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2022/4/1 ブログ

リスティング広告の10個のメリット&6個のデメリット

Web広告の定番な配信方法として人気のあるリスティング広告。中小企業から大企業までよく使われる広告媒体です。

とはいえ、「リスティング広告って人気だけど具体的に何が良いの?」と気になっていませんか。

そんな方に向けて、この記事では以下のことを説明いたします。

  • リスティング広告のメリット
  • リスティング広告のデメリット
  • おすすめしたいリスティングの出稿目的
  • リスティング広告とSEO(自然検索)の違い

流し読みでも理解できるようにまとめたので、ぜひご一読ください。

また、リスティング広告をこれから始める方に向けて、王道の運用戦略をまとめた資料も無料プレゼント中です。

すぐに使える実践的なノウハウを掲載しているので、ぜひ配信時に役立ててみてください。以下のボタンからダウンロードできます。

目次

リスティング広告の10個のメリット

リスティング広告のメリット

  1. いつでも始められ、いつでもやめられる
  2. 購買意欲の高いユーザーに配信できるので高い費用対効果が期待できる
  3. 早ければ初日に成果が出る(即効性がある)
  4. 低予算でも配信できる
  5. 検索結果の目立つ位置に掲載できるからクリックされやすい
  6. 狙った検索ワードにだけ配信できるため、興味関心高いユーザーを囲える
  7. 狙った広告文で配信できるから、適切なユーザーを送客しやすい
  8. 細かいターゲティング設定が可能なので、狙いたいユーザーを自由に決めやすい
  9. 数値で費用対効果を確認できるので広告の良し悪しが判断できる
  10. リアルタイムで配信状況を確認できるため、効果に応じて即座に運用方針を変えられる

リスティング広告には、外せない10個のメリットがあります。

かなりの量ですので、気になるところだけ読んでいただけたらと思います。

1.いつでも始められ、いつでもやめられる

何といっても気軽に始められるのがリスティング広告の良いところです。

広告文の作成や入稿、遷移先の設定はありますが、ひと通り終わればボタンのON/OFFで配信を開始/停止できます。

以下のような制約は持っていません。

  • 早く開始したいのに、〇日間待たないといけない
  • 配信をやめたいのに、〇日までは配信しないといけない

例えば、紙広告やテレビCMは、消費者の目に届くまで長い期間かかります。

  • 新聞・チラシ:申し込み→打合せ→決定→印刷→出荷→各個人宅に配布→手に取られる。(約1ヶ月)
  • テレビCM:申し込み→打合せ→放送枠決め→決定→キャスティング→制作→特定時間に放送(約3ヶ月~半年)

両方とも多くのユーザーに届けられるのは魅力ですが、認知されるまで大きく時間がかかってしまうのが難点です。

それに引き換え、リスティング広告であれば、最短当日からでも配信可能なのが大きなメリットでしょう。

Web広告は初めての方でも気軽に試せますし、もし効果が悪くてもすぐに停止できるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

2.購買意欲の高いユーザーに配信できるので高い費用対効果が期待できる

皆さんは、何か欲しいときにどのようなキーワードで検索されますか?

例えば、冷蔵庫が欲しかったら「冷蔵庫 おすすめ」「冷蔵庫 一人暮らし」など、モノの名前や、状況に合ったフレーズを入れて検索しているのではないでしょうか。

リスティング広告の良いところは、このような特定のモノやサービス、情報などを検索したユーザーを狙って自社商材をアピールできること。

特定のジャンルを調べているからこそ、そのことに対して関心は高く、商品購入やサービス登録する可能性の高い顕在層だと言えます。

ディスプレイ広告と比べても、顕在層にアプローチできて、成約率を高く出せるのがリスティング広告のメリットでしょう。

3.早ければ初日に成果が出る(即効性がある)

