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2020/11/17 社長ブログ

「道徳心+ビジネススキルで事業を営む。」渋沢栄一から学んだ商売人としての心構え

最近私の中で一気に尊敬する人入りした偉人がいます。

渋沢栄一です。

きっかけは「学習まんが 世界の伝記NEXT 渋沢栄一」を書店で見つけた事でした。

筆者

小学生の頃から「学習マンガシリーズ」が好きで、日本史や世界史、偉人は学習マンガを通して一歩目を学び、気に入った人は書籍を買って掘り下げています。

エイブラハム・リンカーンや坂本龍馬も学習マンガシリーズで興味を持ちました。

現在「現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)」を読んでます。

読めば読むほど経営者として、商売人として、人間として共感できるところが多く素晴らしいなと。。。

そこでこの記事では、何が私の中で共感と尊敬を生んでいるかをアウトプットします。

渋沢栄一に共感し尊敬しているところ

出典:渋沢栄一の紹介

渋沢栄一に共感し尊敬しているところを一言でまとめると「事業は道徳心+商売の両軸を均等に持たなくては持続的成長は成し得ない」と説いている点です。

今まで私の中で言語化できていなかった商売人としての心構えを、ビジネスの「現場」を踏まえて漏れなく言語化して下さっている事に共感と学びを得ました。

特に私が大事にしていたが、自信を持って言語化できていなかったのは「道徳心」。

振り返ると私は自社の経営判断、相談が来たクライアントを支援するか否か、採用基準においても根底に「(私や相手に)道徳心があるか否か」を基軸として判断しています。

私が考える「道徳心」とは?

道徳心とは抽象的な内容ですが、判断を下す時に

  • 「人」としてこの判断は、誇れる正しい事なのか
  • 他人から見て、応援してもらえる事なのか
  • 「善悪」では「善」なのか
  • 動機善なりや、私心なかりしか(by 稲盛さん)

上記言葉を自己に問いかけた時に「○」という結果が返ってくるように判断をしています。

それは、たとえ予算規模が大きく利益が出る案件の相談でも、経歴が華やかでスキルの高い人材の採用案件であろうとも、この問いかけに「×」の場合は私は「NO」を出します。

マーケティングの与件相談が来た場合

例えばマーケティングの与件相談が来た時に支援するか否かの判断基準では

  • そもそも相手の会社も道徳心を持つ会社、経営者、メンバー、マーケティング担当者なのか
  • 私達(WALTEX)が支援する事で、世の中の困っているユーザーの悩みを解決できる商品やサービスか
  • 仮に弊社が支援して成功し配信規模が50万円から1,000万円になった時、世の中に幸福な人を増加させているのか

を支援判断の軸にしています。

そのため、主に利益重視で誇張表現や誇大広告を行ってでも商品販売や集客をしたい会社は、弊社のマーケティング方針と合わないのでお断りしています。

世の中を幸せにしない、誰かの悩みを解決しないサービスをマーケターとして支援する行いは「人として心が疲弊するため」です。

人を採用する場合

採用に当たっても弊社は一言で言うと「道徳心のあるプロ」を採用させて頂いています。

マーケターの道徳心とは、下記をイメージしています。

  • クライアントの事業成長を一緒に支援し、社内メンバーのように喜べる
  • 戦略や戦術実行の場合も、ブラックな事はしない
  • 自信がありつつも謙虚で、課題に対して自学自習するマインドを持っている
  • クライアントの悩みやゴールに真摯に耳を傾け、迎合せずに本音で目的達成に向けた議論(意見出し)をする

これに加えて、確かな実務経験+実績を持つメンバーを採用させて頂いています。

※20年11月時点で10名以上の連携メンバーがいますが、サイトに掲載しているメンバーリンクを記載します。

上記が道徳心をもとにした弊社の経営判断に関するご紹介でした。

道徳心のみでは事業は継続しない。道徳心+ビジネススキルで事業を営む。

渋沢栄一は「大切なのは人としての道徳心を持った状態で、事業を営む事」を説いています。

事業を営む上で「ビジネス(特に利益重視)」に大きく偏ると「利益を上げれば良い(自分や自社さえ良ければ良い)」という考えが強くなります。

例としてtoCサービスの場合で大きく利益にマインドが寄り、道徳心が圧倒的に欠如した人は「偽名を使って詐欺を行う」などで利益を上げようとします。(これは私の身の回りにあった実話です。)

道徳心が無いと「自分が儲かれば良い、騙される方が悪い。利益を上げるためにうまい投資話やポンジスキーム(シンプルかつ強力な詐欺手法)で儲けよう」という発想が生まれ、なまじビジネススキルが高いために相手を騙して利益を本当に上げてしまいます。

特に副業を開始してから世の中の人をさらに広く知りましたが「道徳心が欠如したビジネスを運営している方」は一定数存在します。

会社員時代の私は「所属会社に守られた環境だったんだな」と実感しました。狭く安全に守られた世界だったなと。

道徳心が欠如している事業の特徴としては、長続きしていない+組織拡大ができない(紆余曲折を経て1人でビジネスをしている)という形になっている可能性が高いです。

クライアント、メンバー含めて「短期は良くても、中長期で人が付いて来ない」のです。

だから、事業を継続するには道徳心+ビジネススキルの両方を均等に育てる必要があると考えます。

まとめ

今回は私が新たに尊敬する人になった渋沢栄一のご紹介でした。

来月東京にある渋沢栄一記念館に行くのも楽しみです。

今後も関連書籍を読んで、彼から沢山の事を学びたいと思います。

 

以上、お読み頂きありがとうございました。

 

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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