図が一致している度合い)」があります。

レスポンシブ検索広告は、上述の通り検索語句との関連性が高い広告見出し・説明文を自動で組み合わせて表示が可能です。

そのため、検索語句と広告の関連性が高まることが予想できるでしょう。

結果、品質スコアの向上に貢献するというわけです。

品質スコアへの良い影響は広告の品質、広告の掲載順位を決める広告ランクにも影響します。

広告ランクが上がることで、「広告の掲載順位が高くなる」「広告の表示回数が増える」など、さまざまな良い影響が考えられます。

レスポンシブ検索広告のデメリット2つ

多くのメリットがあるレスポンシブ検索広告ですが、デメリットも存在します。

  1. 組み合わせごとの広告効果は確認できない
  2. バリエーションを分けて多くの訴求を考える必要がある

ひとつずつ確認していきましょう。

1.組み合わせごとの広告効果は確認できない

広告見出し・説明文のさまざまな組み合わせを試せるレスポンシブ検索広告ですが、作成された組み合わせそれぞれの広告効果は確認できません。

確認できるパフォーマンスは、以下の通りです。

  • 広告見出し・説明文ごとの表示回数
  • 表示回数の多い組み合わせ
  • 「最良・良・低」3段階の掲載結果

※これらのパフォーマンスを確認するためには、確認したいレスポンシブ検索広告が「Google検索結果の上部に30日間で5,000回程度」表示されている必要があります。

レスポンシブ検索広告の改善を行いたい場合は、表示回数の少ない、または掲載結果「低」の広告見出し・説明文を確認して変更していくとよいでしょう。

2.バリエーションを分けて多くの訴求を考える必要がある

レスポンシブ検索広告では登録したすべての広告見出し・説明文が組み合わせられる可能性があります。

そのため、幅広いターゲットへの訴求は効果が出づらい傾向があります。

対策としては「年齢層別」「ニーズ別」などターゲットを細分化した上でグループを分けてレスポンシブ検索広告を作成することです。

それぞれのターゲット層にマッチする広告見出し・説明文を登録するとよいでしょう。

レスポンシブ検索広告の基本的な設定方法

ここからは、レスポンシブ検索広告の基本的な設定方法を説明します。

1.「広告」タブの+ボタンをクリックし、「+レスポンシブ検索広告」をクリックする

まずGoogleの広告管理画面で、「広告」タブの+ボタンをクリックします。

表示された「+レスポンシブ検索広告」をクリックすることで、レスポンシブ検索広告の作成画面に移動します。

2.最終ページURL、表示URLパスを入力する

作成画面はこのようになっています。

まずは、最終ページURLと表示URLのパスを入力しましょう。

最終ページURLは、広告がクリックされた際に表示されるページです。

表示URLのパスは、「www.example.com/パス1/パス2」のように、「最終ページURLのドメイン+パス」で表示されます。日本語を用いても構いません。

LP内容に沿った内容を入力して訴求力を上げましょう。

3.広告見出しを最大15個設定する

広告見出しは、以下の通り設定できます。

  • 最低5個、最高15個まで設定可能
  • 半角30文字、全角15文字まで入力可能

最初は見出しの入力枠が7つ表示されている状態のため、8つ以上入力する場合は「広告見出しを追加」をクリックしてください。

4.説明文を最大4個設定する

説明文は、以下の通り設定できます。

  • 最低2個、最高4個まで設定可能
  • 半角90文字、全角45文字まで入力可能

最初は入力枠が2つ表示されている状態のため、3つ以上入力する場合は「説明文を追加」をクリックしてください。

トラッキング情報を設定したい場合は「広告のURLオプション」をクリックし、入力を行って完成です。

なお、広告見出しと説明文は特定の位置に固定することができますが、推奨はされていません。

見出し・説明文を固定してしまうと、組み合わせの総数が減ってしまうためです。

どのような組み合わせになっても問題ない見出しと説明文を設定しましょう。

レスポンシブ検索広告を作成する際に気をつける注意点6つ

ここからは、レスポンシブ検索広告を作成する際に気をつけるべき注意点6つを解説します。

  1. 広告見出しは異なるパターンのものを作成する
  2. 可能な限り多くの見出し・説明文を設定する
  3. できるだけ配信ボリュームが大きいキャンペーンで配信する
  4. 1つの広告グループにつきレスポンシブ検索広告を1つ作成する
  5. ユーザーのニーズを想定した広告見出し・説明文を作成する
  6. 「広告の有効性」を確認する

ひとつずつ確認していきましょう。

1.広告見出しは異なるパターンのものを作成する

設定する最大15個の広告見出しは、異なるパターンのものを作成しましょう。

Google広告は、レスポンシブ検索広告の重要なポイントとして、以下のような内容をヘルプページに掲載しています。

広告が表示される可能性を高めるには、同じフレーズや類似するフレーズを含まない独自性のある広告見出しを 5 つ以上指定し、広告の有効性によるフィードバックを活用して広告効果を高めます。冗長で似通った広告見出しを使用すると、広告の組み合わせを生成するシステムの機能が制限されます。

