Google広告の広告ランクを決める3要素と、改善のための大事な考え方

「広告ランクって何?」
「リスティング広告の掲載順位ってどうやって決まるの?」

このような疑問をお持ちでしょうか?

リスティング広告に関わっていると耳にする広告ランク。「専門用語が多すぎ!」と、なんだかよく分からない方も多いと思います。

 

そこでこの記事では、Google広告の広告ランクについて、以下の内容を解説します。

・そもそも広告ランクとは
・広告ランクを構成する3つの要素
・広告ランクに対する大事な考え方

 

リスティング広告の基礎である広告ランクについて理解したい方は、ぜひご一読ください。

広告ランクとは-リスティング広告の掲載順位を決定する数値

広告ランクとは、リスティング広告の掲載順位を決めるための数値です。

そもそもリスティング広告の掲載順位は、広告主同士のオークションで決まります。このオークションで広告ランクが採用されており、広告ランクが高い順に掲載順位が決定するという仕組みです。

 

広告ランクと掲載順位の関係を表にすると、以下のようなイメージ▼

広告主 広告ランク 掲載順位
A社 700 1位
B社 420 3位
C社 550 2位

 

広告ランクは、以下の計算式で表せます。

 

広告ランク 入札単価 × 品質スコア + 広告表示オプション

 

計算式の通り、広告ランクは「入札単価」と「品質スコア」、そして「広告表示オプション」で決まります。

(以前までは「広告ランク = 入札単価 × 品質スコア」でしたが、アップデートに伴い加味される指標が増加しました。)

 

厳密に言うと、下記の通りユーザーの検索状況などにも関わってきますが、不透明な部分も多いのでここでは割愛します。

広告ランクは、入札単価、オークション時の広告品質(推定クリック率、広告の関連性、ランディング ページの利便性など)、広告ランクの最低基準、ユーザーの検索状況(例: ユーザーの所在地、端末、検索時間、検索語句の性質、ページに表示されるその他の広告と検索結果、その他のユーザー シグナルと属性)、広告表示オプションやその他の広告フォーマットの見込み効果を使って計算されます。

Google広告ヘルプ「広告ランク」より引用

 

では、この入札単価と品質スコア、広告表示オプションとは何なのか。次の見出しで解説していきますね。

広告ランクを構成する主な3つの要素

繰り返しになりますが、広告ランクは以下の計算式で求められます。

 

広告ランク 入札単価 × 品質スコア + 広告表示オプション

 

ただ正直、初めての方がこれを見てもあまりピンと来ないと思います。なので、上記の要素を一つ一つ順番に見ていきましょう。

入札単価

入札単価とは、1クリックあたりに支払う上限金額のこと。「1クリックあたり最大これだけなら払ってもいいよ」という意味です。

ここで言う入札単価とは「キーワードに対する入札単価」を指しています。広告グループの入札単価ではありません。

 

もちろん、広告グループの入札単価がそのままキーワードの入札単価になることはあります。ですが、厳密にいえばキーワードに対する入札単価。何となくでいいので覚えておいてください。

広告ランクを構成する要素の中でも、特に広告主が自主的にコントロールできる項目です。

品質スコア

Google広告ヘルプページによると、品質スコアとは以下のように定義されています。

  • 品質スコアでは、推定クリック率、広告の関連性、ランディング ページの利便性です(1~10 段階評価)。
  • 広告やランディング ページとユーザーの関連性が高いほど、品質スコアが高くなります。

Google広告ヘルプ「品質スコアとは」より引用

 

少し難しいので簡単にいうと、品質スコアとは「ユーザー調べたい内容と広告がどれくらい一致しているか表す指標」のことです。

ユーザーが検索したキーワードと、配信された広告文やランディングページの関連性が高いほど品質スコアが高くなります。

 

品質スコアがないと、お金のある広告主があらゆるキーワードで入札単価を上げまくって、1位を独占していたかもしれません。

 

なるべく質の高い広告文やランディングページを作成することで品質スコアは改善できます。が、改修コスト(時間もお金も)がかかるためどうしても後回しにされがちです。

 

品質スコアを上げるコツは「ユーザーのために広告を届ける」と考えることです。

例えばキーワードなら、出したい語句を探すのではなく「この商品を欲しているのは、どんなキーワードで検索するユーザーか」という視点で考えることが重要です。

 

ユーザーにとって魅力的な表現を適切なキーワードに届けられれば、結果的に品質スコアも上がっていきます。

広告表示オプション

広告表示オプションとは、広告主が利用できる以下10個のオプションのことです。

  • サイトリンク表示オプション
  • コールアウト表示オプション
  • 構造化スニペット表示オプション
  • 電話番号表示オプション
  • メッセージ表示オプション
  • 住所表示オプション
  • アフィリエイト住所表示オプション
  • 価格表示オプション
  • アプリリンク表示オプション
  • プロモーション表示オプション

これらを利用しているかどうかで、広告ランクが増減します。

 

ただし、広告表示オプションは入札単価や品質スコアと違って、管理画面で数値を確認できません

「広告ランクを上げるために利用する」といった考え方ではなく、あくまでオプションとして使うのがおすすめです。

 

(ちなみに、広告ランク関係なく広告表示オプションは便利なので使った方がいいですよ。)

Google広告で品質スコアを確認する方法

Google広告で品質スコアを確認する方法をご紹介します。

 

  1. 管理画面の[キーワード]から[表示項目]をクリックし、[表示項目の変更]を選択▼
  2. [品質スコア]にチェックを入れ、[適用]をクリック▼

以上でキーワードごとの品質スコアが確認できます。意外と簡単ですよね。

広告ランクにこだわりすぎは注意! あくまで目的はコンバージョン

広告ランクはあくまで一つの指標であり、広告ランクの改善は最終的な目的ではありません

そのため、広告ランクを上げるために広告文やランディングページを回収するというのは、やや遠回りだと考えています。

 

商品の販売や認知拡大など、本来の目的は別にあるはずです。その目的を意識して改善を重ねた方が有益である場合の方が経験上多いです。

もちろん、広告ランクの改善は重要ですしリスティング広告の施策の一つです。でも、目的にはならないよう注意してください。

まとめ:広告ランクは重要な指標!でも目的ではない

広告ランクは運用に役立つ大事な指標の一つですが、改善することが目的ではありません。

広告を出す目的や最終的なゴールを見失わず、上手に活用してください。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
リスティング広告に特化した運用型広告の代理店を行ってます。大手WEB広告代理店でリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→紹介で案件を伸ばし株式会社WALTEXを創業。SEOも得意で「神奈川 リスティング広告」「リスティング フリーランス」で上位表示中。

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