Google広告の自動入札機能とは?使い方やメリット・デメリットを解説

「キャンペーン数が多くて入札が大変」
「CPCの調整が正しく行えているか不安」
「他の業務が忙しく、運用に割く時間がない」

こんな悩みを抱えている広告運用者やマーケティング担当者は多いのではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが、Google広告の自動入札機能です。

自動入札機能を使えば
・運用工数の削減
・費用対効果の改善
など様々な効果が期待できます。

今回はそんなGoogle広告の自動入札機能について、重要なポイントをお伝えします。

 

Google広告の自動入札機能とは

自動入札機能とは、その名の通り「CPCを自動で入札してくれる機能」です。

しかもGoogleが好き勝手入札するわけではなく、広告主の目標に合わせて入札してくれます

自動入札はGoogleも推奨している機能であり、今後さらに広まっていくでしょう。

Google広告の自動入札機能は8種類ある

Google広告では、8種類の自動入札機能が用意されています。

  1. 目標コンバージョン単価
  2. 目標広告費用対効果
  3. クリック数の最大化
  4. コンバージョン数の最大化
  5. 検索ページの目標掲載位置(リスティングのみ設定可能)
  6. 目標優位表示シェア(リスティングのみ設定可能)
  7. 目標インプレッション シェア(リスティングのみ設定可能)
  8. 視認範囲のインプレッション単価(GDNのみ設定可能)

キャンペーンの目的に合わせて、どの自動入札にするか選びましょう。

1. 目標コンバージョン単価

目標として設定したコンバージョン単価(CPA)でコンバージョン数を最大化するように、自動入札されます。

ただし、必ず設定したCPA以内に収まるわけではなく、目標CPAを超えるケースもあります。

2. 目標広告費用対効果

目標として設定した広告費用対効果(ROAS)でコンバージョン数を最大化するように、自動入札されます。

ただし、必ず設定したROASを達成するわけではなく、目標ROASを超えないケースもあります。

3. クリック数の最大化

予算内でクリック数を最大化するように、自動入札されます。

手動入札と比べてCPCが低く抑えられる傾向があり、認知目的の案件などに向いています。

4. コンバージョン数の最大化

予算内でコンバージョン数を最大化するように、自動入札されます。

手動入札と比べるとCPCが上がるケースが多いですが、その分CV数アップが期待できます。

5. 検索ページの目標掲載位置(リスティングのみ設定可能)

検索結果のページ上部や、1ページ目に広告が表示されるように、自動入札されます。

ブランドイメージアップなどを目的に、常に上位表示したい場合におすすめです。

6. 目標優位表示シェア(リスティングのみ設定可能)

指定したドメインよりも検索結果で上位表示されるように、自動入札されます。

例えば、「ライバル会社の商品より自社の商品を上位表示させたい」という場合に利用します。

なお、ここで言う「上位表示」は以下のことを指しています。

「別の広告よりも上位に表示される」とは、対象の広告が Google の検索結果ページ上で別のドメインの広告よりも上位に表示されること、または、別ドメインの広告が表示されていない状況で対象の広告が表示されることを指します。
Google広告「「目標優位表示シェア」による入札について」より引用

7. 目標インプレッション シェア(リスティングのみ設定可能)

検索結果において、指定したインプレッション シェア(広告表示率)を超えるように、自動入札されます。

そもそもリスティング広告では、指定したキーワードに毎回必ず広告が出るわけではありません。様々なロジックに基づき掲載位置や掲載有無が決定されます。

そのため、
「10回検索されても5回しか広告が表示されない」
ということもザラにあるのです。

でも広告主としては、広告が毎回表示された方が嬉しいですよね。

「できれば10回中〇回は広告を表示させたい」
という要望に応えるのがこの機能です。

8. 視認範囲のインプレッション単価(GDNのみ設定可能)

