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2025/1/16 ブログ

少額でも勝てる!低予算リスティング広告運用5つのコツ

私たちWALTEXは「少額でもリスティング広告で成果は出せます。」と断言します。

実際に月数万円程度の予算からスタートして問い合わせ数が増加した事例を、WALTEXでは何度も見てきました。もちろん、高額な広告費を投下できるに越したことはないのですが、予算が限られていても戦略次第で十分に成果を得られます。

もちろん予算に限りがあれば、何件もCVを獲得するのは難しいです。しかし、たとえばBtoB向けのサービスであれば、「1件の問い合わせ=1件の商談獲得」となるケースも多く、小規模のリスティング広告でも高いCVR(コンバージョン率)を確保できれば、十分なリターンが得られます。

一方でポイントを押さえないで運用をすると、すぐに予算を消化して何も生まずに終わってしまうのも事実です。そこで、この記事では、少額のリスティング広告でも成果を生み出すための具体的なコツを解説していきます。

早速WALTEXに「本当にうちの会社でも成果が出るのか?」相談したい方はこちらのフォームよりご相談ください。まずは無料で勝ち筋を探します。

WALTEXでは広告運用のご支援はもちろん、「限られた予算での広告最適化」も得意としています。

もし広告運用やWebマーケティングでお困りごとがありましたら、ぜひ無料相談フォームよりお気軽にご相談ください。

本当に最低限リスティング広告の予算はいくら押さえるべきなのか?

「最低限の予算」は、ビジネスの種類や目標コンバージョン単価(CPA)によって異なります。ただ、まずは月5万~10万円程度から始めることをおすすめしています。

  • 理由1:機械学習が動く最低限のデータを確保するため
  • 理由2:LP(ランディングページ)の検証や改善を行う余裕を確保するため

このくらいの予算であれば、ある程度の広告配信量(インプレッション)とクリックが得られ、CV(コンバージョン)の傾向を掴みやすくなります。企業によっては「もう少し少額から始めたい」というケースもあるかもしれませんが、学習速度やテスト量を考慮すると、月5万~10万円ほどは確保するのが望ましいでしょう。

少額のリスティング広告で押さえるべき5つのコツ

コツ1:Googleのリスティング広告に絞る

リスティング広告とひと口に言っても、Google、Yahoo!など配信プラットフォームは多種多様です。しかし、少額予算なら「Google広告」一点集中がおすすめです。

  • 理由:検索シェアが最も大きいので、より多くの見込み顧客にリーチできる
  • 理由:機械学習アルゴリズムが強力で、最適化が進みやすい

Yahoo!広告も日本特有のユーザー層をカバーする意味では有効ですが、まずはGoogle広告でリスティングの型を固めるのが王道です。

Google広告で陥りがちな罠を回避したい方はこちらもご覧になってください。

コツ2:出稿キーワードを考え抜く

予算が限られているときに最も大事なのが、キーワード選定です。誰もが思いつくようなビッグキーワードは競合が激しいため、単価が高騰しがち。一方で、自社の製品・サービスを本当に購入(契約)したいと考えている顕在層が検索しそうなキーワードを狙うことで、限られた予算でも着実にコンバージョンを得られる可能性が高まります。

  • 例:資料請求や問い合わせフォームにつながりやすいキーワード
  • 例:具体的なサービス名+「プラン」「導入」「比較」「料金」など購買意欲が高いワード

ビッグワードは一見集客力が高そうに見えますが、少額予算の場合はクリック単価(CPC)が高くなるリスクも。まずは質の高いキーワードで確実に成果を取りにいく戦略が肝心です。

コツ3:キーワードは部分一致(またはフレーズ一致)で配信せよ

予算が限られていると、効率を求めて「完全一致」に設定しがちです。たしかに無駄クリックを防ぐための手段としては有効ですが、学習データが十分に集まらない可能性もあります。

  • 部分一致やフレーズ一致も活用することで、ユーザーが実際にどのような検索意図で流入してくるのかを把握できます。
  • 一方で、部分一致は最初に大きく配信を広げる為、ある程度のコントロールは必要です。この時、最初から「明らかに欲しくないユーザーニーズや層」に関連する除外KWはなるべく登録しておく事で、無駄な拡張を防ぐのも効果的なので推奨です。
  • データが集まってきたら、実際にCVに繋がった検索クエリをKW登録+いらない語句を除外キーワードを登録するなどして「無駄な流入」を削ぎ落としていきましょう。

機械学習をうまく動かすためにも、最初の段階では学習データの蓄積を重視することがポイントです。

 

コツ4:バケツの穴は塞いでおく

少額予算であれ大きな予算であれ、LP(ランディングページ)の品質が悪ければコンバージョンは得られません。特に以下の点は、出稿前に最低限チェックしておきましょう。

  • フォームの入力項目が多すぎないか?
  • ページの読み込み速度は十分に速いか?
  • 訴求ポイントが他者から見て明確か?(成果事例、メリット、料金など)
  • 「実際のお客様の顔と名前を出した、本物の事例や口コミ」が入ってるか?

