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2020/11/23 ブログ

創業60年の家業から学んだ、経営教訓のご紹介

私の実家は祖父の代から地元でトラックメインの自動車屋さんを営んでます。

現在も創業から60年以上続いており、しっかり2代目の父にバトンを繋いだ祖父+父を素直にすごいなと尊敬してます。

戦国時代で例えると下記のバトン継承です。

①(大雑把だったけど)会社を創業し開拓をした祖父が「織田信長」

②祖父が開拓した会社の地盤を固め、安定と基盤を作った父が「豊臣秀吉&徳川家康」

そんな中、幼少期から家族経営で育った私は、今でも覚えてる父母から貰った教訓がいくつもあり、実生活+経営に生かされてるなとふと気づきました。

この教えは他の方にも役立つだろうと思いますので、ここに記します。

※あくまで昔話なのでご了承下さい。

父母から貰った教え

会社のお金の管理は社長が必ずする。任せるとしても実両親か奥さんのみで、社員には基本任せない。任せる場合も必ず毎月末に現金と帳簿のチェックをする。

中小企業では社員によるお金の問題やトラブルは「必ず出る」というベースの元、会計管理の仕組みを整えた方が良いです。

実際過去に祖父の会社でも社員の持ち逃げが発生したようです。加えて、他の経営者の方々からも「過去にありましたか?」と聞くと意外にも「ある」という回答を良く耳にします。

確か小学生だった頃にこの話をされた私は父に「どうしてその人は悪いと知ってて盗んじゃうの?」と聞いた際に

「(どんなに良い人間でも)たまたまタイミング悪くお金に困ってると、人間は魔が差す時があるものなんだよ」

と話してました。

当時は現金社会の為、銀行に売上を振り込みに行くのが毎月の決まった業務フローとしてどこの会社もありました。

社員に振り込みを任し多額の現金を持ち歩かせます。そのタイミングで「これだけあるなら1枚位。。。」と取ってしまう事が当時合ったようです。

これらの経験から「現金を管理し守る事が社長の仕事」としてベースに植え付けられました。

困るお客さんは世の中にどうしても一定数いる。特に新規のお客さんは少しでも危なさを感じたら明確に断る事。そして新規に困らない位、既存のお客さんで売上を作り、信頼関係を構築して長続きさせる事。

当時父の会社に外国人が来て「車を購入したい」と言って来たらしいですが、納車の日になっても来なかったり連絡が付かなかったり、入金が無かったりと困った経験があるようです。

その時上記の事を話してました。

既存のお客さんで信頼出来る人をしっかり大事にしていれば、安定した売上が作れて事業は回る。

既存のお客さんで安定している分、新規の方を素性含めて吟味出来る。

特に「飛び込みの新規(実店舗があるのでふらっと立ち寄ってくる)」が多かった分、素性の知れない人が多かった為、警戒心が強かったのかなと思います。

仕事を完了したのに何度言っても入金が来ない時は、催促に出向くしか無い。いざという時に備えて自分を守る為に、身体を鍛えとく事も大事。 

トラックメインの自動車屋の為、職人の方が多い仕事でした。職人の方は見た目もいかつく、力仕事で体も大きかった様子です。

「仕事をしたのに入金を貰えないから、仕方なく催促に行く」という事は、嫌な仕事だと父は言ってました。

(だから、そもそも入金を貰えるお客さんをちゃんと吟味して取る大切さを説いてました)

事情はどうであれ「お金が払えない人」というのは一抹の不安があります。

「逆ギレして何かしてくるんじゃないか」という一種の危機意識もあります。

そこで、いざ催促に行き対面した際にこちら側がひょろひょろのガリガリだと、有事の際に自分の身を守れません。

「怖いなら、自分を鍛えておき自己防衛しよう」という事ですね。

現在ではあまり催促に行くような事は無いと思いますが、体を鍛えるのは賛成です。

特に私が体を鍛えるメリットとしてあるのは「提案の説得力が増す」事だと思います。

①がっしりした人が自信を持って提案するのと、②ガリガリの方が提案するのでは、何となく男として①の方が提案は聞き入れ易いなと笑

運動は仕事の質もアップするので、鍛える事には賛成です。

収入以上の支出をするな。 お前が収入以上の物を欲しがってる時、まだそのレベルに達してないという事だ。身の程を知りなさい。

これは大学生の卒業シーズンに分割のカード払いでカリフォルニアディズニー旅行に行こうとした所を本気で怒られた時に言われました。

正直当時は「社会人生活が始まれば返せる算段が付いてるから、良いじゃないか」と思ってましたが、そもそも「収入以上の支出をするな=収入の範囲内で生活しなさい」という教えは、経営や家計において最もベースとすべき「お金の向き合い方」です。

入るを量りて出ずるを為す(収入を元に支出を管理せよ)

https://mag.japaaan.com/archives/126278/2

この管理を基本とすれば、事実上赤字はありません。

この考えがあるから、弊社は「創業時は融資0で行こう」という方針の決定に繋がりました。

今後算段が立てば応用の戦略として「資金を集めて拡大戦略」を行うかも知れませんが、基本となるのは「収入を元に支出を決める」という考えだと思います。

基本を創業期にしっかり学んでから、応用の資金活用をして行きたいと思います。

身の丈に合わない投資や遊び、生活レベルの引き上げをするな。人間は一度良い物を味わうと下げるのが難しい。バブルで昇って弾けた後も散財癖が拭えず、苦労した人が周りにどれだけいた事か。

バブル期について話している時に出た言葉でした。

私はバブル崩壊後に物心付いてる為、当時好景気で日本中が盛り上がっていた事は全くわかりません。

ただ両親の周り含めて高級車、海外旅行、高級不動産などに手を出していた人が多かったようです。

そしてその方々はバブル崩壊後にいなくなったと。

一番怖いのは「人は一度良いものを味わうと戻れない事(生活レベルを上げた後に下に戻すのは難しい)」だと言われた事を、よく覚えてます。

自分自身も楽や欲に溺れず、お金を支払う時(何かを購入する時)は目的に立ち返って「本当に必要なのか?」を吟味する修正は、今も根付いてます。

うちは「好不景気両方に対応出来る」から長く生き残れた。好景気では販売をし、不景気では修理をする事で、長く続けて来た。

「なぜ60年以上も家業が続いてるか? バブル含む色んな社会トレンドが合ったのに、潰れなかったのは何故なのか?」

を聞いた時に返って来た答えが上記でした。

まず実家ではトラックの販売に加えて板金塗装、修理や車検含むメンテナンスを行なってます。

トラックはビジネス利用が多い=移動距離が多く、消耗が一般車より早い。その為、買い替えや修理が一般車対比で良く起こる。

好景気=お客さん:儲かってるから設備投資で新しいトラックを買おう=実家に連絡してトラックを買う。

不景気=お客さん:設備投資は出来ないから、今あるトラックを長く使おう=実家に連絡して修理やメンテナンスを行う。

上記の方程式で好不景気の波を乗り越えてたようです。

これには「なるほど!」と感心しました。やはり長く続くビジネスには「明確な理由(ビジネスの仕組み)」が存在してます。

一過性のトレンドを追うのではなく、本質を突いた長く続くビジネスをやるべきだなと気づきました。

まとめ

以上です、ここまでお読み頂きありがとうございました。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
新卒にて㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループの㈱ウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→副業から事業拡大した後、株式会社WALTEXを創業。DX/デジタルマーケティング支援会社を経営。コツコツ積み上げるSEOが好きで、WEB広告関連の「567KW」でSEO1~3位表示中(20年10月時点)