【具体例つき】リスティング広告のキーワードのマッチタイプの意味と効果的な使い方

リスティング広告の成果を大きく左右するマッチタイプ。

マッチタイプを活用できると、

  • 狙ったキーワードに正確に配信できる
  • 成果の見込めない配信を防ぐ
  • コンバージョン数がアップする

など様々なメリットがあります。

そこで今回はリスティング広告の専門家である弊社が、マッチタイプについて解説します。

初心者でも理解しやすいように説明するので、ぜひご一読を!

 

リスティング広告のキーワードのマッチタイプは4種類ある

リスティング広告のマッチタイプは、以下の4種類があります。

  • 完全一致
  • フレーズ一致
  • 絞り込み部分一致
  • 部分一致

どのマッチタイプを指定するかによって、マッチング対象の検索語句が変わってきます

下図のように、マッチング対象の語句は完全一致が一番狭く、部分一致が一番広いです。

 

それぞれ例を挙げながら、順番に説明しますね。

完全一致

完全一致は、キーワードと検索語句が完全に一致したときのみ広告が表示されるマッチタイプです。

キーワードの前後に他の単語が含まれた場合は表示されません。

ただし、完全一致と言っても

  • 変換ミス
  • カタカナやひらがな、漢字の違い
  • 日本語とアルファベットの違い
  • 送り仮名の有無

などの表記ゆれには対応しており、広告は表示されます。

キーワード 化粧品 おすすめ
広告が表示される検索語句の例

化粧品 おすすめ

けしょうひん おすすめ

広告が表示されない検索語句の例

おすすめ 化粧品

化粧品 おすすめ 安い

フレーズ一致

フレーズ一致は、キーワードの前後に他の検索語句が加わった場合でも広告が表示されるマッチタイプです。

フレーズ一致も表記ゆれに対応しています。

キーワード 化粧品 おすすめ
広告が表示される検索語句の例

化粧品 おすすめ

メンズ 化粧品 おすすめ

化粧品 おすすめ 安い

広告が表示されない検索語句の例

おすすめ 化粧品

化粧品 安い おすすめ

絞り込み部分一致

絞り込み部分一致は、語句の順番に関わらず、検索語句にキーワードが含まれている場合に広告が表示されるマッチタイプです。

語句の順番に関係なく表示されるところがポイントです。

絞り込み部分一致も表記ゆれに対応しています。

キーワード 化粧品 おすすめ
広告が表示される検索語句の例

化粧品 おすすめ

メンズ 化粧品 おすすめ

おすすめ 化粧品 安い

おすすめ 安い 化粧品

広告が表示されない検索語句の例 コスメ おすすめ

部分一致

部分一致は、キーワードと関連性が高い検索語句に広告が表示されるマッチタイプです。

良くも悪くも、意図しないキーワードに配信されるため、使用には注意が必要です。

部分一致も表記ゆれに対応しています。

キーワード 化粧品 おすすめ
広告が表示される検索語句の例

化粧品 おすすめ

メンズ 化粧品 おすすめ

おすすめ コスメ 安い

コスメ メーカー おすすめ

広告が表示されない検索語句の例 キーワードと関連性がない語句

管理画面でマッチタイプを設定する方法

マッチタイプの指定方法はGoogleとYahoo!で異なるので、それぞれ順番に解説していきます。

Googleでのマッチタイプ設定方法

Googleでは、キーワード登録時にキーワードの前後に半角記号を加えることでマッチタイプを指定します。

完全一致 [化粧品 おすすめ]
フレーズ一致 “化粧品 おすすめ”
絞り込み部分一致 +化粧品 +おすすめ
部分一致 化粧品 おすすめ

Yahoo!でのマッチタイプ設定方法

Yahoo!では、キーワード登録時に

  • 完全一致
  • フレーズ一致
  • 部分一致

のどれかを選択してマッチタイプを指定します(キーワードの前後に記号はつけなくてOK)。

 

