【YDN】サーチターゲティングとは-仕組みやコツ,注意点までのまとめ

YDNの中でも特に優秀な機能であるサーチターゲティング。高いクリック率やコンバージョン率が期待できます。

「YDNを配信するなら活用しないともったいない」と言っても過言ではありません。

とはいえ、

「そもそも仕組みがよくわからない」
「活用の仕方がわからない」

という方もいるのではないでしょうか?

 

そこでこの記事では、YDNのサーチターゲティングについて初めての方でもわかるように解説します。

具体的には、

  • サーチターゲティングとは
  • サーチターゲティングでできること
  • メリット・デメリット
  • 設定方法
  • 効果的に使うコツや注意点

の順番に、重要なポイントに絞ってお伝えします。

サーチターゲティングを理解し、活用できるようになると思うので、ぜひ参考にしてください。

 

サーチターゲティングとは

サーチターゲティングとは、「設定したキーワードをYahoo!で検索したユーザー」に対して広告を配信する機能です。

YDN独自の機能で、Google広告にはサーチターゲティングのような機能はありません。

 

「リスティング広告と何が違うの?」と思う方もいるかもしれせんが、リスティング広告はあくまで検索結果に広告を表示するものです。

一方で、サーチターゲティングはYDNの機能。配信される場所は「YDNの広告枠」であり、YDNのバナーやテキスト広告が表示されます。

 

また、キーワードはYahoo!に登録のあるキーワードから指定します。必ずしも好きなキーワードを設定できるわけではありません。

キーワードの一致判定は「絞り込み部分一致」

キーワードの判定方法ですが、いわゆる「絞り込み部分一致」でマッチしたユーザーに配信されます。完全一致ではないので、注意してください。

 

キーワード一致の例に関しては、Yahoo!の公式サイトに分かりやすい例が書いてありました。以下に乗せておきます▼

Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ「サーチキーワードターゲティングの仕組みと設定」より引用

次は、サーチターゲティングを使うまでの流れをお伝えしていきます。

サーチターゲティングを配信するまでの流れ

では、実際にサーチターゲティングを使うまでの流れをお伝えします。

詳しい設定方法は後述しますが、大まかな流れは以下のようになります。

  1. サーチキーワードリストを作る
  2. サーチキーワードリストを広告グループと紐づける
  3. 紐づけたら配信する

「サーチキーワードリスト」という聞きなれない言葉が出てきました。これはその名の通り「サーチターゲティングで指定するキーワードのリスト」という意味です。

サーチキーワードリストを広告グループと紐づけることで、その広告グループはリスト内のキーワードを検索したユーザーに配信されるようになります。

 

では、もう少し深掘りして次はサーチターゲティングでできることを見ていきましょう。

サーチターゲティングでできること

サーチターゲティングの仕組みをさらに理解するために、本機能でできることを紹介します。

  • 有効期間の指定
  • 検索回数の指定
  • URLからキーワード候補を検索

上から順番に解説していきますね。

有効期間の指定

サーチターゲティングでは、「キーワードを過去〇日以内に検索したユーザーに配信するか」を指定することができます。

これを有効期間と言い、以下5つの中から選択できます。

  • 30日以内
  • 14日以内
  • 7日以内
  • 3日以内
  • 1日以内

「30日以内」を選択した場合は、キーワードを当日~30日前までに検索したユーザーに対して広告が配信されます。

 

検索した日が浅いほどユーザーは広告に興味を持ちやすいことが多いです。一方で、日数を絞りすぎると配信ボリュームが少なくなってしまいます。

状況に合わせて日数は使い分けましょう。ちなみに、私自身は「30回以内」を使うことが多いです。

検索回数の指定

サーチターゲティングでは、「ユーザーがそのキーワードを〇回以上検索したか」も指定することができます。

検索回数は、以下3つの中から指定できます。

  • 1回以上
  • 2回以上
  • 3回以上

検索回数が多いほど「悩みや興味が強い」と考えられるため、広告の効果も高い傾向にあります。

ですが、絞りすぎると配信ボリュームが減ってしまうため、基本的には「1回以上」から始めるのがおすすめです。

URLからキーワード候補を検索

キーワードを指定する際、URLからもキーワード候補を検索できます。

なので、LPや競合サイトのURLを指定して、キーワードを選んでいくことも可能です。

(ただし、キーワード抽出の精度はそこまで高くはありません。)

