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2022/6/3 Twitter広告

Twitter広告の費用は?料金目安や課金方法など全解説!

最終更新日:2023年2月3日 | 投稿日:2022年6月3日

「Twitter広告を始めたい!」と思った時に、やはり気になるのは費用面ではないでしょうか。

この記事では、「Twitter広告は大体いくらくらいかかるのか、費用の目安が知りたいという方向けに、以下のような内容を解説しています。

  • Twitter広告にかかる費用の目安
  • Twitter広告の課金ポイント
  • Twitter広告の入札タイプ

「Twitter広告で課金対象となるユーザーの行動を知りたい」「使用できる入札タイプを知りたい」という方にもおすすめの内容となっています。ぜひ参考にしてください。

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Twitter広告にかける費用は自分で決められる

Twitter広告にかける費用は、広告運用者自身で決めることができます

配信を行う際に予算を設定でき、その予算にしたがって広告配信が行われるためです。

とは言っても、実際にどの程度の金額が必要になるのかまったくわからず不安を覚える方もいるかもしれません。

そこで、以下からTwitter広告運用経験のある筆者の体感ではありますが、目安の数値をお伝えします。

平均クリック単価は体感で100円~数百円

筆者の体感ですが、クリック単価はだいたい100円~数百円1クリックあたり数十円の場合もありました

幅がありますが、これはクリック単価がターゲットや規模によって大きく変化するためです。

また、広告キャンペーンの目的(課金ポイントとなるアクション)がクリックではなく「動画視聴」「エンゲージメント」などの場合もあるため、ひとつのキャンペーンにかかる金額は一概には言えません。

あくまで目安として「クリック単価の場合は1クリックあたり100円~数百円程度」ということを意識しておくとよいでしょう。

広告費用の目安は最低10万円/月、できれば30万円/月~

小規模にスタートさせたい場合は1ヶ月あたり最低10万円を広告予算として見ておくことを推奨します。

ただ、広告クリエイティブやLPを検証・改善していくのであれば、30万円/月からのスタートがおすすめです。

10万円の場合、配信量が少なくデータが溜まりにくいので「どこが良かった・悪かったのか」がわかりにくくなってしまいます。

そのため、できれば初月は30~50万円で始めてみてはいかがでしょうか。

Twitter広告の課金ポイントはキャンペーンの目的によって変わる

先ほど少し触れましたが、Twitter広告の課金ポイント(=課金対象となるアクション)は広告キャンペーンの目的によって異なります

Twitter広告は「ユーザーがクリックしたら◯円かかる」というように、ユーザーの行動によって料金がかかる仕組みです。

しかし、その「課金対象となるユーザーの行動」が広告キャンペーンの目的によって異なるのです。

では、課金対象となるユーザー行動にはどんな種類があるのでしょうか?次の項で解説していきます。

課金ポイントとなるユーザー行動7つ

ここからは、課金ポイントとなるユーザーの行動を解説します。

課金ポイントとなるユーザーの行動は、以下の7つです。

  1. インプレッション数
  2. 動画の再生数
  3. プレロール再生数
  4. アプリのクリック回数
  5. リンクのクリック回数
  6. エンゲージメント数
  7. フォロー数

ひとつずつ解説します。

1.インプレッション数

「ツイートのインプレッション1,000回あたり◯円」という形で費用(コスト)がかかります。

広告キャンペーンの目的で「ブランドの認知向上:リーチ」を選択した際の課金ポイントです。

ツイートがどの程度見られたかによって料金が決まります。

2.動画の再生数

「動画再生1回あたり◯円」という形で費用(コスト)がかかります。

広告キャンペーンの目的で「購入検討:動画の再生数」を選択した際の課金ポイントです。

どの時点で「動画が1回再生された」とするかを、以下の3種類から選択する必要があります。

カウント方式 カウントされるタイミング
動画の再生数
  • 動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した場合
  • 動画の拡大表示・ミュート解除のクリック操作が行われた場合
3秒/100%の動画再生数
  • 動画全体が画面に表示された状態で3秒経過した場合
  • 動画の拡大表示・ミュート解除が行われた場合
6秒の動画再生数
  • 動画の50%以上が画面に表示された状態で6秒経過した場合
  • 動画の拡大表示・ミュート解除が行われた場合

