【具体例で学ぶ】LP完成後にやるべきこととは?スタートアップが最速で成果を出す広告戦略3ステップ
最終更新日:2025年10月19日 | 投稿日:2025年9月1日
「渾身のLP(ランディングページ)が完成した。しかし、ここからどうやって集客し、最初の問い合わせを獲得すればいいのだろう?」
これは、多くのスタートアップや新規事業担当者が直面する、切実な悩みではないでしょうか。特に、マーケティングの専門知識が社内に不足しているシード期においては、どの広告媒体を選び、どう始めれば良いのか分からず、貴重な時間と資金を無駄にしてしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、エンジェル投資家として数々のスタートアップを支援してきた弊社代表の浜中が、LP完成後に最速で市場の反応を確かめ、成果に繋げるためのWeb広告戦略を3つのステップで徹底解説します。
WALTEXでは、事業フェーズに合わせた最適なマーケティング戦略の設計とWeb広告運用の支援を行っています。
広告運用をプロに依頼して成果につなげたいとお考えの方は、「新規事業・スタートアップ特化の広告運用サービス」のページをご覧ください。
目次
WALTEXでは広告運用のご支援はもちろん、「限られた予算での広告最適化」も得意としています。
もし広告運用やWebマーケティングでお困りごとがありましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ステップ1:魅力を発掘する「3つの視点」
ステップ1:「小さく、しかし完璧な準備」が未来を分ける
プロダクトやサービスのMVP(Minimum Viable Product)が完成し、LPも用意できた。次に行うべきは、市場の反応を調査するためのテストマーケティングです。
※本当はMVP作成の前に顧客インタビューを実施する事が推奨ですが、ここでは割愛します。
この初期検証において、私たちは「最小予算のWeb広告」を強く推奨しています。SEOやSNSマーケティングと違い、Web広告は狙ったターゲットに即座にアプローチでき、市場のニーズやボリュームをスピーディに把握できるからです。
しかし、ここで最も重要な注意点があります。それは、「準備は小さく、でも設定は完璧に」ということです。
例えば、「BtoB向けの勤怠管理SaaS」を開発したスタートアップが、最初の広告配信で犯しがちな失敗例を見てみましょう。
【ありがちな失敗例】
とにかく早く試したい一心で、キーワードを「勤怠管理」の部分一致で設定。コンバージョン計測の設定方法が分からず、未設定のまま5万円の予算で配信を開始してしまった。【起こること】
- 広告が「勤怠管理 エクセル テンプレート」「勤怠管理 アルバイト 無料」といった、ターゲット外の検索語句にまで表示され、予算が瞬く間に消費される。
- 運良く1件の問い合わせが入ったが、どのキーワードからCVが発生したのか分からず、今後の予算をどのキーワードに投下すべきか判断できない。
- 結果、「5万円使って成果はたった1件か…。うちのサービスは需要がないのかもしれない」と事業の可能性を誤って判断してしまう。
最初のテストだからこそ、広告アカウントの構造、LPの必須要素、コンバージョン設定といった基礎を完璧に固めること。これが、事業の未来を左右する正しい一歩を踏み出すための絶対条件です。
ステップ2:最初の広告は「Google検索」一択。その理由と予算感は?