 

以上で仕組みについては一通りお伝えしました。次は、サーチターゲティングのメリットを見ていきましょう。

サーチターゲティング2つのメリット

サーチターゲティングのメリットは、次の2つです。

  1. 高いコンバージョン率が期待できる
  2. 新規顧客にアプローチできる

順番に解説していきますね。

1. 高いコンバージョン率が期待できる

サーチターゲティングは、数あるターゲティングの中でもかなり高いコンバージョン率が期待できます。

能動的に検索するというのは、それほど悩んでいる(興味を持っている)ということ。だからこそ反応が良いのだと思われます。

 

ちなみに私自身の経験では、リターゲティングに近いくらいの高コンバージョン率が出た経験もあります。

2. 新規顧客にアプローチできる

サーチターゲティングは高いコンバージョン率を誇りながらも新規顧客にアプローチできます。

リターゲティングもコンバージョン率は高いですが、あくまで既存の顧客リスト内に配信する機能です。新規顧客の開拓はできません。

 

ですがサーチターゲティングの配信対象者は基本的に新規ユーザー。新規顧客に効率よくアプローチすることが可能です。

サーチターゲティングのデメリット

サーチターゲティングは非常に優秀な機能ですが、1点だけデメリットがあります。

それは「配信ボリュームが出にくい場合がある」ということです。

特に悩みの深いキーワードや具体性の高いキーワードほど検索数が少ない傾向にあります。

 

また、ニッチなジャンルの場合も検索ボリュームが少ないです。「せっかく効果が良いのにそこまでコンバージョン数の増加が見込めない」というケースも珍しくありません。

その場合は、予算や許容できる獲得単価に応じてキーワードを広げるなどの調整を行いましょう。

サーチターゲティングの設定方法

ここでは、管理画面のキャプチャを用いてサーチターゲティングの設定方法をお伝えしていきます。

先ほども説明した通り、サーチターゲティングは

  1. サーチキーワードリストを作る
  2. サーチキーワードリストを広告グループと紐づける
  3. 紐づけたら配信する

という流れになるので、上記に沿って解説していきます。

1. サーチキーワードリストを作る

まずは以下の手順でサーチキーワードリストを作成します。

 

  1. YDN管理画面のツールの横にある[▼]をクリックし、[サーチキーワードリスト管理]を選択します
  2. 以下の画面が表示されるので[+サーチキーワードリスト作成]をクリック
  3. 以下のような画面が表示されるので、
    ①キーワードを入力して
    ②[使用できるサーチキーワード候補を検索]をクリックします
  4. ①キーワード候補が表示されるので、登録したいキーワードにチェックを入れていきます
    ②[有効期間]と[検索回数]を必要に応じて変更します。分からない方はとりあえず[30日以内]と[1回以上]でOKです
  5. 登録したいキーワード全てにチェックが入れ終わったら、
    ①[サーチキーワードリスト名]を入力して
    ②[サーチキーワードリスト作成]をクリックします

以上の手順でサーチキーワードリストの作成は完了です。

2. サーチキーワードリストを広告グループと紐づける

次は、作成したサーチキーワードリストと広告グループを紐づけていきます。

 

  1. サーチターゲティングを設定したい広告グループを開き、[広告グループ設定情報]をクリックします
  2. 画面最下部の[編集]をクリックします
  3. [サーチキーワード]という項目があるので [設定する]にチェックを入れ、紐づけたいサーチキーワードを選択します
  4. 画面最下部の[編集内容を保存]をクリックします