購入意欲の高いユーザーに配信できるため、配信初動で効果を出せるのも珍しくはありません。

ある程度のクリック数が必要で、当たり外れのあるクリエイティブ要素も絡むディスプレイ広告とは、ここが大きな違いになります。

もちろん獲得ハードルの違いや予算の大小にもよりますが、他の広告と比べると即効性は高いです。

4.低予算でも配信できる

リスティング広告のメリットは他にも、最低出稿金額がないという点も兼ね備えています。

なので、極端な話1日1,000円の広告費で始めることも可能です。「テストで顧客層に広告を流してみたい!」という倍にもおすすめです。

Web広告を始める中で最もハードルの低い広告手法でしょう。

ただし、予算が少なすぎる(=クリック数が少ない)と、その分データがたまりづらくなり、分析や改善が難しいので注意が必要です。

もしリスティング広告の予算をしっかり取れるのであれば、商材ジャンルにもよりますが、10〜100万円/月が推奨されます。

リスティング広告の予算の決め方については別の記事でまとめているため、詳しく知りたい場合はご覧になってください。

5.検索結果の目立つ位置に掲載できるからクリックされやすい

リスティング広告と言えば、広告掲載位置のメリットも忘れてはいけません。

検索結果で、自然検索の記事よりも上位(※)に表示されるので、多くのユーザーの目に留まります。

※一番下や2ページ目にも表示される場合があります。

以下の画像はGoogleとYahoo!JAPANの実際の検索結果です。

▼Google

▼Yahoo!JAPAN

ユーザーもネットリテラシー向上により、広告と認識しているため、SEO(自然検索)ほど高いクリック率は期待できないでしょう。

ですが、SEOで1位を取るより手軽に上部へと表示できるのは嬉しいポイントです。

ちなみにリスティング広告の中でも掲載位置が異なるのは、競合同士で配信露出の競い合っているからになります。

設定しているキーワードや広告文、入札単価をもとにして、他社の広告とオークションにかけているのです。

そのため、一時的に掲載結果1位だった広告が、時間をおいて検索すると別のものに切り替わっているなんてことも起きえます。

上位に露出させるためには、設定されているキーワードと下記の3点が影響しています。

  • 広告文との関係性
  • 遷移先ページとの関係性
  • クリック率の高さ

リスティング広告は、キーワードと親和性が高いほど上位に露出されやすいです。そのため、初めての場合は特定の商材名や企業名から設定してみてください。

6.狙った検索ワードにだけ配信できるため、興味関心高いユーザーを囲える

リスティング広告の特徴とも言えるのが、自分の指定したキーワード(正確にはキーワードを検索するユーザー)にだけ配信できること

そのため、ディスプレイ広告にありがちな「想定しないユーザーに表示されてしまった」という現象も避けることが可能です。

例えば、「パソコン おすすめ」と設定すれば、その単語を含んで検索したユーザーにだけ幅広く配信できます。

ただリスティング広告の運用が初めてだと、どのぐらいキーワードを設定すればよいか悩むのではないでしょうか

その場合は、キーワードの選び方まとめた記事があるので、ご覧になってください。

加えてキーワード追加時にも注意するべきなのが、マッチタイプの選択です。

マッチタイプとは、簡単に言えば設定キーワードの検索ユーザーをどれだけ広く狙うかを意味します。

この設定によって、広告効果が大きく変わると言っても過言ではありません。

マッチタイプについては、リスティング広告の設定でも重要度がかなり高いので、こちらの記事でより理解を深めてみてください。

7.狙った広告文で配信できるから、理想の行動を取ってくれるユーザーを送客しやすい

キーワードだけでなく、自ら狙った広告文で配信できるのもリスティング広告のメリットと言えるでしょう。

SEO記事とは異なり、狙いたいキーワードと広告文でユーザーに配信できるため、検索ユーザーには配信者の意図した行動を取ってもらいやすくなります。

実際の配信時には、ユーザーに取ってほしい理想の行動から逆算し、設定キーワードとの相性を考えて広告文を作ってみてはいかがでしょうか?

