【GDN・YDA・Meta・LINE】各媒体のディスプレイ広告の表示場所について紹介
ディスプレイ広告の掲載場所は「ユーザーが接触するファーストビュー」に直結し、成果・ブランドイメージを左右する最重要要素です。
本記事では、各プラットフォームで広告が表示される具体的な面を整理し、特に見えにくい Google ディスプレイ ネットワーク(GDN) の配信先をチェックする方法までをステップ形式で解説します。
「自社広告がどこに出ているか把握したい」「無駄配信を防ぎたい」と考える運用担当者必見の内容です。
目次
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媒体別に“掲載面”はこう決まる
ディスプレイ広告は、
・配信媒体(プラットフォーム)
・媒体が保有する掲載面(フィード・トーク画面・ニュース面など)
の組み合わせで表示先が決まります。したがって「どこに出るか」は媒体ごとにあらかじめ決まっているという点を押さえておきましょう。
加えて、同じ媒体でもフォーマット(画像・動画・カルーセル等)により表示領域が変わるため、クリエイティブ制作時点で面を意識することが重要です。広告審査の NG 例も媒体別に異なるため、入稿前チェックを習慣化しましょう。
SNS系プラットフォームの主な表示場所
SNS は“没入型UI”の中で広告が自然に挿入されるため、ユーザー体験を崩さない設計が求められます。表示面の特性を踏まえ、商材の魅力が伝わる最適フォーマットを選ぶことが成果への近道です。
媒体 | 掲載面の代表例 | 補足 |
---|---|---|
TikTok Ads | フィード動画の合間(In-Feed)、TopView など | アプリ起動直後に出る TopView はインパクト大 |
LINE広告 | トーク画面上部のバナー、LINE NEWS 記事間、ウォレットタブ | 掲載場所ごとにバナーサイズが異なる為網羅的に設定 |
Meta広告 (Facebook / Instagram) |
Facebook フィード、Instagram フィード・ストーリーズ・リール | 配信先を細かく選択可能(Facebookのみ、インスタグラムのみなど) |
いずれも管理画面で配信先をオン / オフ設定できるため、狙いたい面だけに予算を集中させることも可能です。クリエイティブ AB テストを行う際は、表示面を固定して検証すると要因分析がスムーズになります。
(一方で、配信先を削る=広告表示ボリューム減少に繋がる=CPC/CPM 高騰を招きます。管理画面に出る配信ボリューム目安の確認は必須です。)
GDN(Google)・YDA(Yahoo!)の主な表示場所
媒体 | 掲載面の代表例 | 補足 |
---|---|---|
Yahoo!ディスプレイ広告 | Yahoo! JAPAN トップのブランドパネル、ニュース面のインフィード ほか | 日本最大級のポータル面でリーチを獲得。一方で、現在若年層ユーザーが少ない為、ミドル=シニア以上のユーザーを狙うのに相性良し |
Google ディスプレイ ネットワーク (GDN) | 数百万サイト・アプリの広告枠 | 面が多岐にわたり“どこに出たか”が見えにくい |
Yahoo! は表示面がほぼ「Yahoo! ドメイン内」に限定されるため把握しやすい一方、GDN は外部メディアに幅広く配信されるのが特徴です。特に BtoB 商材の場合、業界専門サイトへの露出がリード獲得効率を高めるケースもあるため、プレースメント確認は必須作業と言えます。
GDNの配信面を“見える化”する3ステップ
- Google 広告管理画面でキャンペーンを選択
- ナビゲーションから「レポート → プレースメント」を開く
- レポートをエクスポートし、URL・ドメインごとのインプレッション/クリックを確認
この「プレースメントレポート」を使えば、実際に広告が出たサイトやアプリを一覧で把握できます。ブランド毀損が気になる場合は、ここで不要な面を“除外設定”しましょう。さらに、良質なプレースメントを「ターゲティング設定」に追加することで、成果の高い面に配信を集約できます。
まとめ & 次のアクション
- 掲載面は媒体ごとにあらかじめ大枠が決まっている。
- SNS系はアプリ内のフィード・ストーリーズが中心、Yahoo!ポータル面(Yahoo!)と Google 外部サイト網(GDN)で拡散。
- GDNはプレースメントレポートで実配信面を可視化し、不要な面を除外してブランドセーフティを確保。
配信面を把握・最適化することで、クリック単価や CVR の改善余地が大きく広がるのがディスプレイ広告運用の醍醐味です。
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