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2020/10/19 社長ブログ

経営もマーケティングも成果を出すコツは「一点集中」。そのために自分の価値観を整理するススメ

最終更新日:2021年3月11日 | 投稿日:2020年10月19日

採用面談をしたり友人に会ったりしていると、こんな場面にちょこちょこ遭遇します。

Aさん

○○のサービスがやりたいんです!でも本業の会社で××もやりたいと思ってて、副業では△△もやりたいと思ってます!

でもまずは目の前の□□を頑張ります!

(そんなにいっぱいできるのかな…できなくて自信を失わないか心配だな…)

私も昔はやりたいことやアイデアが溢れても、優先度を整理できませんでした。

その結果何も前に進まず勝手に自信を無くすことを繰り返してたので、わかります…。

この記事では、やりたいことが分散してしまい前に進まず悩む方に向けて、「やりたいことで成果を出すためのコツ」をまとめました。

成果を出すには「やりたいことを整理して1点集中」しよう

結論から言うと「やりたいことは整理して一つに絞る」と、リソースと集中力が一点集中して成果を出せます。

1個を完了させたら、次の施策にまた1個集中。これを繰り返して前に進みましょう。

マーケティングのWeb広告施策で言うと、以下のようなイメージで1点集中していきます。

  1. まずGoogleリスティング広告を進める
  2. 成果の芽が出たら、そのままある程度アッパー規模になるまで伸ばす
  3. その次の施策としてYahoo!リスティングやディスプレイ広告を開始する

 

逆に立ち上げでいきなり3媒体(Google、Facebook、Twitterなど)を同時に走らせると、リソースが分散するため1媒体あたりのPDCAスピードが鈍感します。

結果として「運用調整ができない→成果が出ない」という結末を迎えるパターンが多いです。

以上はマーケティングの例でしたが、一点集中でリソースを絞ることを私は推奨してます。

一方で

友人

そもそも一つに絞れない…

という悩みも良く聞きますし、私も悩みました。

この「散らかる思考とリソース」に関して、私は次に紹介するステップで進めて解決しました。

「散らかる思考とリソース」を抑える方法4ステップ

「散らかる思考とリソース」を抑える方法は上記の4ステップ。どういうことか、順番に説明していきます。

①価値観の整理

まずは自分のコア価値観に向き合う。

  • 何が楽しいと感じるか?
  • 何が嫌いと感じるか?
  • 何がやりたいと思い、何故それを良いと感じるか?

といった「快/不快を感じるポイント」をまず整えて自分を理解する。

②目的の整理

そもそも溢れるアイデアややりたいことは、自分の人生に取って何を解決するためのものなのか?価値観に沿っているのか?を整理する。

③戦略の整理

価値観や目的に対して、成功確率が高く、楽しく進められて、優先度が高いのは何か?を整理する。

④戦術の整理

具体的アイデアの実行方法を落とし込み、アクションを開始します。

 

この流れは、マーケティングフレームワークの基礎である「目的→戦略→戦術」に「価値観」を付けた「個人単位の戦略フレームワーク」。

特に大事だけど見落とされてるのが「①価値観の整理」と「②目的の整理」です。

マーケティングと同じく最上位に位置する「価値観」が変われば、下位に付属する「目的→戦略→戦術」も変動します。

 

一方、よくあるミスとしては「④戦術の整理」から始めてしまうことです。次の項で詳しくお伝えします。

よくあるミスは「④戦術の整理」から見切り発車してしまうこと

④の戦術レベルでアイデアをいきなり実行し行動に移すと、最初の0〜3日は動きます。

一方で、2週間以上の継続はかなり難しいと経験上考えています。

なぜなら、①~③を先に整理しておかないと以下のように止まってしまうためです。

  1. うまく行かない時に踏ん張りが効かない
  2. 他のアイデアが良く見えて、心変わりとモチベーション低下が発生しやすくなる(隣の芝生は青く見える)
  3. 結果、モチベーションが続かず動きが止まる

そのため、まずは最も大切で見落とされてる「①価値観の整理」を最優先+最重要事項として実施しましょう。

一度「①価値観の整理」をしておくと今後の活動のベースにもなる

「①価値観の整理」は、一度思いっきり向き合うと、残りの人生で②~④を選択する時のベースとなり「資産化」します

コアに向き合っておくと、様々なアイデアや選択肢が出た時に「自分の価値観に合うか否か?」で即ジャッジが可能です。

そのため、決断のスピードと精度がかなり高まります。

また、決断に対する後悔も「価値観」をベースに当時の自分がジャッジしてるため、あまり生まれません。結果、生きる効率が格段に高まります

この価値観に伴う決断は普段の仕事、転職or独立の悩み、パートナー選びなど様々な人生の選択場面で寄り添って味方してくれます。

上記理由から①価値観の整理を最優先で実行する事を推奨します。

ちなみに自分の性格やコアの価値観は幼少期〜18になるまでにはほぼ形成されてるようです。

歳を重ねると共に+-20%前後のブレは出ると思いますが「3つ子の魂100まで」と言われるように自らのコアが変わることはあまりありません。

まとめ

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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