なお、費用対効果を向上させるためには、複数パターンをテストして改善していくのが効果的です。

良い広告文の作り方や入稿規定については、こちらを参考にながら作成してみてください。

8.細かいターゲティング設定が可能なので、狙いたいユーザーを自由に決めやすい

詳細なターゲティングができるところもリスティング広告の魅力です。

自然検索からのユーザーだと、地域や時間帯、年齢性別は選べません。

リスティング広告だと、このような狙いたいユーザーセグメントへの意図した配信が可能となるのです。

獲得したいターゲット層や配信したい時間帯が明確であるならば、使わない手はありません。

ただ、1つの注意点としてはGoogle、Yahoo!ともに地域や時間帯は設定可能ですが、年齢・性別はGoogleのみしか設定できないことです。

Yahoo!でどうしても年齢や性別を区切りたい場合は、広告文や設定キーワードに「50代」や「女性」など入れてみてください。

9.数値で費用対効果を確認できるので広告の良し悪しが判断できる

配信費用や獲得数が数値でしっかりと確認できるので、リスティング広告は費用対効果を把握しやすいメリットがあります。

例えばテレビCMや紙広告だと、どれぐらい認知できたのか費用対効果を数値化するのは難しいです。

その点リスティング広告はクリック数やクリック単価、各日時で使われた金額まで事細かに把握できます。そのため配信全体や詳細数値まで把握できるのです。

この費用対効果が数値でわかると、予算増額/減額などの判断が容易になり、広告宣伝費を効率的に使うことにも繋がります

10.リアルタイムで配信状況を確認できるため、効果に応じて即座に運用方針を変えられる

費用対効果がはっきりとわかるだけでなく、配信中の数値もリアルタイムで確認できるのがリスティング広告です。

これは、以下のような状況でも臨機応変に設定を変えられるメリットがあります。

  • 本日は効果好調に推移しているので、予算をもっとつぎ込んでいきたい。
  • ここ数日獲得が悪いから、全体的に抑制傾向で進めたい。

実際は細かい調整をかけすぎるのはあまり良くないのですが、急な状況変化にも対応できるのはリスティング広告だからできるメリットでしょう。

▼実際のGoogle管理画面

リスティング広告の6個のデメリット

リスティング広告のデメリット6個

  1. 予算が少ないと効果改善が難しい
  2. 人気のキーワードはクリック単価が上がりやすい
  3. 商材を認知していない層に配信しづらく、認知の拡大には不向き
  4. 出稿や運用の手間がかかる
  5. 機能が多いため、運用者の実力で効果に差が出る
  6. キーワードごとの検索数が異なり、日によっては安定しないこともある

