ベンチャー経営で大切なのは「守備(会計管理)」だと気づいた話
最終更新日:2021年3月11日 | 投稿日:2020年8月8日
お恥ずかしながら2期目にてやっと「守備(会計管理)の大切さ」を実感し行動が変わりました。
弊社はfreeeを2017年から使用してます。
ただ、2期目に入るまで「とりあえず決済の為に記載して一元化して記載しておく(データ集約)」レベルでしか管理しておらず、
毎月数字を把握して計画を立てる思考クセがありませんでした。
※正直1期目決算が終わるまで「黒字だし優先度は低いな」と感じてました。
いわゆる「どんぶり勘定」ですね。
2期目に入ってこのどんぶり勘定を見直し毎月/毎週のレベルでfreeeに記帳した会計を確認するようにした結果、
経営と思考に大きなプラスの変化が現れたので記載します。
なぜfreeeを使ってるのに2期目まであまり見てなかったのか?
最たる理由は「freeeを見ても数字が合ってるのかわからない=判断に使えない」という状態だったからです。
※EXCELで別管理してたので、そちらをメインに見てました。
簡単に言うと「片付いてないからから使えない。使いたくない。」という状態です。
毎日出る領収書を「登録」してやっと見れる状態になりますが、特にこの「登録」が整理出来てなかったのが要因でした。
そこで1期目の決算で全て整理した事を機会に、2期目からは毎月の税理士さんとの連携を強化する方針にしました。
具体的には、毎月月初に双方情報交換をして経費登録を完了させ、定例MTGまでに月次を締める体制に変更。
結果、例えば「先月の貴社の利益は?」と銀行さんに聞かれたら、
即座にfreeeを見て「〇〇円です」と答えられるようにしました。
また、予実管理もfreee内で行えるようにし、未来の収支をひと目でわかる体制に変更しました。
上記により
・前受したお金がいつ出ていくのか
・結果として現在の利益はいくらなのか
が管理出来るようになったのは、大きなメリットです。
結果、毎月会計管理をしたら会社が成長した。
経営で大事なのは売上を増やして支出を減らし、利益を残す事。
売上を増やすのも大事ですが、無駄な支出をカットする事の方が利益を出す為には簡単で効果も高いです。
※「家計簿」と同じで毎月や毎週の単位で収支レポートを見ると、
支出に対して「振り返り→反省→アクション決め」の時間が生まれます。
「反省」を繰り替すと自ずと支出が減るので、利益が増加します。
↓
利益が残れば企業の生存確率も高まり、経営が安定(時間が生まれる)します。
↓
安定する分思考やインプット、採用やHP投資に時間を割いて「攻めに投資する時間」が生まれます。
↓
攻めがしっかり出来ると、売上が増加します。
↓
結果、守備で支出を減らし攻めで売上を増やすので、
利益が生まれて会社が成長します。
ビジョナリー・カンパニーでいう「はずみ車」を構築したイメージです。
※そして、自身で設計したはずみ車を愚直に回すのは成長実感が生まれ楽しいものです!
まとめ
最近は用がなくても毎日freeeを見て色んな機能をいじって勉強してます。
開発に力を入れてるようで、アップデートが良く起こり面白いです。
※予実管理機能のアップデートは個人的に最高でした!
更に守備を固め、より強固な会社を創って行きます。
投稿者
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。