「クリック1回あたりの課金ではなく、視認範囲のインプレッション1回に対して課金が行われる」という自動入札です。

CPA改善を目的に利用されることは少なく

・CPM課金で運用を行いたい場合
・クリックよりも表示回数を重視する場合

などにおすすめです。

Google広告の自動入札機能のメリット3つ

自動入札機能には、以下3つのメリットがあります。

  • KW調整をGoogleに任せて、クリエイティブな領域に時間を割く事が出来る
  • 目標に合わせて入札してくれる
  • 機械学習がかかり、手動で調整する以上の成果が期待できる

それぞれ順番に説明していきます。

KW調整をGoogleに任せて、クリエイティブな領域に時間を割く事が出来る

複数のキャンペーンや広告グループを調整するのは、それなりに時間がかかるもの。

ですが自動入札機能を使えば、毎日の運用は数値確認がメインになります。

調整が減る分、広告文の改善などのクリエイティブな領域に時間を割くことができるのは嬉しいですよね。

目標に合わせて入札してくれる

広告の目的に合わせて入札してくれるのは、自動入札機能の大きなメリットです。

「今月はCPAを重視したい」
といった場合はCPAを守るように自動調整できますし

「次月はコンバージョン数を増やしたい」
といった場合は自動でコンバージョン数を増やしてくれます。

機械学習がかかり、手動で調整する以上の成果が期待できる

自動入札では、人間が分析しきれないデータも含めて機械が解析してくれます。
※特に最近、Googleの学習力はどんどん進化しています。

そのため、結果的に人が手動で調整するより良いパフォーマンスを発揮することもあります。

Google広告の自動入札機能のデメリット3つ

自動入札は便利な機能ですが、以下3つのデメリットもあります。

  • 初動はデータ蓄積を目的に配信が一時的に強化される
  • 学習期間が2~3週間必要
  • CV数がある程度貯まっていないと使えない

こちらも順番に説明していきます。

初動はデータ蓄積を目的に配信が一時的に強化される

自動入札を導入してしばらくの間は、データ蓄積を目的に配信量を増加させる必要があります。

そのため、一時的にCPAが悪化してしまうケースも珍しくありません。

基本的には学習が進むにつれ改善していくので、導入直後は一時的に効果が悪化しても我慢しましょう。

学習期間が2~3週間必要

先述の通り、自動入札の導入後は学習期間が必要ですが、その期間は最大2~3週間かかると言われています。

決して短くない期間なので、配信期間の短い案件では少し使いづらいかもしれません。

CV数がある程度貯まっていないと使えない

例えば「コンバージョン数の最大化」で自動入札を行う場合、過去のCVデータをもとにGoogleが分析をかけます。

そのため、過去のCV数が少ないと十分な分析ができず、自動入札のパフォーマンスが下がります。

CV数の目安運用者や代理店の考えによりますが、過去30日間で30~50件以上を目処に導入を推奨しております。

足りない場合はマイクロコンバージョン(※)を活用してCVのボリュームを増加させましょう。
※申込直前ページなど、CV地点より浅いページを仮の成果地点とすること。

データが少ないと学習が上手く回らず、かえって効果が悪化するケースもあります。

自動入札機能の設定方法

自動入札は、以下の手順で設定することができます。

  1. 自動入札を設定したいキャンペーンを選択
  2. 画面左側の[設定]をクリック
  3. 画面中央の[単価設定]をクリック
  4. [入札戦略を変更]をクリック
  5. [または、入札戦略を直接選択します]をクリック
  6. 好きな入札戦略を選択
  7. [保存]をクリック

↓以下のような画面で設定できます。

まとめ:自動入札機能はCVボリュームがあれば優秀なので活用しよう

自動入札機能は、Googleが機械学習を行い自動で入札単価を調整してくれる機能です。

うまく回ればKW調整の時間を減らし、広告文やランディングページ施策に運用工数を割く事が出来るのと、費用対効果の改善が期待できます。

ただし、Googleが学習するだけのCV数が必要なので、データが貯まってから使用する事を推奨致します。

CVボリュームがあればとても優秀な機能なので、是非活用してみてください。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→株式会社WALTEXを創業。運用型広告事業を軸としたWEBマーケティング会社を経営。SEOで「神奈川 リスティング広告」「リスティング フリーランス」で1~2位表示中。