3.プレロール再生数

「プレロール広告再生1回あたり◯円」という形で費用(コスト)がかかります。

広告キャンペーンの目的で「購入検討:プレロール再生数」を選択した際の課金ポイントです。

プレロールとは、Twitterで配信されている動画の前に表示される動画広告のことを指します。

「動画の再生数」同様、どの時点で「プレロール広告が1回再生された」とするかを、以下の3種類から選択する必要があります。

カウント方式 カウントされるタイミング
プレロール再生数
  • プレロール動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した場合
  • 動画の拡大表示・ミュート解除のクリック操作が行われた場合
3秒/100%のプレロール再生数
  • プレロール動画全体が画面に表示された状態で3秒経過した場合
  • 動画の拡大表示・ミュート解除が行われた場合
6秒のプレロール動画再生数
  • プレロール動画の50%以上が画面に表示された状態で6秒経過した場合
  • 動画の拡大表示・ミュート解除が行われた場合

4.アプリのクリック回数

広告キャンペーンの目的で「購入検討:アプリのインストール数」を選択した際の課金ポイントです。

基本的には「ユーザーがアプリストアまたはアプリに直接誘導された回数」に対して費用(コスト)が発生します。

ですが、広告キャンペーンの設定を行う上で2種類の課金方式と入札オプションを選択可能です。

課金方式(広告グループの目標)

アプリのインストール数
  • ターゲティング内でアプリをインストールする可能性の高いユーザーに広告が表示される
  • ユーザーがクリックしてアプリストアに誘導された場合に課金される
アプリのクリック数
  • ターゲティング内でアプリをクリックする可能性の高いユーザーに広告が表示される
  • ユーザーがクリックしてアプリストア、または直接アプリに誘導された場合に課金される

Twitter公式では、「アプリのインストール数」が推奨されています。

入札オプション

CPAC入札

(コスト・パー・アプリ・クリック)

  • アプリクリックあたりの入札と課金を行う
  • アプリのクリック数ができる限り多くなるよう最適化される
最適化されたアクション入札(OAB)

(オプティマイズド・アクション・ビッディング)

  • アプリインストールあたりの入札、アプリクリックあたりの課金を行う
  • 設定にはモバイルアプリのコンバージョントラッキング(MACT)が必要
  • アプリクリックの代わりにアプリインストールあたりで入札を行う
  • アプリのクリック数のみに基づいて課金される
  • 上限入札単価はインストールあたりのおおよその支払い額となる

CPAC入札はアプリの配信をスタートした時など、多くの人にアプリを知ってもらいたい時におすすめです。

最適化されたアクション入札(OAB)はアプリのインストール数を増加させたい時や、より質の高いユーザーをアプリユーザーとして取り込みたい時に使用するとよいでしょう。

5.リンクのクリック回数

「広告のリンククリック1回あたり◯円」という形で費用(コスト)がかかります。

広告キャンペーンの目的で「購入検討:ウェブサイトのクリック数」を選択した際の課金ポイントです。

6.エンゲージメント数

「広告へのエンゲージメント1回あたり◯円」という形で費用(コスト)がかかります。

広告キャンペーンの目的で「購入検討:エンゲージメント数」を選択した際の課金ポイントです。

「エンゲージメント」と見なされるユーザーの行動として、以下のような行動が挙げられます。

  • リツイート
  • いいね
  • 投票
  • ハッシュタグのクリック

ツイートに対するあらゆるクリックが課金ポイントだと言えます。

7.フォロー数

自身のアカウントのフォロワーが増加するごとに課金されます。

「1フォローされるごとに◯円」という形で費用(コスト)がかかります。

広告キャンペーンの目的で「購入検討:フォロワー数」を選択した際の課金ポイントです。

「広告キャンペーンの目的」ごとの課金ポイント一覧

広告キャンペーンの目的と課金ポイントを一覧表にまとめました。

広告キャンペーンの目的 課金ポイント
ブランド認知度の向上:リーチ インプレッション数(CPM)
購入検討:動画の再生数 動画の再生数(CPV)
購入検討:プレロール再生数 プレロール再生数(CPV)
購入検討:アプリのインストール数 アプリのクリック回数(CPAC)
購入検討:ウェブサイトのクリック数 リンクのクリック回数(CPC)
購入検討:エンゲージメント数 エンゲージメント数(CPE)
購入検討:フォロワー数 フォロー数(CPF)
コンバージョン:アプリのリエンゲージメント数 アプリのクリック回数(CPAC)

