リスティング広告、外注orインハウスどちらを選ぶ?両者の特徴を比較!
最終更新日:2023年2月3日 | 投稿日:2022年12月23日
リスティング広告を外注するべきか、インハウス(自社運用)するべきか悩むことはありませんか?
どちらを選ぶかは、コストも成果も変わる非常に重要な意思決定。失敗を避けられるよう、じっくり検討すべきです。
この記事では、約6年のリスティング広告運用経験をもとに、外注とインハウス両者のメリット・デメリットをまとめました。
「結局どっち?」とならないよう、選び方の判断基準についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご一読いただけたら幸いです。
目次
リスティング広告を外注する6つのメリット
【リスティング広告を外注する6つのメリット】
- 経験豊富なプロに運用を任せられる
- 過去の事例やノウハウを活かした運用が可能
- 運用が省ける分、他の業務にリソースを使える
- リスティング広告以外の媒体(FacebookやLINEなど)も、プロの知見を交えて実行できる
- リスティング広告以外のマーケティング全般支援も受ける事が可能
- 他のマーケティング施策にリソースを割ける
まずはリスティング広告を外注する上記6つのメリットについて、順番にお伝えしていきます。
メリット1. 経験豊富なプロに運用を任せられる
外注する1つ目のメリットは、経験豊富なプロに運用を任せられる点です。外注化する最大のメリットと言っても過言ではありません。
特に最近のリスティング広告は「GoogleやYahoo!のAIをいかに上手く働かせるか?」という視点が、成果を出すために重要です。
AIの成果は、広告を配信する前のキャンペーン設計で決まります。もしキャンペーン設計を誤った場合、投下した広告費が無駄になってしまうかもしれません。
経験豊富なプロに運用を任せることで、機会損失を生まず、遠回りを避けることができます。
メリット2. 過去の事例やノウハウを活かした運用が可能
外注する2つ目のメリットは、過去の事例やノウハウを活かした運用が可能であることです。
リスティング広告代理店は、社内にこれまでの運用事例や経験から得たノウハウがストックされています。
これらの他社事例を活かして運用を行えるため、他社の成功エッセンスを抽出したり、失敗パターンを避けたりすることが可能です。
メリット3. 運用が省ける分、他の業務にリソースを使える
3つ目のメリットは運用が省ける分、他の業務にリソースを使えることです。
外注することで、例えば以下の運用業務を全て外注できます。
- アカウントの開設
- タグやコンバージョンの設定・テスト
- キャンペーン・広告グループの設定
- 広告文の作成・検証
- 成果のレポーティング
- 施策のPDCA
プロに運用を任せられるだけでなく、リソースの削減にも繋がります。
メリット4. リスティング広告以外の媒体(FacebookやLINEなど)も、プロの知見を交えて実行できる
メリット4つ目は、Facebook広告やLINE広告など、リスティング広告以外の媒体もプロの知見を交えて実行できることです。
多くの広告代理店は、リスティング広告以外の媒体の運用が可能です。
各媒体で管理画面や設定方法が異なり、正しい設計と効率的な運用には深い知見が必要です。
広告をスケールさせる際には、媒体の拡大も重要になります。そういったケースでも遠回りせず成功に近づけるのも、運用を外注する魅力です。
メリット5. リスティング広告以外のマーケティング全般支援も受けることが可能
代理店によっては、リスティング広告以外のマーケティング全般支援も受けることも可能です。
例えば弊社では、
- デジタルマーケティング戦略の立案
- LP制作
- CRM
- ホワイトペーパー作成
- SEO対策
- 営業支援
まで幅広く対応しています。
マーケティングは広告だけで完結することはなく、相互的に全体を広く見て課題解決していく戦略力と実行力が必要です。
こういった支援を受けられることも、外注化するメリットと言えます。
メリット6. 他のマーケティング施策にリソースを割ける
外注する6つ目のメリットは、他のマーケティング施策にリソースを割けることです。
あくまで個人的な所感にはなりますが、自社で運用を行うと、管理画面に張り付く「手段の最適化」に視点が向いてしまう傾向にあります。
本来広告主が割くべき思考は広告の管理や実行ではなく、マーケティング全体の戦略を描くことです。
マーケティング担当者はプロダクトの強化、PR施策、組織編成など戦略の統括に集中することで、全体の最大化を行うべきだと考えています。
リスティング広告を外注する4つのデメリット
【リスティング広告を外注する4つのデメリット】
- 運用手数料がかかる
- 社内に運用ノウハウが蓄積されにくい