メインキーワードを含む見出しはもちろん、キーワードを含まない場合でも、以下のような内容でバリエーションを増やしましょう。

  • LPの内容に沿った見出し
  • 商品・サービスのメリット
  • ユーザーのニーズを満たす情報 など

2.可能な限り多くの見出し・説明文を設定する

組み合わせのパターンを増やせるよう、多くの見出し・説明文を登録しましょう。

レスポンシブ検索広告は「広告見出し・説明文のさまざまな組み合わせを試せる」という点が強みであるためです。

理想は、広告見出しは最大15個・説明文は最大4個と、最大数を設定することです。

3.できるだけ配信ボリュームが大きいキャンペーンで配信する

配信ボリュームが大きいキャンペーンで配信して、レスポンシブ検索広告の表示回数を多くしましょう。

レスポンシブ検索広告の表示回数が多くなると、広告見出しと説明文の組み合わせを試す機会が増加します。

結果、どのような広告見出し・説明文が良い成果を出すのかがスピーディに判明するでしょう。

4.1つの広告グループにつきレスポンシブ検索広告を1つ作成する

1つの広告グループにつき、レスポンシブ検索広告は3つまで作成できます。しかし、入稿するレスポンシブ検索広告は1つにしておきましょう。

レスポンシブ検索広告を1つのグループに複数登録すると、レスポンシブ検索広告同士で表示を競い合ってしまいます。

結果「どのような広告見出し・説明文・それらの組み合わせが良い成果を出すのか」という掲載結果が確認しづらくなってしまいます。

5.特定のユーザーのニーズを想定した広告見出し・説明文を作成する

レスポンシブ検索広告では登録したすべての広告見出し・説明文が組み合わせられる可能性があります。

そのため、漠然としたターゲットを想定するのではなく、ある程度ターゲットを絞るのがおすすめです。

その上で、それぞれのターゲット層のニーズにマッチする広告見出し・説明文を登録していくとよいでしょう。

6.「広告の有効性」を確認する

入稿画面の右上に、「広告の有効性」という欄があります。

この欄では、レスポンシブ検索広告をよりよいステータスにするために満たすべき項目を確認できます。

「未完了」から「優良」の評価範囲で確認できるため、表示される指示に従って入力状況を改善し、「優良」を目指しましょう。

レスポンシブ検索広告に使用できる記号一覧

ここでは、レスポンシブ検索広告に使用できる記号をご紹介します。

種別 記号(全角・半角) 全角 半角
句読点 、。 ×
カンマ、ピリオド , .
感嘆符 ! !
疑問符 ? ?
ダブルクォーテーション

シングルクォーテーション

” ”

‘ ’

パーセント記号 % %
アンド記号

アンパサンド

& &
シャープ

番号記号

# #
スラッシュ / /
コロン : :
ハイフン - -
括弧(半角OK) () ()
括弧(半角NG) <>

[]

【】

「」

『』

«»

《》

×
ドル記号 $ ×
円マーク ×
中黒

中点

×
省略記号

三点リーダ

なし
から

波形

波ダッシュ

×
チルダ ~ ~
商標記号 ® ™ ×

「レスポンシブ検索広告」と「動的検索広告」「拡張テキスト広告」の違い

検索広告は、レスポンシブ検索広告のほかに「動的検索広告」と「拡張テキスト広告」があります。

それぞれの違いを解説します。

レスポンシブ検索広告と動的検索広告の違い

動的検索広告(DSA:Dynamic Search Ads)は、Googleが自動で広告を作成してくれる仕組みを持った検索広告です。

  • リンク先URL
  • 広告見出し・説明文

これらの情報をWebサイトから引用し、広告を作成するという機能を持っています。

ユーザーの検索語句とWebサイトの関連性を判断して広告が作成・配信されるため、興味がないユーザーに配信される可能性が低いことも特徴です。

レスポンシブ検索広告との違いを表にまとめました。

レスポンシブ検索広告(RSA) 動的検索広告(DSA)
最終ページURL 手動で入力 自動で選定
広告見出し 手動で最大15個入力→自動で組み合わせて配信 自動で選定、配信
説明文 手動で最大4個入力→自動で組み合わせて配信 自動で選定、配信
配信先 指定したキーワードにもとづいて配信 ユーザーの検索語句とWebサイトの関連性を判断して配信

レスポンシブ検索広告と拡張テキスト広告の違い

拡張テキスト広告とは、広告見出し3個・説明文2個で構成された広告のことを指します。

「通常のテキスト広告」と呼んでも差し支えないでしょう。レスポンシブ検索広告との違いは以下の通りです。

レスポンシブ検索広告(RSA) 拡張テキスト広告
最終ページURL 手動で入力 手動で入力
広告見出し 手動で最大15個入力→自動で組み合わせて配信 手動で最大3個入力→入力された順番通りに配信
説明文 手動で最大4個入力→自動で組み合わせて配信 手動で最大2個入力→入力された順番通りに配信
配信先 指定したキーワードにもとづいて配信 指定したキーワードにもとづいて配信

拡張テキスト広告であれば、ユーザーに表示される内容そのままの広告を作成できます。

一方で、さまざまな広告見出しや説明文の組み合わせパターンを試すためには、それぞれのパターンの広告を入稿しなければなりません。

まとめ:レスポンシブ検索広告で広告文の新たな価値を見つけよう

本記事のまとめ

  • Googleレスポンシブ検索広告(RSA)は、複数の広告見出しや説明文を組み合わせた広告をユーザーに配信できる広告
  • 複数の広告文の組み合わせを効率的に試せるなど多くのメリットがある
  • タイプの異なる複数の見出しを登録するなど、注意点を理解して作成するとよい

レスポンシブ検索広告は、複数の広告見出しと説明文のさまざまな組み合わせパターンを効率よく試すことができます。

一方で、成果が出にくい組み合わせも配信される可能性があるため、広告の成果を見たときに必ずしも「効率がよい」とは言えません。

そのため、レスポンシブ検索広告は「広告文の新たな価値を見つける」「人間では思い至らなかった組み合わせを発見する」という意識を持って運用することをおすすめします。

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投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
株式会社WALTEXにて、デジタルマーケティング支援会社を経営。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、VOYAGE MARKETING様など大手から中小企業まで支援実績多数。

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