なお、絞り込み部分一致については、

  1. マッチタイプを「部分一致」にして
  2. キーワードの前に「+」をつける

という方法で登録すれば指定できます。

マッチタイプは全角記号では指定できない

マッチタイプを指定する際、 []や+や””などの記号は必ず半角で入力しましょう。

全角で入力してしまうと、マッチタイプが正しく認識されません。

マッチタイプを効果的に使いこなす4つのコツ

では、マッチタイプはどのような考え方で使い分ければ良いのでしょうか。

弊社が考えるコツは下記です。

  1. 最初の入稿は絞り込み部分一致を使用
  2. ブランド名や商品名などの指名系ワードは完全一致を使用
  3. フレーズ一致はキーワード追加時に使用
  4. 部分一致は新しいキーワードを発掘する目的で使用

それぞれ順番に解説します。

1. 最初の入稿キーワードは絞り込み部分一致を使用

これからリスティング広告を始める場合は、基本的には絞り込み部分一致を使用しましょう。

絞り込み部分一致は「絞りすぎず、広げすぎず」なボリュームで配信できる、バランスの良いマッチタイプです。

2. ブランド名や商品名などの指名系ワードは完全一致を使用

ただし、ブランド名や商品名などの指名系ワード(固有名詞)については完全一致を使用しましょう。

指名系ワードの場合、シングルワードでも十分高いCVRが期待できます。

3. フレーズ一致はキーワード追加時に使用

フレーズ一致は完全一致ほどではないものの、対象語句を絞ったマッチタイプです。

そのため、リスクを少なくキーワードを追加する際などに有効です。

4. 部分一致は新しいキーワードを発掘する目的で使用

部分一致は、関連性が高いと判断された幅広い検索語句に配信されます。

そのため、ある程度キーワードを出し切った後など、新しいキーワードを発掘する目的で使用しましょう。

 

ちなみに、中小企業のお客様では限られたご予算を有効活用する為、弊社では基本的に部分一致を使用しません。

※予算規模等に応じてどこまで活用するかを判断いたします。

よくある失敗談:部分一致キーワードに大量に予算を使用

弊社がお客様のアカウントをチェックした際に多いのは下記です。

  • 1つの部分一致キーワードで予算を50%近く使用している。
  • 部分一致キーワードで獲得が出来ておらず、獲得単価が高騰している。

上記を発見した場合は、まずそこを正すアドバイスをお客様には行い、広告効果改善を行っております。

部分一致は配信を余分に拡張してしまうことで、意図しないKWのクリックを招く可能性がある分注意が必要です。

リスティング広告マッチタイプの活用事例

弊社がマッチタイプを活用した事例を紹介します。

あるお客様のアカウントを拝見したところ、部分一致を多く使用されており、限られた予算に対して優先度の低いキーワードにも配信されていました。

そのため、マッチタイプを完全一致に変更したところ、以下のような結果に。

  • CTR:1.37倍にアップ
  • CVR:1.07倍にアップ
  • 広告費:約50%抑制

完全一致に変更することで、CTRやCVRが改善されました

その分広告費は減っていますが、上記のお客様は広告予算を抑えたいオーダーがあったので、喜んでいただけました。

同じキーワードでもマッチタイプを変えるだけでここまで配信結果が変わった、という事例です。

まとめ:マッチタイプを活用してリスティング広告を改善しよう

リスティング広告のマッチタイプには

  • 完全一致
  • フレーズ一致
  • 絞り込み部分一致
  • 部分一致

の4種類があり、それぞれマッチング対象の検索語句が変わることをご紹介しました。

マッチタイプは、配信ボリュームや費用対効果に直接影響します。

「とりあえず部分一致」で指定せず、状況によって使い分けるのがオススメです。


投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループの㈱ウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→株式会社WALTEXを創業。WEBマーケティング会社を経営。コツコツ積み上げるSEOが好きで、WEB広告関連の92KWでSEO1位表示中(20年4月時点)