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2021/1/20 YDA(旧YDN)

5分でわかるYDAサーチターゲティングとは?仕組みやコツ,メリット等まとめ

YDAの中でも高いクリック率とコンバージョン率が期待でき、人気のあるサーチターゲティング

ただ、他にはない仕組みのターゲティングであるため、このような悩みを持たれていませんか?

「そもそも仕組みがよくわからない」
「活用の仕方がわからない」

そこでこの記事では、サーチターゲティングについて以下の順番で紹介していきます。

  • サーチターゲティングとは
  • 設定方法
  • サーチターゲティングでできること
  • メリット・デメリット
  • 効果的に使うコツや注意点

ちなみに弊社でも、YDA配信においてサーチターゲティングは高確率で試していく配信手法です。

その分ノウハウも溜まってきたため、効率的な運用事例やパターンを別途資料でもまとめました。

YDAを含むディスプレイ広告の運用のコツを具体的にお伝えしているので、以下のページからお気軽にダウンロードしてください。

目次

サーチターゲティングとは

サーチターティング概要

サーチターゲティングとは、「設定したキーワードをYahoo!JAPANで検索したユーザー」に対して広告配信する機能です。

YDA独自のターゲティングで、GDNを含めた他のディスプレイ広告に同じターゲティングは存在しません。

またよく比較されるのが、リターゲティングリスティング広告

それぞれ下記のような違いがあり、以下で詳しく解説したいと思います。

広告メニュー ターゲティング方法 掲載先(表示場所) 広告タイプ
サーチターゲティング 検索履歴 ディスプレイ枠 テキストと画像
リスティング広告 検索キーワード 検索結果 テキストのみ
リターゲティング サイト訪問履歴 ディスプレイ枠 テキストと画像

リスティング広告との違い

共にキーワードを狙って広告配信しますが、リスティング広告とは「掲載先」と「広告タイプ」に違いがあります。

  • リスティング広告:検索結果に掲載され、広告タイプはテキスト
  • サーチターゲティング:ディスプレイ枠に掲載され、広告タイプは画像+テキスト

特に広告タイプを見ると、訴求できる情報量からサーチターゲティングが魅力に見えるかもしれません。

しかしリスティング広告は「今キーワードを検索しているユーザー」に向けて配信できることが特徴です。

そのため、広告露出時の興味関心度で言えば、リスティング広告の方が勝ると言えるでしょう。

もしサーチターゲティングを把握した上でリスティング広告についても理解を深めたい場合は、この記事がおすすめです。

リターゲティングとの違い

リターゲティングとサーチターゲティングでは、以下のように配信される仕組みが違います。

  • リターゲティング:サイト訪問履歴をもとに配信
  • サーチターゲティング:検索履歴をもとに配信

このほかにも「アプローチできるユーザ数の違い」が違うと言えるでしょう。

リターゲティングは自社サイトに訪問したことのあるユーザーへ配信するため、配信できるユーザー数の上限が決まっています。

反対にサーチターゲティングは、様々なキーワードが設定できるので、ユーザーの配信数を広げることができるのです。

どちらもコンバージョン数を上げる魅力的な手法なので、獲得数を上げるなら両方試すのが良いでしょう。

サーチキーワードの判定方法

キーワードの判定方法については、指定した語句を含むキーワードに配信されます。

語句の順番は一致の判定に影響はありません。

キーワード一致の例に関しては、Yahoo!の公式サイトに分かりやすい例が書いてありました。

「不動産」で検索すると「赤坂 不動産」にも配信されます。いわゆる完全一致ではないので、注意してください。

GDNのキーワードターゲティングと違いは?

