WALTEXはプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」を応援しています。

WALTEXは「横浜ビー・コルセアーズ」を応援しています。

2025/6/2 Microsoft広告

Microsoft広告で成果ゼロ!? ― “期待先行”を脱し、数値から立て直すB2B改善フレームワーク

「B2BならMicrosoft広告が良いと聞いたのに、まったく獲得ゼロ…」──そんな声は珍しくありません。
ですが失敗は終点ではなく分析の出発点。運用型広告の強みは、数字を分解してPDCAを回せばいくらでも再浮上できる点にあります。
本稿では「どこを見て、どう動くか」をフレームワーク化し、誰でも実践できる手順に落とし込みました。

WALTEXでは広告運用のご支援はもちろん、「限られた予算での広告最適化」も得意としています。

もし広告運用やWebマーケティングでお困りごとがありましたら、ぜひ無料相談フォームよりお気軽にご相談ください。

まず整えるべきマインドセット

結果を伸ばす前に、取り組み姿勢そのものを最適化しましょう。

NG思考 OK思考
他社で成功=自社でも必ず成功 他社成功=検証価値が高い
勝率8〜9割を期待 勝率は5割と見積もり“試して学ぶ”温度感

期待を適正化し検証価値を認識する――これが改善サイクルを回す第一歩です。

成果未達を解剖する3ステップ

「成果ゼロ」を“どこで詰まっているか”に分解すると、次の打ち手が明確になります。

  1. 成果の定義を確認

    件数不足か?CPA高騰か?目標達成を阻む要因を特定します。

  2. CPAを分解

    CPA = CPC × CVR。どちらにボトルネックがあるか数式で整理します。

  3. Google広告と比較

    同じKW・広告文でCPC起因かCVR起因かを見極めます。

ここまでを72時間以内に終わらせることができれば、改善サイクルを加速できます。

成果が出ない理由を明らかにする

CPCが高い場合:改善5ステップ

クリック単価が高騰していると判明したら、以下を順番に実施してコストを圧縮します。

ステップ やること 狙い
高騰KWをGoogleと並べTop10比較 単価差の大きいKWを優先的に対策
CTRと品質スコアを確認 クリックされない/広告の関連性が低い原因を把握
広告文をGoogleの勝ちコピーに寄せる 品質スコア底上げでCPCを直接引き下げ
部分一致の暴走を精査 マッチタイプ・除外KWで不要トラフィックを遮断
競合密度が高すぎるKWは入札上限 or 除外 単価の高騰源を切り、費用対効果を守る

改善後は1週間を目安に効果判定し、追加で出てきた課題を追加修正します。

Google広告との差分png

CVRが低い場合:改善5ステップ

クリックは取れているのにCV転換しない場合は、以下の順序でボトルネックを解消していきましょう。

ステップ やること 狙い
Googleで獲得トップのKWがMicrosoftでも配信されているか確認 再現性の高いKWを確実に捕捉
学習不足の広告文が出ていないかチェック インプレッション分配を最適化
広告文⇄LPの訴求ギャップを洗い出す メッセージ整合性を高めCVR向上
Microsoft専用に広告を再構築 媒体特有の表示パターンに最適化
LPファーストビューをA/Bテスト 最も影響度が高い箇所で成果を伸ばす

こちらも同じく、改善後1週間を目安に効果判定しましょう。

ドリルダウン

失敗データは次の勝ちパターンの種

成果ゼロ=終わりではありません。数字を分解し原因を一点突破で特定するのがポイントです。

  • CPCかCVRか、悪化ポイントを一つに絞り込む
  • 改善策を実装 → 学習期間(1–2週)で再評価
  • 常にGoogle対比でベンチマークし、得た学びを横展開

「自社だけ成果が出ない」と悩む前に、数字と向き合い一手ずつ潰すことが最短ルートです。
WALTEXでは実データを用いた改善提案を行っています。気になる方はお気軽に無料相談をご利用ください。

CONTACT

お問い合わせから施策開始までの流れ