Google広告の目標広告費用対効果とは?メリットやデメリット,条件等まとめ

広告を運用する際に、費用対効果が思うように合わないことはありませんか?

Google広告にはそんなお悩みを解決に導いてくれる自動入札機能が搭載されています。

入札単価を自動設定してくれるこの機能の1つが今回ご紹介する「目標広告費用対効果」です。

本記事では、目標広告費用対効果のメリットやデメリット、条件や設定方法までリスティング広告専門代理店の弊社が解説します。

あなたが広告運用でお困りの際に是非ご参考にしてみてください。

 

目標広告費用対効果とは”目標として設定した費用対効果でコンバージョン数を最大化する自動入札機能”

Google広告の管理画面より目標広告費用対効果を設定すると、設定した目標に対する広告の費用対効果を基準に、コンバージョン数を最大限獲得できるよう、入札金額が自動で調整されます。

入札金額はGoogleの機械学習によって最適化された入札単価で自動的に入札されます。

設定する際のイメージは以下の通りです。

 

目標広告費用対効果の2つのメリット

目標広告費用対効果には以下2つのメリットがあります。

  • 売上データを取得しやすい
  • 売上の貢献度に合わせて様々な施策を行える

順番に解説していきます。

 

売上データを取得しやすい

目標広告費用対効果は計測に必要な過去の売上や将来の売上データ予測を入手しやすい指標です。

そのため、広告パフォーマンスの測定を行う際のハードルが下がります。

 

売上の貢献度に合わせて様々な施策を行える

配信広告が売上げにどれほど貢献しているかを計測する上で、目標広告費用対効果は重要な指標となります。

費用対効果が高い広告には予算をより多く配分し、逆に低い広告の場合はクリエイティブの改善を実施するといった調整が可能です。

広告戦略の一貫で上記のような施策を行う際に役立ちます。

 

目標広告費用対効果の唯一のデメリット

目標広告費用対効果はあくまで広告効果を売上ベースで示す指標であるため、投資した費用に対して本当に利益が出ているのか実態がわからない場合があります。

そのため、目標広告費用対効果を利用する場合も利益が出ているのかを定期的にチェックする必要があります。

 

目標広告費用対効果を利用する2つの条件

目標広告費用対効果を利用するための条件は2つあります。

  • 直近30日間のコンバージョン数50以上が目安
  • 設定後は最低でも2週間程度の学習期間が必要

順番に説明していきます。

 

直近30日間のコンバージョン数50以上が目安

目標広告費用対効果を使用する際は過去 30 日間にコンバージョンが 50 件以上発生している必要があります。

十分なコンバージョン発生件数がないと上手く最適化がかからないことがあるため、作成したばかりのキャンペーンでこの入札戦略を使用することは避けた方が良いでしょう。

 

設定後は最低でも2週間程度の学習期間が必要

一定期間以上は同様のペースでコンバージョンが発生している必要があるため、少なくとも設定後2~3週間ほどは学習期間として様子を見なければいけません。

学習期間中は設定をむやみに変更したりはせずに経過を見守りましょう。

 

コンバージョン数が少ない場合は「マイクロコンバージョン」の設定推奨

自動入札を設定する際に、蓄積されているコンバージョン数が少ないため利用が難しい場合も考えられます。

その場合は、マイクロコンバージョンの設定を推奨します。

マイクロコンバージョンとは、「購入」や「予約完了」などといった最終的なコンバージョンが発生する前に起きるアクションを示します。

例えば、ECサイト等で「商品の詳細画面へ遷移」「カートに追加」した段階など最終到達点の手前の細かいポイントをマイクロコンバージョンとして設定することができます。

コンバージョン数が少ないことが原因で目標広告費用対効果の利用が難しい場合、マイクロコンバージョンを設定することによってコンバージョン数蓄積のスピードを上げることができます。

さらに、マイクロコンバージョンを設定することにより、どの時点でユーザが離脱しているのかなど行動を細かく分析・把握することができるので、最終的なコンバージョン獲得率UPへつながる場合もあります。

 

目標広告費用対効果の設定方法

ここでは、目標広告費用対効果の設定方法を解説します。

1. Google広告の管理画面から①「キャンペーン」をクリックし②対象のキャンペーンを選択して③編集をクリックします。

2. 「入札戦略を変更」をクリックします。

3. 入札戦略を選択します。

4. 目標広告費用対効果に設定したい%の割合を入力し最後に「適用」をクリックします。

 

目標広告費用対効果以外の自動入札戦略5つ

入札戦略 説明
目標コンバージョン単価 指定したコンバージョン単価以下でコンバージョン数を最大にできるように入札単価を調整
コンバージョン数の最大化 予算内でコンバージョン数を最大化するように入札単価を調整
クリック数の最大化 予算の中でクリック数が最大になるように入札単価を調整
目標インプレッションシェア 設定された広告の掲載場所とその場所に表示される割合を目標として入札単価を調整
視認範囲のインプレッション単価(GDNのみ設定可能) 視認可能となる可能性が高い位置に広告が表示されるよう入札単価を調整

 

詳しくは「Google広告の自動入札機能とは?使い方やメリット・デメリットを解説」でも解説しています。

こちらもあわせて参考にしていただけますと幸いです。

 

目標広告費用対効果のまとめ

目標広告費用対効果を利用するには条件がありますが、コストパフォーマンスの良い広告運用とコンバージョン獲得数増加を目指す際におすすめの入札戦略です。

適切な広告費でコンバージョン数をのばしたい時には是非活用してみてください。

投稿者

日下部 まりや
日下部 まりや株式会社WALTEX コンサルタント
前職でWEB広告運用業務を経験後、独学でWebライティングと制作(デザイン・コーディング)を学び、ライター&ブログ運営へ。Webマーケティング、Web制作、人材、観光など幅広いジャンルの記事を執筆中。