Google広告のGDNにはサーチターゲティングと同等の機能はありませんが、近しいターゲティングなら設定できます。

それが「キーワードターゲティング」と言われ、下記がサーチターゲティングとの違いです。

媒体 配信対象
サーチターゲティング(YDA) 指定したキーワードに関するメディアに配信
キーワードターゲティング(GDN) 指定したキーワードを検索したユーザーに配信

どちらとも、キーワードの設定は可能ですが、配信対象が「掲載面」か「人」かで違います。

GDNは数多くの面が紐づいているため、表示回数の多さには長けています。

ですが獲得を狙っていくのであれば、顕在層を狙えるYDAのサーチターゲティングがおすすめです。

なおGDNのキーワードターゲティングについては、以下の記事で解説しています。

何回か仕様変更があったので、最新の機能について知りたい場合など参考にしてください。

サーチターゲティングを配信するまでの流れ

では、実際にサーチターゲティングを使うまでの流れをお伝えします。

ちなみにサーチキーワードリストとは「サーチターゲティングで指定するキーワードのリスト」のことです。

サーチキーワードリストを広告グループと紐づけることで、その広告グループはリスト内のキーワードを検索したユーザーに配信されるようになります。

1.サーチキーワードリストを作る

まずは以下の手順でサーチキーワードリストを作成します。

    1. 管理画面のツールの横にある[▼]をクリックし、[サーチキーワードリスト管理]を選択。
    2. 以下の画面が表示されるので[+サーチキーワードリスト作成]をクリック
    3. 以下のような画面が表示されるので、
      ①キーワードを入力して
      ②[使用できるサーチキーワード候補を検索]をクリックします。

  1. ①キーワード候補が表示されるので、登録したいキーワードにチェックを入れていきます。
    ②[有効期間]と[検索回数]を必要に応じて変更します。おおよそ[30日以内]と[1回以上]で問題ありません。
  2. 登録したいキーワード全てにチェックが入れ終わったら、[作成]をクリックします。

以上の手順でサーチキーワードリストの作成は完了です。

2.サーチキーワードリストを広告グループと紐づける

次は、作成したサーチキーワードリストと広告グループを紐づけていきます。

  1. サーチキーワードを選択し、[編集]をクリック。
  2. キャンペーンを選択し、紐づけたい広告グループにチェックマークを入れ、その後[決定して進む]をクリックします。
  3. [サーチキーワードリストを指定して配信]を選択し、紐づけたいサーチキーワードにチェックボックスを入れて画面最下部の[設定]を選択。

3.紐づけたら配信する

最後に、紐づけたキャンペーンと広告グループを配信開始しましょう。

以上で、サーチターゲティングの設定は完了です。

サーチターゲティングでできる3つのこと

サーチターゲティングでできる3つのこと

  1. 有効期間の指定
  2. 検索回数の指定
  3. URLからキーワード候補を検索

サーチターゲティングの仕組みをさらにご理解いただくために、本機能では何ができるのか?を紹介します。

1.有効期間の指定

サーチターゲティングでは、「キーワードを過去〇日以内に検索したユーザーに配信するか」を指定することが可能です。

これは有効期間と言われ、先ほど例を挙げた「30日以内」のように以下5つの中から選択可能となっています。

  • 30日以内
  • 14日以内
  • 7日以内
  • 3日以内
  • 1日以内

「30日以内」の場合だと、キーワードを当日~30日前までに検索したユーザーに対して広告配信されるといった仕組みです。

日が浅いほどキーワードへの興味と獲得見込みは高い傾向にありますが、配信ボリュームが少なくなってしまうので、注意してください。

状況に合わせて日数は使い分けれればベストですが、配信初動の場合「30日以内」を使うことが弊社では多いです。

2.検索回数の指定

サーチターゲティングでは検索履歴を元に、「ユーザーがそのキーワードを〇回以上検索したか」も指定可能です。

検索回数は、こちらも先ほど紹介した「1回以上」を含め、以下3つの中から指定可能。

  • 1回以上
  • 2回以上
  • 3回以上

検索回数が多いほど「深く検討しており、悩みや興味が強い」と考えられるため、そのようなユーザーに広告訴求することで高い効果を得られます。

ただ有効期間と同様、条件を絞りすぎると配信ボリュームが減ってしまうため、基本的には「1回以上」から始めるのがおすすめです。

3.URLからキーワード候補を検索

さらに、キーワードを指定する際には、URLからもキーワード候補を検索できます。

なので、LPや競合のWebサイトURLを指定して、キーワードを選んでいくことも可能です。

ただし、経験上、キーワード抽出の精度はあまり高くない印象があるので、あくまで参考程度するのが良いかと思います。

サーチターゲティング4つのメリット

サーチターゲティング4つのメリット

  1. 高いコンバージョン率が期待できる
  2. 新規顧客にアプローチできる
  3. クリックしなかったユーザーにもアプローチできる
  4. クリックが低単価で獲得できる