次にはリスティング広告で考えられる6つのデメリットについても解説していきます。

どれも対策によってカバーできますが、運用に慣れるまでは気を付けて対応するべき問題です。

1.予算が少ないと効果改善が難しい

先ほどもお伝えしましたが、広告予算が少ないとデータが溜まらず効果改善が難しくなります。

例えば、月に10,000円使って、商品が1件売れたとします。

この状況だと最適な判断をするのは、明確に良いと言える基準がないため難しいのです。

  • 1件売れた広告文に予算を集中させるべきなのか
  • 不要なキーワードはあるのか
  • LPは改善すべきなのか

そのため、費用対効果を改善していくのであれば、ある程度の予算やデータが必要になってきます。

予算には「〇〇円使えばOK」のような明確な基準はなく、案件によって様々ですが月10万~100万円は使うことをおすすめします。

2.人気のキーワードはクリック単価が上がりやすい

需要の高いキーワードは広告主の間で価格競争が発生し、クリック単価が上がりやすい傾向にあります。

リスティング広告の仕組みでもお話した通り、人気のキーワードは多くの競合がオークションするため、クリック単価が高くなるのです。

▼「リスティング広告」関連のキーワードの入札単価の違い

せっかく商品が売れても高いクリック単価によってコストがかさみ、獲得単価も高騰してしまいます。

改善が難しい場合、キーワードの精査も視野にいれましょう。

なお、一般的に業界によって1クリックあたり50〜500円が目安ですが、金融関係では1,000円を超えることもあります。

3.商材を認知していない層に配信しづらく、認知の拡大には不向き

リスティング広告は商品やブランドを認知していない、潜在層へのアプローチはあまり向いていません。

というのも、リスティング広告はディスプレイ広告と比べて配信量を多く出せる媒体ではないからです。

もし配信量を出して認知度拡大や集客数を増やしたい場合には、GDNやYDAなどのディスプレイ広告がおすすめ。

リスティング広告は、商品の販売や予約の促進が得意分野と言えるでしょう。

4.出稿や運用の手間がかかる

リスティング広告の管理画面は慣れるまで扱いが難しく、専門用語も豊富です。

広告出稿までに必要な手順を挙げてもこれだけのステップが存在します。

  • アカウント開設
  • 支払い設定
  • キャンペーン、広告グループ、広告文作成
  • キーワード紐づけ
  • 審査対応

さらに配信後も日々のチェックや調整が必要なので、その点は手間に感じるかもしれません。

もし効率的にリスティング広告を配信したい場合は、広告代理店に依頼するのもひとつの手です。

5.機能が多いため、運用者の実力で効果に差が出る

豊富な機能設定により、様々な人へ配信可能なリスティング広告。

しかし皮肉にも機能の多さが運用担当者間の知識量や実力の差を生み、成果に違いが出やすい媒体でもあります。

例えば、アカウント構造1つとっても運用者によって設計が異なり、入札戦略や広告文の作り方も含めるとやり方は多種多様です。

やはり属人的で効果のバラつきが出てしまうのは、リスティング広告のデメリットとして挙げられます。

6.キーワードごとの検索数が異なり、日によっては安定しないこともある

検索数に応じて配信量も決まってくるリスティング広告ですから、検索数が少ないと配信量も出せません。

そのため、出稿しているのに日々数百円しか出ないなんてことも起こり得ます。

特に商材名や企業名など明確な検索キーワードは、検索回数も少ないので上記状況が起こりがちです。

特定のキーワードだけ狙っていくのであれば、問題はありません。

ですが配信量を安定したい場合には、検索数の大きいキーワードを入れるのがおすすめです。

【目的別】リスティング広告を出稿するべき3つのケース

リスティング広告を出稿するべき3つのケース

  • 自社サイトや商品など配信したいキーワードが明確なケース
  • 広告を早くテスト配信したいケース
  • Web広告の配信が初めてで、媒体選定に悩んでいるケース

この記事を読まれているならば、リスティング広告の出稿検討や興味関心をお持ちではありませんか。

ここでは、「この目的だったらリスティング広告を配信するべき!」というケースを3つお伝えしてまいります。

もしリスティング広告を検討されている中で、該当する目的があったらぜひ出稿してみてください。

自社サイトや商品など配信したいキーワードが明確なケース

1つ目のケースは、自社サイトや商品など設定したいキーワードが明確な場合です。

顕在層へ届けやすいリスティング広告だからこそ、早い段階で効果を出しやすい傾向にあります。

広告を早くテスト配信したいケース

「早くWeb広告を配信してみたい」と意欲の高い場合は、リスティング広告がぴったりです。

Web広告の中でも配信するまでに最も時間がかからないのがリスティング広告です。

バナーや画像の用意は必要なく、テキストだけ用意すればOKですし、審査も早く終わる傾向にあります。

Web広告がどのような数値変化されていて、効果が出るのか体験したいならばリスティング広告を取り組んでみてください。

Web広告の配信が初めてで、媒体選定に悩んでいるケース

Web広告をやりたい気持ちはあるけれど、どれから始めればいいか悩んでいるケースも、リスティング広告がおすすめです。

検索ユーザーという「何に興味があるか明らかなユーザーを狙える=効果を出しやすい」ことに大きな理由があります。

予算の最低価格がないため気軽に始められるのもポイントです。

リスティング広告とSEO(自然検索)の違いは「費用」「即効性」「自由度の高さ」

リスティング広告とSEO(自然検索)を合わせてSEM(検索エンジンマーケティング)と言ったりしますが、この2つの違いは何でしょうか。

結論から言うと、リスティング広告とSEOの違いは以下です。

項目 SEO(自然検索) リスティング広告
効果出るまでの早さ 遅い 早い
料金 無料 有料
クリック率 上位だとかなり高い キーワードによるが全体的には低い
広告文の変更 コントロールできない 自由に設定できる
リンク先の変更 コントロールできない 自由に設定できる
掲載順位の変更 コントロールできない 調整で入れ替えられる
期間・時間・地域の設定 コントロールできない 自由に設定できる(媒体による)

厳密に言えばこれ以外にも違いはあるのですが、大きくは上記のイメージです。

その上で、リスティング広告とSEOはどちらか一方のみ注力するのではなく、同時並行で進めるべきだと私は考えています。

ざっくりとSEOとの違いを述べましたが、詳しくは下記記事でまとめているので、参考にしてみてください。

まとめ:リスティング広告はメリットが沢山!手軽に試せるおすすめの広告

本記事のまとめ

  • リスティング広告は、開始~効果までのスピードが早い
  • 掲載順位も上位に露出することが可能
  • ある程度の予算は、分析や調整に必要
  • 商材や登録者の獲得には向いており、キーワードが定まっていたらすぐにやるべき

本記事では、リスティング広告のメリットを中心に紹介してきました。

やはり、狙ったキーワードや広告文で顕在層へ自由に配信でき、獲得効率も平均的に良いため、他の広告と比較してみても優秀です。

それにリスティング広告は、他広告と比べてもすぐに始められるので、取り組みやすさは最も手軽だと言えるでしょう。

もし少しでも気になった方は是非、気軽にリスティング広告を始めてみてください!

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投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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