バケツの穴(LPの弱点)を塞いでから広告運用を始めることで、限られたクリックを無駄にしない施策につなげられます。

特に大切なのは「実際のお客様の顔と名前を出した、本物の事例や口コミ」です。
ユーザーはWEB上で見る商品が信頼出来るか否か?を「他人の購買レビュー」で確認しております。
必ず3件以上の「本物だとわかるレビュー(顔出し、実名、実コメント)」を明確にわかりやすく記載しましょう。

さらに地味にバケツの穴になるのがGoogle広告のコンバージョンタグ設定です。これができていないとそもそも機械学習が進みません。必ずこの資料などを参考に正確に設定しておきましょう。

 

コツ5:最初の入札戦略は手動入札、CVが溜まったら目標CPAがおすすめ

近年はGoogle広告の自動入札の精度が上がっており、少額予算でも自動入札を活用するメリットは大きいと考えています。
一方で、CVデータが無いと自動入札は「データ確保の為に広告費を使いまくる」事が多く発生します。
広告主の立場では大事な予算を乱発されない為に、最初の数日は手動入札で様子を見て、配信結果を元に一括で強化or抑制をGP単位の入札調整でするのがオススメです。
そしてCVデータが溜まって来たら、段階的にCV最大化目標CPAへ移行して行きましょう。

 

【実際問題】低額予算のリスティング広告でも上手くいくケース、ハマらないケース

低額予算のリスティング広告でもうまくいくケース

  • BtoC商材などで、クリック単価が1000円以上に高くない業界の場合
  • BtoB商材など、そもそもの検索ボリュームが低いキーワードを狙う場合
  • ローカルビジネスのように競合が少ない地域を狙う場合
  • 新規市場・新サービスでまだ競合が少ない場合

たとえば以前、月10万円ほどの広告費でBtoB向けSaaSサービスを扱う企業をα版ローンチから支援した際は、部分一致で「よく取れる穴場の検索語句」を発掘し、月間3~5件のリードを獲得できました。

BtoB商材の場合は1件の商談でも十分な利益を生むことが多いため、少額予算でも「費用対効果やLTV観点」で大きな成果に繋がります。

低額予算のリスティング広告ではうまくいかないケース

  • 競合が多くクリック単価が高い業界(例:保険、金融、人材など)
  • BtoC向けの大衆商材で「広く認知を獲得したい」場合

例えば「カードローン」という金融系KWは1クリックの最低上部入札単価が「1,536円~4,646円」と大変高くなってます。(100クリック獲得するのに最低15万円~46万円。CVRが1%と仮定した場合、1件のリードが取れる計算です。)

この場合、最低予算が月5万円程度では30クリックしか取れず、CVもほぼ発生しません。
競合が多く単価の高いジャンルでは、最低でも月100万円以上の広告費がないと広告配信が安定しないケースがよくあります。予算を捻出できない場合には、SEOやSNS運用、オウンドメディアの活用など、別のチャネルとの組み合わせを検討することも重要です。

↓KWプランナーより 期間:1年間平均(2024年1月~2024年12月)

予算が限られている中でリスティング広告運用を外注するべきか?

「少ない予算なのに、さらに運用代理店に運用費を払うなんてもったいない」と感じる方も多いでしょう。しかし、実は予算が少ないときほど「戦略構築から一緒に考えて貰えるプロ」に外注すべきとWALTEXでは考えております。

  • 少額予算ほど設計の精度が求められる
    • 誤ったキーワード選定やクリエイティブで、あっという間に費用が消化されてしまう
  • アカウント構築の段階でノウハウがないと、試行錯誤コストが高い
    • 独学で一から学ぶより、代理店やプロの運用者に任せたほうが結果的に安くなる場合も

特にスタートアップや新規事業の立ち上げ期など、早期に“勝ちパターン”を掴むためにはプロの知見が必須です。内部リソースに余裕があれば別ですが、多くの場合、出稿設計から運用・改善までを一貫してサポートしてもらうほうが成果とスピードを両立できます。