これで、その広告グループはサーチターゲティングが有効になりました。

3. 紐づけたら配信する

最後に、紐づけたキャンペーンと広告グループを配信開始しましょう。(画像での説明は省きます。)

 

以上で、サーチターゲティングの設定は完了です。

サーチターゲティングを効果的に使う2つのコツ

ここでは、サーチターゲティングを効果的に使う2つのコツをお伝えしていきます。

先に結論から言うと、効果的に使うには以下の2つを意識してみてください。

  1. 有効期間と検索回数を活用する
  2. 他のターゲティングと組み合わせる

順番に解説していきます。

1. 有効期間と検索回数を活用する

「配信してから有効期間と検索回数を変更する」という方は意外と少ないのではないでしょうか。

経験則ではありますが、一般的に有効期間と検索回数よりもキーワードの追加・削除が優先されがちです。

 

もちろんキーワードの変更が悪いわけではありません。ですが、有効期間と検索回数の変更も視野に入れてみてください。

特に配信ボリュームが十分出ている場合などは、有効期間を短くして検索回数を増やすのも効果的です。

2. 他のターゲティングと組み合わせる

サーチターゲティングは単体で使用しても十分優秀な機能です。が、他のターゲティングと組み合わせることでさらに強力な手法となります。

具体的には、

  • ユーザー属性(年齢、性別)
  • 配信先のコンテンツ(掲載面)
  • 地域
  • 曜日・時間帯
  • デバイス

などを組み合わせてみてください。

ただし、組み合わせすぎると配信ボリュームが極端に少なくなってしまいます。

「最初は広めに配信して、徐々に絞っていく」という方針がおすすめです。

サーチターゲティング3つの注意点

最後に、サーチターゲティングを使用する際に忘れがちなポイントを注意点としてお伝えします。

サーチターゲティングの注意点として、以下3つのポイントを意識してみてください。

  1. Yahoo!に登録のあるキーワードしか指定できない
  2. 検索してすぐに広告が表示されるわけではない
  3. キーワードの判定は完全一致ではない

順番に解説していきます。

1. Yahoo!に登録のあるキーワードしか指定できない

先ほどもチラッとお伝えしましたが、キーワードはYahoo!に登録されているものの中から選んで指定します。

なので、出したいキーワードがYahoo!に登録されていなければ設定することはできません。

 

キーワードを選定する際は、出したいキーワードが使用できるか事前にチェックしてみてください。

2. 検索してすぐに広告が表示されるわけではない

サーチターゲティングは、必ずしも検索した当日に広告が表示されるわけではありません。

数日後に表示されることもあれば、最大30日間後まで表示されることもあります。

 

それに対して、広告を出す側としてはなぜか「検索直後に表示されている」という意識で運用してしまう場合があります。

「検索した日と広告が表示される日はズレる可能性がある」ので、念頭に置いておいてください。

3. キーワードの判定は完全一致ではない

繰り返しになりますが、キーワードの判定は完全一致ではありません。リスティング広告で言う「絞り込み部分一致」で判定されます。

完全一致や部分一致だと勘違いしている方が多いので、ぜひ覚えておいてください。

まとめ:サーチターゲティングを活用しよう

さて、長くなったので今回お伝えしたことを簡潔にまとめます。

サーチターゲティングとは、「設定したキーワードをYahoo!で検索したユーザー」に対して広告を配信する機能でした。配信までの流れは、以下の通りです。

  1. サーチキーワードリストを作る
  2. サーチキーワードリストを広告グループと紐づける
  3. 紐づけたら配信する

サーチターゲティングを利用する際は、以下の3点が忘れられがちなので注意してください。

  • Yahoo!に登録のあるキーワードしか指定できない
  • 検索してすぐに広告が表示されるわけではない
  • キーワードの判定は完全一致ではない

ぜひサーチターゲティングを用いて、YDNをフル活用してください。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→株式会社WALTEXを創業。運用型広告事業を軸としたWEBマーケティング会社を経営。SEOで「神奈川 リスティング広告」「リスティング フリーランス」で1~2位表示中。