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2019/5/15 Google広告

実例を元にGoogle広告で成果を上げる方法を4パターンで紹介

目次

経営者や担当者向け/Google広告で成果を上げる方法を実例交えて紹介。

 

【自分でGoogle広告を運用している経営者や担当者 】
・もっと問い合わせを増加させるにはどうしたらいいのだろう?
・問い合わせは増加してるけど、Google広告が関係してるのかな?
・広告費を下げて、お問い合わせ数を増やせないかな?

上記疑問にお答えします。

 

私自身は下記の実績を持っています。

・Google広告運用歴5年

・自分で運用していたor代理店に頼んでいた案件を分析し、改善した事例を多数保有。

 

実際に見て⇨対応して⇨改善した事例を元にご紹介します。

※長文です。

 

良くある効果の出ない運用を4つに分解

Google広告で効果を出す為に必要な調整先は大きく4つに分解出来ます。

下記を動かす事で成果改善が出来ますので、実例を元に紹介していきます。

 

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  1. 設定(アカウント構成や機能活用)
  2. KW
  3. 広告文
  4. ランディングページ

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設定(アカウント構成や機能活用)

コンバージョン計測をしてない

経営者が自身で実施している場合に多いですが、

コンバージョンタグの設定がわからず計測出来てないパターンです。

計測をしないとゴールの見えないマラソンになるので、まず設定しましょう。

マイクロコンバージョンを使用してない

高額商材(結婚式、不動産、自動車など)は検討期間が長い為、

問い合わせまでのハードルが高まります。

ハードルが高まる分、予算が少ないとコンバージョンデータが少なくなる為、

成果向上が遅くなります。

 

その場合は「問い合わせフォームの来訪」「ボタンクリック」など

コンバージョン地点の中間となるコンバージョン(マイクロコンバージョン)を設定してデータを蓄積します。

中間地点までの流入数を増加させる=最終地点の増加

に繋がりますので、中間地点までの強化を目標に運用を行いましょう。

キャンペーンや広告グループが無駄に分かれており、hagakure化してない

弊社ではデータを集約させて自動入札を最大限に活用し、

クリエイティブ領域(特に広告文とランディングページ)でPDCAを回転させる事が今の運用に必要だと考えております。

その為にはデータを集約させるアカウント構成(Google推奨のhagakure化)が必須です。

また「Google広告のアカウント階層ごとに何が出来るか」

を把握していれば、細かい分散はしなくて済みます。

例えば下記は分散する必要がない例です。

(キャンペーンやグループで分けなくても調整可能)

  • デバイス別に分かれている
  • マッチタイプ別に分かれている
  • 男性や女性などで別れている

配信エリアが広い

実店舗を持つ場合は、周辺エリアからのユーザー獲得が最も重要です。

まずは周辺からしっかり取る⇨後々エリアを拡大していく方が、

マーケティング効率が良いです。

ランチェスター戦略を当てはめ、

まずは局地戦で勝つのを目指しましょう。

(Google広告は局地戦が出来るのがメリットです。)

オーディエンス配信調整の活用

下記配信は効果が上がりやすいです。

・RLSA(リスティング広告版リマ―ケティング)

・購買意欲の強い層

良質なユーザーを絞り込むのに、是非活用しましょう。

自動入札の活用

自動入札の概略は下記です。

手動入札:自分でKW毎に入札単価を決める

自動入札:決めた目標を元にAIによる入札調整を実施。

一回検索が発生する度にGoogle側が自動で入札を調整します。

自動入札の流れは下記です。

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ユーザーが検索

「このユーザーはコンバージョンする確率が〇〇%で高いから、掲載順位をここにする為に入札をこの金額にしよう」

と自動で調整

Googleが参照するデータ

デバイス

OS

エリア

男女

年齢

過去の検索履歴

…etc.