また、弊社がアカウント診断をしててよく見られるのが「とりあえず未経験の若い社員にやらせてみる」です。これは絶対に辞めた方が良いです。

現代におけるリスティング広告の世界は、まさに「弱肉強食の自然環境(漁場)」です。競合他社という“プロの漁師”たちは、どの海域でどんな網や餌(キーワード・クリエイティブ)を使えば効率的に“魚(顧客)”を捕まえられるのかを日々試行錯誤し、長年培った経験値を基に漁獲量を伸ばし続けています。

そんな中、未経験の新人(自社の若手社員)をいきなり大海原に送り出してしまうとどうなるでしょうか? 大きくて頑丈な船も持たず、網の特性も分からないまま、見よう見まねで漁に出る……つまり、リスティング広告の配信設定からクリエイティブ、キーワードの吟味、そして日々の最適化まで、どこから手を付ければ良いのか分からず、何もかも勘に頼った「運に任せた漁」になりがちです。

当然ながら、少額予算しかない状況でそうした“新人漁師”が単独で戦うのは非常にリスクが高い。限られた燃料と道具(広告費)をすぐに使い果たしてしまい、そのまま沈没……というシナリオも十分にあり得ます。こうした事態を避けるためにこそ、「戦略構築から一緒に考えて貰えるプロ」に外注する選択肢は大いに検討の価値があります。

WALTEXは「低予算での戦い方」を熟知した広告運用会社です。ぜひ一度ご相談してみてください。

Tips:リスティング広告の予算を上げてもらうためにどうするべきか?

リスティング広告に限らず、「もう少し予算をかければ絶対成果が出るのに、社内で予算承認が下りない…」というケースはよくあります。その場合、以下のようなアプローチを取ることをおすすめします。

  1. 小さな成功事例を積み重ねる
    • まずは少額予算でテストを行い、実際のCVやROIなどの実績データを示す
    • 「このペースで予算を倍にすれば成果も倍が見込める」など具体的な試算を提示
  2. 関連部門と連携し、目標を明確化する
    • 営業チームが追うKPI(商談数や売上)を具体的にコミットメント
    • 広告費と売上・利益の紐づけを数値化して共有
  3. 経営層にマーケティングの重要性を理解してもらう
    • リスティング広告が“集客エンジン”として機能する可能性を定量的かつ定性的に説明
    • 競合他社の成功例や、先行投資のメリットを資料化し提示

社内で「広告費=無駄遣い」というイメージを持っている人が多い場合こそ、スモールスタート → 実データを基にした提案が有効です。

まとめ:まずは少額予算でも成果を出せるように考え抜こう!

少額予算のリスティング広告でも、正しい戦略と設定を行えば十分に成果を上げられます。

  • 最初のステップは月5万~10万円の予算を用意し、Google広告に絞り、キーワードを厳選
  • 次のステップとして機械学習の力を借りながら、LPの改善を進め、コンバージョン率を最大化

とはいえ、少額予算ほど精度の高い設計や運用が求められ、ノウハウの有無が結果を大きく左右します。私たちWALTEXは、「志を支援する。」というパーパスのもと、「1社1社に安心と事業成長を届ける。」ブランドスローガンの体現に向けて、スタートアップや新規事業を含め、予算が限られた段階であっても成果創出のための伴走型支援を行っています。

WALTEXのコアメソッド

  • 3C分析(特に消費者インサイト)を基軸に、勝てる戦略を創るメソッド
  • 各媒体特性を最大限に活かす運用型広告の成果創出メソッド(メディア理解+PDCA)
  • 顧客毎に最適な「5年以上の実践経験を持つプロ運用チーム」を結成するプロジェクト体制

たとえば、あるクライアント(プレミアム商材を取り扱うEC企業)を支援した際は、月数十万円程度の広告費からスタートし、消費者インサイトを基軸に運用を高速で最適化+媒体毎のプロチームを結成したことで、約半年後には数千万円台まで広告予算を拡大。しかも目標の獲得単価(CPA)を大きく崩さずに成長させることができました。

「少額だから無理だろう」と諦めるのではなく、まずは一歩踏み出してみませんか? 低予算リスティング広告のWALTEX運用メソッドを生かして、貴社のビジネスを加速するお手伝いをさせていただきます。気になる方はぜひWALTEXまでお問い合わせください。

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

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