ここまで解説してきたように、Twitter広告にはさまざまな目的があり、課金ポイントもそれぞれ異なります。

  • 選んだ目的の課金ポイントがどのようなものなのか
  • ユーザーのどのような行動が課金対象となるのか

広告を配信する前に、これらをしっかり把握しておくことが大切です。

Twitter広告の入札タイプは3種類

Twitter広告の料金はオークションによって決まります。

他の広告主と競り合い、落札できたタイミングで広告がユーザーに1回表示されるという仕組みです。

※落札には、入札金額だけでなく広告の品質も考慮されます。

ここからは、Twitter広告のオークションに利用できる入札タイプを紹介します。

Twitter広告のオークションで利用できる入札タイプは、以下の3種類です。

  1. 自動入札
  2. 上限入札単価
  3. 目標入札単価

ひとつずつ解説していきます。

1.自動入札

設定した広告予算に基づいて、最小限の費用で最も良い結果が得られるように入札額が自動的に最適化される入札タイプです。

運用者が入札額を設定する必要はありません。

オークションで他の広告主と競い合える入札額が自動的に選択されますが、あくまでも設定した予算内で運用が行われます。

自動入札は、以下のような場合に適しています。

  • 新しく広告を配信する場合
  • 時間をかけず運用を最適化していきたい場合

2.上限入札単価

「1回あたりの課金で支払ってもいい金額」を正確に指定する入札タイプです。指定した金額を超えて入札されることはありません。

上限入札単価は、以下のような場合に適しています。

  • 広告予算が決まっているなど消化金額を厳しく管理したい場合
  • 1回あたりの入札金額を大体把握できている場合

3.目標入札単価

請求可能なアクション(課金ポイント)ごとに支払ってもよい入札金額を指定できる入札タイプです。

入札金額は目標金額からある程度上下しますが、最終的に目標額内に収まるように最適化されます。

入札金額が柔軟に変化するため、単価の高い広告があった場合でも落札できる可能性が高まるでしょう。

目標入札単価は、広告キャンペーンの目的において、以下の目的を選択した際に使用することができる入札タイプです。

  • フォロワー数
  • ウェブサイトのクリック数
  • リーチ
  • アプリのインストール数
  • アプリのリエンゲージメント数

Twitter広告の費用対効果を上げる方法

実際にTwitter広告の運用を始めるにあたって、費用対効果を上げるためのポイントを押さえておきましょう。

Twitter広告で費用対効果を上げるポイントは、以下の5つです。

1.配信広告に適した目的を設定する

この記事でもお伝えしたとおり、Twitter広告ではさまざまな「目的」が選べます。広告に適した目的を設定しましょう。

2.クリエイティブやツイートを複数準備する

クリエイティブや広告のためのツイートを複数準備しておくことで、ユーザーの反応を見たり、ABテストを行ったりといった広告の品質向上につながる行動をスムーズに行えます。

3.常に鮮度の高いクリエイティブへ更新する

Twitterはリアルタイム性が高いSNSのため、「いま」起こっている話題を扱うことが重視されます。

鮮度の良いクリエイティブに高い頻度で更新していくことは、費用対効果を高めることにつながるでしょう。

4.ユーザーに拡散されやすいツイートを意識する

「リツイート(RT)先で起こったアクションには費用が発生しない」というTwitter広告の特徴を最大限活かすために、リツイートされやすい=拡散されやすいツイートを意識して広告を作成しましょう。

5.定期的に配信結果を確認して調整する

広告配信直後は最適化が行われないため、毎日状況を確認して手動で最適化をすることで広告のパフォーマンスを速い速度で上げていくことができるでしょう。

これらの内容は、以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ:課金ポイントを把握して商品に合った広告配信を行おう

本記事のまとめ

  • Twitter広告にかける費用は自分で決められる
  • クリック単価の目安は100円~数百円/1クリック
  • 広告費の目安は最低10万円/月、できれば30~50万円/月
  • 広告の目的によって課金ポイントとなるユーザー行動が異なる

ここまで、Twitterの課金ポイントや対応する「広告キャンペーンの目的」について詳しくお伝えしてきました。

広告にかける予算や、広告を配信する目的に合わせて、Twitter広告にかかる費用をコントロールしていきましょう。

「Twitter広告の予算コントロールが難しいと感じる」「より効果的な運用を行いたい」という場合は、広告の専門家に運用を依頼することもおすすめです。

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投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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