- パートナー企業の担当者のスキルレベルに結果が左右される
- 月額予算が低い場合、受けてもらえない。または新人がアサインされる
次に、リスティング広告を外注する上記4つのメリットについて、順番に紹介していければと思います。
デメリット1. 運用手数料がかかる
代理店に外注する以上、手数料は必要になります。ただ、コストに関しては一概に外注に限った話ではありません。
インハウス化する場合も、
- 担当者の採用・教育コスト
- 毎月の給料
- モチベーションマネジメントコスト
などの費用は必要になります。
また、市場構造的に人材が少なく、優秀なマーケターは引く手あまた。経験者はベース年収も高く、採用するのはかなり難しいのが実情です。
デメリット2. 社内に運用ノウハウが蓄積されにくい
2つ目のデメリットは、社内に運用ノウハウが蓄積されにくいことです。
数値や運用の過程・結果は共有されるものの、キャンペーン設計や広告文・LP改善などの細かい運用部分は代理店から提案されます。
そのため「キャンペーン設計は〇〇の場合△△にするべきだ」といった細かいノウハウは自社には蓄積されにくいかもしれません。
とはいえ経営者やマーケティング担当者は、戦略全体に思考を向けた方が、成果の最大化には効果的です。
広告運用においては戦略全体にフォーカスし、実務部分の詳細は代理店に任せると考えるのも選択肢の一つです。
デメリット3. パートナー企業の担当者のスキルレベルに結果が左右される
3つ目のデメリットは、パートナー企業の担当者のスキルレベルに結果が左右されることです。
広告運用では、「会社」よりも「担当者」が成果に直結します。
良い運用者が担当になれば成功確率は上がりますし、慣れない方がアサインされれば遠回りになってしまうのが現実です。
そのため、外注する際は「どの会社に依頼するか」よりも「担当者の対応やスキルレベルは高いか」の視点で検討するのがおすすめです。
デメリット4. 月額予算が低い場合、受けてもらえない。または新人がアサインされる
広告代理店はビジネスモデル上、ご予算が高ければ高い程利益が上がる仕組みです。
そのため「月額予算が他企業比較で低い(1~10万円/月など)と、受けてもらえないor新人がアサインされる」ことがあります。
(全ての代理店に当てはまるわけではありません。)
合理的な代理店の経営判断としては「月額予算が自社で受けている他企業比較で低い企業様=管理コストの増加を懸念し受注をお断りするor人件費の低いメンバー(新卒や中途新人、インターンなど)をアサインし、費用対効果を最適化しようとする」という形で「経営原理」が働きます。
そのため月額予算が低いと、手数料が見合わず受けてもらえないか、受けても優先度を下げられ新人がアサインされるということです。
対策としては、以下の2つが挙げられます。
- 最低発注額がない代理店を探し、打ち合わせで担当者のレベルを見極める
- 副業運用者やフリーランスを探す(管理部門などの人件費がかからず、低予算でも報酬が見合うため受けてもらえる)
リスティング広告をインハウス化する2つのメリット
【リスティング広告をインハウス化する2つのメリット】
- 運用手数料がかからない
- 自社にノウハウが蓄積されていく
リスティング広告をインハウス化するメリットとしては、上記の2つが挙げられます。こちらも順番にお伝えしていきますね。
メリット1. 運用手数料がかからない
インハウス化する1つ目メリットは、運用手数料がかからないことです。
社内マーケター人材へのコストは必要になりますが、代理店に支払うマージンは不要になります。
一般的に、代理店マージンは「広告費に対して〇%」と割合で決まるもの。そのため広告予算が高い発注者ほど大きなメリットと言えます。
メリット2. 自社にノウハウが蓄積されていく
2つ目のメリットは、運用ノウハウが自社に蓄積されていくことです。
成果を改善するためにどのような思考プロセスを踏むか、どのような流れでLPやクリエイティブの訴求を決めるかなど、経験ベースで会社に蓄積されていきます。
なお属人的な運用になると、担当者個人にノウハウが溜まるだけで、会社には残りません。
社内ノウハウの蓄積には、アウトプットとして形に残しておく仕組み作りが必須です。
リスティング広告をインハウス化する5つのデメリット
【リスティング広告をインハウス化する5つのデメリット】
- ノウハウ蓄積までに時間と広告費が必要になる
- 担当者の人件費や採用・教育コストがかかる
- インハウス担当者が退職する可能性がある
- スキルは担当者に属人的に蓄積されることが多く、溜まった知見が社内展開にできない
- 担当者の知見内でしかマーケティング施策が展開されずらく、機会損失
一方、リスティング広告をインハウス化するデメリットとしては、上記の5つが考えられます。