では、具体的にどの広告媒体から始めるべきでしょうか。私たちは、特別な理由がない限り「Google検索広告」から始めることを推奨しています。
両者の違いをユーザーの行動でイメージしてみましょう。
- Google検索広告が狙うユーザー
「人事評価システム 比較」「請求書発行 SaaS おすすめ」のように、今まさに課題解決の方法を探している人。購入や導入意欲が非常に高い状態です。 - Meta広告(SNS広告)などがアプローチするユーザー
仕事の合間や帰宅後にSNSを眺めている人。情報収集のモードではなく、広告を見ても「問い合わせ」のような行動には繋がりにくい。
シード期の企業がまず知りたいのは「お金を払ってでも解決したい、という切実な悩みを持つ人がいるか」です。その答えを最もシンプルかつ迅速に得られるのが、ニーズが顕在化したユーザーに直接アプローチできるGoogle検索広告なのです。
そして、気になる最初の予算ですが、月々5万円〜10万円もあれば十分です。まずはこの範囲で、最も確度の高いと思われるキーワードに絞って配信し、市場の反応を見極めましょう。
ここまで読まれて「プロに依頼して最速で成果につなげたい」と思われた方はWALTEXへご相談ください。
弊社の支援事例および実績は「新規事業・スタートアップ特化の広告運用サービス」にてご紹介しております。
ステップ3:失敗しないGoogle広告の初期設定【5つの鉄則】
いよいよGoogle広告の配信準備です。検証の精度を最大限に高めるため、以下の5つの鉄則は必ず守ってください。
1. アカウント構造はごくシンプルに(1キャンペーン・1広告グループでOK)
最初は複雑にする必要はありません。最も訴求したいターゲットとキーワードに絞ったシンプルな構成で始めましょう。
2. キーワードは「完全一致」と「フレーズ一致」のみ
「部分一致」は、意図しないキーワードにまで広告が広がり、無駄なコストが発生する原因No.1です。
【具体例:勤怠管理SaaSの場合】
- 〇 良い設定(フレーズ一致):
"勤怠管理システム 導入"
→ 「勤怠管理システム 導入 費用」「中小企業 勤怠管理システム 導入」など、導入意欲の高い検索に絞って表示できる。- × 悪い設定(部分一致):
勤怠管理
→ 「勤怠管理とは」「勤怠管理 法律」など、情報収集段階の検索にも表示されてしまい、予算を浪費する。
3. 広告文はLPとの整合性を意識する
広告文で「中小企業向け」と謳っているのに、LPに大企業向けの料金プランしか載っていなければ、ユーザーはすぐに離脱します。広告とLPでメッセージを一貫させることが重要です。
また、適切でライトなCTA(コールトゥアクション)を必ず準備しましょう。
勤怠管理システムなら「1分でわかる!サービス資料」です。最もやりがちな「問い合わせ」はハードルが最も高く、予算5万円の初期段階ではほぼ取れません。
メイン:資料請求、ウェビナー申し込み
サブ:問い合わせ
の優先度でCTAとコンテンツを準備しましょう。
4. コンバージョン設定は「完璧」に
これができていないと、どのキーワードで問い合わせがあったのか分からず、データに基づいた改善ができません。Googleタグマネージャーなどを活用し、必ず設定しましょう。
5. 余計な「拡張機能」はすべてOFFにする
Google広告には、自動で配信を広げる機能があります。これらは検証のノイズになるため、初期設定では必ずOFFにしてください。
【具体例:拡張機能ONの悲劇】
「ディスプレイネットワークへの配信拡張」をONにしたまま配信すると、検索向けに作ったテキスト広告が、ニュースサイトや個人のブログの広告枠に表示されてしまいます。結果、意図しないクリックばかりが増え、検索広告の正しい効果測定ができなくなります。また、PMAXもCVデータが無いと無駄になりますので、絶対に初期は使わないでおきましょう。
これらの鉄則を守ることで、少ない予算でも精度の高い市場検証が可能になります。
まとめ:最初の広告は「事業の未来を知るための調査」
LP完成後の最初のWeb広告は、単なる集客活動ではありません。それは、「自分たちのプロダクトやサービスが、市場に本当に求められているのか」を確かめるための、極めて重要な市場調査です。
だからこそ、自己流で進めて誤った結論に至るリスクを冒すべきではありません。
私たちWALTEXは、新規事業やスタートアップの支援に圧倒的な強みを持っています。単に広告運用を代行するだけでなく、事業パートナーとして伴走し、限られた予算の中で成果を最大化する戦略を描きます。
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代表の浜中自身が起業家であり、エンジェル投資家として数々のスタートアップの「何もない状態」から併走してきたからこそ、事業フェーズ特有の課題や意思決定の重要性を深く理解しています。
「何から手をつければいいか分からない」「広告の準備が完璧か、専門家の視点で見てほしい」
もし少しでも不安があれば、ぜひ一度、私たちにご相談ください。貴社の事業を成功に導くための、最適な一歩を一緒に見つけ出します。