ユーザーに広告掲載(0.1秒で瞬時に計算)

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コンバージョンデータが蓄積されているアカウント構造×Googleの自動入札はとても強力です。

簡単な導入タイミングとしては「最適化」タブで表示が出てきたタイミングでよいと思います。

※コンバージョンデータが溜まるとGoogleがシミュレーション数値を元に最適化案を提示してくれます。

最初はCPCが跳ね上がるなどの初動マイナス面もありますが、

上限CPCの設定でリスクヘッジも可能です。

Google担当者から来た電話を元に設定して放置

アカウントを新規開設するとGoogle担当者がメールで良く連絡をして来ます。

電話の際に「新機能がリリースされました、こちらで設定しておきましょうか?」

と言われたので、よくわからずお願いして放置していた事例です。

(当時GDNのレスポンシブ広告がアップデートで導入されたタイミングで実行)

Googleからすると「広告費を使ってもらう事で利益を上げている」ので、

新機能設定をしてGDNの配信が多くなる⇨費用が増加するのでゴールはそこまで。

「コンバージョンを上げるまで施策の責任を追う」事がゴールではなく、

「(コンバージョンを上げる為に有効だと思う配信を設定して)ご利用金額を上げる」

事がゴールの為、設定は自分で判断して成果確認まで責任を追いましょう。

Google担当者から言われると信憑性が高まります。

ですが、WEBマーケティング業界において媒体情報は鵜呑みにせず、

自社で効果が上がるかを確かめるまでがゴールです。

注意しましょう。

Googleアナリティクスとの連携

自動入札のデータ量が増加する為、自動入札の成果向上が期待出来ます。

Google広告で見られるデータは「Google広告のデータ」のみとなります。

Google Analyticsを連携すると、Google広告×Google Analyticsのデータが見られます。

Google広告をクリックしたKWでサイト流入後に何ページ見たか、どれくらい滞在したか

自然検索⇨Google広告をクリックした再来訪者かといった詳細な情報が組み合わさります。

そのデータは自動入札で活用されて、入札最適化に使用されます。

設定は簡単なので、是非活用しましょう。

②    KW編

CVから遠いKWへの配信比率が多い

KWはユーザーのモチベーションを表す大事なデータです。

「結婚式のフェア予約を取りたい」と思う式場に対して、

どちらのKWで配信した方が有効的でしょうか?