以下では、サーチターゲティングで得られる4つのメリットを紹介したいと思います。

他にはないサーチターゲティングの魅力なので、ぜひ興味を持たれたら取り組んでみてください。

1. 高いコンバージョン率が期待できる

何といってもサーチターゲティングは、数あるターゲティングの中でもかなり高い成果を期待できます。

能動的に検索するというのは、それほど悩んでいる or 興味を持っているということ。

だからこそ反応率が良いのだと思われます。

さらにサーチターゲティングは、特定のキーワードを過去検索したユーザーもアプローチできるのでメリットはかなり大きいのです。

リスティング広告のように「今検索しているユーザー」だけでなく、検索履歴のある人まで対象となるのでコンバージョン数も拡大しやすいでしょう。

ちなみに私自身の経験では、リターゲティングのコンバージョン率と同等の数値が出たこともある、非常に魅力的な機能となっています。

2. 新規顧客にアプローチできる

サーチターゲティングは高いコンバージョン率を誇りながらも新規顧客にアプローチできます。

リターゲティングもコンバージョン率は高いですが、あくまで既存の顧客リスト内に配信する機能です。

どうしてもリーチできる限界が決まっており、新規顧客の開拓には向きません。

ですがサーチターゲティングは設定するキーワードによって顕在層だけでなく、新規顧客にもアプローチすることが可能なのです。

3.リスティング広告でクリックしなかったユーザーにもアプローチできる

さらにサーチターゲティングはリスティング広告でクリックしなかったユーザーにもアプローチできる点もメリットと言えるでしょう。

リスティング広告の場合は、キーワードを指定して配信しても掲載位置が低いとユーザーの目に留まりづらくなる可能性があります。

しかし、ディスプレイという枠で過去検索したユーザーまで囲えるのがサーチターゲティング。

ディスプレイ枠ということもあり、広告枠数はかなり多く、ユーザーの目につきやすくなるのです。

さらに、画像+テキストで訴求できるのもサーチターゲティングのメリットと言えるのではないでしょうか。

4.クリックが低単価で獲得できる

またディスプレイ枠に露出しているサーチターゲティングだからこそのメリットもあり、それが、低単価でクリックが獲得できること。

広告枠数が多い分、それだけ露出できる機会も高くなるため、クリック単価も低くなる傾向があります。

顕在層や新規顧客を明確にアプローチできる上で、クリック数を確保できるメリットは大きいのではないでしょうか。

サーチターゲティング2つのデメリット

サーチターゲティングは非常に優秀な機能ですが、2点だけデメリットがあります。

サーチターゲティング2つのデメリット

  • デモグラへの配信よりも配信量は出づらい
  • キーワードを絞りすぎると検索数がほぼない可能性がある

やはりキーワードの設定でターゲティングをしているため、デモグラ(年齢や性別、地域などのユーザー属性)への配信と比べると配信量は出づらいです。

さらにキーワードでも具体性が高かったり、ニッチなジャンルだったりすると検索ボリュームが少なくなります。

「せっかく効果が良いのにそこまでコンバージョン数の増加が見込めない」というケースも珍しくありません。

その場合は、予算や許容できる獲得単価に応じてキーワードを広げるなどの調整を行いましょう。

サーチターゲティングを効果的に使う3つのコツ

サーチターゲティングを効果的に使う3つのコツ

  1. 有効期間と検索回数を活用する
  2. 他のターゲティングと組み合わせる
  3. キーワードリストを分けて作成する

メリットデメリットがわかった上で、次はサーチターゲティングを効果的に使う3つのコツをお伝えしていきます。

実際にサーチターゲティングを使いこなせず、迷われている場合には、参考にしていただけると幸いです。

1. 有効期間と検索回数を活用する

一つ目のコツは、配信してから有効期間と検索回数を変更するという方法です。

この調整方法を先に試す運用者は少ないのではないでしょうか?

経験則ではありますが、改善する場合は有効期間と検索回数よりもキーワードの追加・削除を優先されるかと思います。

もちろんキーワードの変更の優先順位も高いのですが、有効期間と検索回数の変更も取り組んでみてください。

サーチターゲティングでは、初動から顕在層となるキーワードのみでスタートされるパターンが多くありませんか?