こちらも順番にお伝えしていければと思います。
デメリット1. ノウハウ蓄積までに時間と広告費が必要になる
インハウス運用の場合、社内にノウハウが蓄積されるまで遠回りする可能性があります。
- 自社で思いついた運用方法を試してみる
- 他社事例のない中で、反応の良い広告文を手探りでテストする
など、学習のための広告費も必要になるかもしれません。
逆にこのような遠回りを避けられるのが、代理店に外注するメリットと言えます。
デメリット2. 担当者の人件費や採用・教育コストがかかる
インハウス化のデメリット2つ目は、担当者の人件費や採用・教育コストがかかることです。
予算が200~300万円/月までの場合、外注化した方が安くなるケースも珍しくありません。
コスト抑制を目的にインハウス化を検討する場合、本当に安くなるのかを綿密にシミュレーションしてみてください。
デメリット3. インハウス担当者が退職する可能性がある
インハウス担当者が退職する可能性があることも、デメリットと言えます。
優秀なインハウス運用者は市場価値が高く、転職が容易です。加えて、フリーランスなどの独立も視野に入ります。
- 待遇面の見直し
- 出世
- 成長環境の提示
- 会社ビジョンへの共感
などの対策で「会社への満足度」をキープしないと、待遇やブランド力のある大手企業に移籍されるので注意が必要です。
デメリット4. スキルは担当者に属人的に蓄積されることが多く、溜まった知見が社内展開にできない
インハウス化をしても、マーケティング施策では頭と手を使った本人が最も知見を得ます。属人的に蓄積されてしまい、社内に展開することはできません。
対策として、繰り返しになりますが社内での運用知見のマニュアル化が必要です。
定期的に記録を残すことで、引き継ぎがスムーズになる+会社の資産として知見が残ります。
デメリット5. 担当者の知見内でしかマーケティング施策が展開されず、機会損失が生まれる可能性がある
インハウス運用の場合、担当者の知見内でしかマーケティング施策が展開されず、機会損失が生まれる可能性があります。
対策として、自発的に勉強する人材を雇って時間と資金の成長機会を与えることが必要です。
【結論】リスティング広告を外注するかインハウス化するかの判断基準
これまで外注とインハウスのメリット・デメリットをお伝えしてきました。では結局、どちらを選択すれば良いのでしょうか?
結論、以下2つに当てはまるのであれば、外注がおすすめです。逆に当てはまらないのであれば、インハウス化を検討しても良いと言えます。
【外注するかインハウス化するかの判断基準】
- デジタルマーケティング戦略やリスティング広告に関する知見があまり無い
- 自社で運用するリソースがない・他のマーケティング業務に集中したい
⇒2つとも当てはまるなら外注、当てはまらないならインハウスを検討
リスティング広告の外注orインハウス化まとめ
【外注orインハウスのメリット・デメリットまとめ】
▼外注する6つのメリット
- 経験豊富なプロに運用を任せられる
- 過去の事例やノウハウを活かした運用が可能
- 運用が省ける分、他の業務にリソースを使える
- リスティング広告以外の媒体(FacebookやLINEなど)も、プロの知見を交えて実行できる
- リスティング広告以外のマーケティング全般支援も受ける事が可能
- 他のマーケティング施策にリソースを割ける
▼外注する4つのデメリット
- 運用手数料がかかる
- 社内に運用ノウハウが蓄積されにくい
- パートナー企業の担当者のスキルレベルに結果が左右される
- 月額予算が低い場合、受けてもらえない。または新人がアサインされる
▼インハウス化する2つのメリット
- 運用手数料がかからない
- 自社にノウハウが蓄積されていく
▼インハウス化する5つのデメリット
- ノウハウ蓄積までに時間と広告費が必要になる
- 担当者の人件費や採用・教育コストがかかる
- インハウス担当者が退職する可能性がある
- スキルは担当者に属人的に蓄積されることが多く、溜まった知見が社内展開にできない
- 担当者の知見内でしかマーケティング施策が展開されずらく、機会損失
本記事では、リスティング広告の外注orインハウスに関して、上記のメリット・デメリットをお伝えしました。
上記を比較してもまだ判断に悩むようでしたら、以下を基準に検討してみてください。
- デジタルマーケティング戦略やリスティング広告に関する知見があまり無い
- 自社で運用するリソースがない・他のマーケティング業務に集中したい
⇒2つとも当てはまるなら外注、当てはまらないならインハウスを検討
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投稿者
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。