————————–

「結婚式」

結婚式の芸能ニュース、参列、マナーなど沢山の情報があり絞れてない

「結婚式 フェア」

結婚式のフェアに関する情報を探している。

フェア=式場検討してないと入れないKWなので、

新郎新婦である事がわかり、来館へのモチベーションが高い。

————————–

この場合に「結婚式」で沢山配信している例がありますので、

KWの配信比率はチェックが必要です。

1つのビッグKW(部分一致)に集中投下

ビックKWは表示とクリックが多く、配信比率が高まりやすいです。

予算が潤沢な大手なら良いですが、中小企業はあまり使わなくて良いと思います。

※私は部分一致をあまり使いません。KWのコントロール効率が悪いからです。

絞り込み部分一致やフレーズ一致を活用してない

部分一致の変な拡張を防ぐ為に、

「絞り込み部分一致」や「フレーズ一致」を活用しましょう。

狙ったKWに対して配信出来る率が高まります。

検索語句の追加+除外を行ってない

除外は特に重要です。

「ニュース」「不評」などのネガティブKWは初期除外し、

追加で出てくるゴールに遠いKWはどんどん除外しましょう。

※「アルバイト」「求人」なども初期除外が便利です。

③    広告文編

広告文が一個のみでPDCAを回してない

入札はAIに任せる仕組みを作り、クリエイティブでPDCAを回す仕組みが必要です。

Googleも3~5個を推奨としていますが、PDCAを回す重要性を説いています。

※昔はなかったですが、今は管理画面を見るとアラートが出る位PDCAを回せと伝えているのがわかります。

「期間限定」「残席」「実績〇〇件」「専門」といった強く響く訴求を使用してない

強みを絞り込んでユーザーの目を引く広告文を作りましょう。

広告文の内容でメリットが分かりづらい

リスティング掲載面には、上部4段で競合が戦い合います。

伝えたいユーザーメリットを提示し、自社を選ばれるようにしましょう。

文章が不自然

外資系企業でありますが、海外の代理店が運用している場合です。

海外の方が日本語を作っているので、言葉が不自然になっています。

不自然な日本語は違和感がある為、CTR低下に繋がります。

外資が日本でGoogle広告を行う場合は、

日本語がネイティブレベルで話せるスタッフに任せるか、

日本の現地法人に委託した方がよいと思います。

言語そのものが不自然ですと、ブランド価値が低下します。

広告表示オプションを使用してない

コールアウトやサイトリンクなどの広告表示オプションは、

使用するだけで画面占有率が高まりCTR向上に繋がります。

新機能を活用してない

文章量を増加させるアップデートはすぐに導入しましょう。

拡大テキスト広告(ETA)がリリースされた際、

ほとんどのアカウントで成果向上が出来ました。

新しい広告文の機能は、どんどんテスト活用しましょう。

現在ではタイトル3や説明文2の使用、レスポンシブ検索広告の使用が例として挙げられます。

リンクがデッドリンク

サイトリンクで良くあります。

デッドリンクがあるだけで、サイトのブランド価値は低下します。

「この会社大丈夫なのかな?だったら検索結果に他の会社沢山あるしそっちを覗こう」

という気持ちに一瞬でさせます。

下記パターンが多いので、定期的にチェックしましょう。

・スポットで実施した過去のキャンペーンページが設定されていた

・SSL化後に未修正

④    ランディングページ

ランディングページの王道に沿ってない

ランディングページは下記の王道の流れがありますので、活用しましょう。

悩み⇨解決策⇨自社の売り込み(サービス、競合比較したメリット、事例、料金、申し込みフォーム)

ちなみにSEO記事も同じ流れが推奨です。

(「自社の売り込み)はケースバイケース)

この記事もKWに対する悩み⇨解決策⇨解決策の深掘りで構成されています。

テキストが多く、画像が少ない

画像の方が直感的に多くの情報を伝えられます。

テキストが多いとユーザーが疲れてしまう為、

画像を用いて読みやすい内容に仕上げましょう。

誤字脱字がある

人間はミスを過大に評価してしまう為、

少しあるだけでブランド価値低下に繋がります。

ダブルチェックなどで防ぎましょう。

ランディングページのPDCAを回してない

Google広告のPDCAも重要ですが、

ランディングページのPDCAも重要です。

「Googleオプティマイザ」を利用すれば簡単にLPのPDCAを回せるので、

活用してみましょう。

フォームの記載項目が多い

記載項目は少なければ少ない程、申し込み率は高まります。

一方でフォームを少なくするとライトなユーザーの問い合わせが増加する傾向にあります。

問い合わせの量or質どちらを優先させるか、事業状況を見て判断しましょう。

申し込み日程の追加がされてない

継続的にセミナーやイベントをしている場合、

日程が更新されずに離脱が発生しているケースがあります。

細かい対応ですが、日程はしっかり更新しておきましょう。

アクションボタン(CTA)が分かりづらい

「せっかく問い合わせたいのに、問い合わせ先がわからない!」

となります。

わかりやすく言うと

「スーパーで商品を手にとったのに、レジがどこかわからない!」

という状況です。

ユーザーにストレスを与える為、わかりやすい誘導ボタンを設定しましょう。

最後に:上記の項目に沿って自分のアカウントを是非チェックしてみて下さい

実際の経験を元に、良くある問題と改善方法を記載しました。

是非Google広告の成果向上に向けて、自分のアカウントをチェックして下さい。

 

 

 

 

 

 

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様、ACES様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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