この場合だと顕在層にはアプローチできているため、キーワード調整よりも有効期間を調整し配信ボリュームを最大化することをおすすめします。

特に配信ボリュームが十分出ている場合などは、有効期間を短くして検索回数を増やすのも効果的です。

2. 他のターゲティングと組み合わせる

サーチターゲティングは単体で使用しても十分優秀な機能ですが、他のターゲティングと組み合わせることでさらに強力な手法となります。

具体的には、デモグラ(年齢や性別、地域などのユーザー属性)やプレイスメントと掛け合わせる手法です。

  • ユーザー属性(年齢、性別)
  • 配信先のコンテンツ(掲載面)
  • 地域
  • 曜日・時間帯
  • デバイス

ただし、組み合わせすぎると配信ボリュームが極端に少なくなってしまいます。

「最初は広めに配信して、徐々に絞っていく」という方針がベターと言えるでしょう。

実際にサーチターゲティングと掛け合わせる場合、どの組み合わせが有効なのかターゲティングの全種類をまとめた記事もあるので参考していただけると幸いです。

3. キーワードリストを分けて作成する

徐々に配信が進んできたら、カテゴリーごとにキーワードリストを分ける運用もトライしてみてください。

例えば、「ダイエット運動カテゴリー」「ダイエット食事カテゴリー」「ダイエットサプリカテゴリー」のようなイメージです。

リストごとに分けることで、それぞれの効果を追いやすく、キーワード群の善し悪しが判断つきやすくなります。

初動から分けても問題ありませんが、ある程度配信して結果を見てから取り組んだ方がボリュームや獲得数から判断できるので、効率的です。

サーチターゲティング3つの注意点

サーチターゲティング3つの注意点

  1. Yahoo!に登録のあるキーワードしか指定できない
  2. 検索してすぐに広告が表示されるわけではない
  3. キーワードの判定は完全一致ではない

最後に、サーチターゲティングを使用する際に忘れがちなポイントを注意点としてお伝えします。

サーチターゲティングの注意点として、3つのポイントを意識してみてください。

1. Yahoo!JAPANに登録のあるキーワードしか指定できない

先ほどもチラッとお伝えしましたが、キーワードはYahoo!JAPANに登録されているものの中から選んで指定します。

なので、出したいキーワードがYahoo!JAPANに登録されていなければ設定することはできません。

キーワードを選定する際は、出したいキーワードが使用できるか事前にチェックしてみてください。

2. 検索してすぐに広告が表示されるわけではない

サーチターゲティングは、必ずしも検索した当日に広告が表示されるわけではありません。

数日後に表示されることもあれば、最大30日間後まで表示されることも。

それに対して、広告を出す側としてはなぜか「検索直後に表示されている」という意識で運用してしまう場合があります。

「検索した日と広告が表示される日はズレる可能性がある」ので、念頭に置いておいてください。

3. キーワードの判定は完全一致ではない

繰り返しになりますが、キーワードの判定は完全一致ではありません。

完全一致や部分一致だと勘違いしている方が多いので、ぜひ覚えておいてください。

まとめ:サーチターゲティングを活用しよう

本記事のまとめポイント

  • サーチターゲティングは、高いコンバージョンが見込めるYDAでもおすすめの機能
  • リスティング・リターゲティングと比べて高コンバージョン率であり、ユーザーのリーチ数向上も見込める
  • 効果的に運用するなら、検索期間や回数、他ターゲティングと組み合わせる
  • Yahoo!JAPAN内のキーワードかつ、絞り込み部分一致なので、選定は慎重に選ぶべき

YDAのサーチターゲティングは潜在+顕在層のどちらにもリーチできる機能です。

全媒体の中でもサーチターゲティングは、かなり魅力的な機能であるため、まだ試したことがないならすぐ取り組まれるのをおすすめします。

もし「ディスプレイ広告の運用のノウハウをもっと知りたい」という場合は、弊社の別資料をご覧ください。

様々なディスプレイ広告の成功事例や効果的なパターンをまとめています。

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投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
株式会社WALTEXにて、デジタルマーケティング支援会社を経営。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、VOYAGE MARKETING様など大手から中小企業まで支援実績多数。

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