審査を突破!Facebook広告の画像&動画2つの規定まとめ!
最終更新日:2023年2月3日 | 投稿日:2022年1月18日
Facebook広告の効果は画像・動画にかかっていると言っても過言ではありません。
とはいえ、複雑化するFacebook広告の規定の中で
「どんなサイズの素材を使えばいいの?」
「画像内テキスト量20%以下ルールってなに?」
という疑問をお持ちではありませんか?
そこで、この記事ではそんなFacebook広告で使用する画像・動画に関わるお悩みを解決します。
具体的には以下の順番に重要なポイントに絞ってお伝えします。
- 画像・動画のアスペクト比規定
- 画像・動画内テキスト量20%以下ルール
今回ご紹介するポイントを押さえれば、Facebook広告の規定・推奨項目を守った効果的な画像・動画の要件がわかります。
ぜひご参考としてくださいね。
※2021年2月追記※
Facebook広告の画像・動画内テキスト量20%以下ルールは撤廃されました。
それに伴い、テキストオーバーレイツールも使用できなくなっています。
しかし、公式のヘルプページには画像内のテキスト量に言及する記述が残っています。
画像内のテキストを20%未満に抑えると、パフォーマンスが高くなることがわかっています。
( 広告画像のテキストについて | Facebook Businessヘルプセンター より引用)
引き続き画像・動画内のテキスト量は20%未満を目安に抑えた方がよいでしょう。
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目次
Facebook広告に使用できる画像・動画のアスペクト比規定
Facebook広告の素材として使用される画像・動画アスペクト比は主に6種類です。
この6種類に当てはまらない画像も、使用することは可能です。
配置により使用可能・推奨のアスペクト比が異なる
使用する画像・動画のアスペクト比によって、配信できる配置や推奨の配置が異なっています。
アスペクト比が対応していない配置には配信がされない場合もあるので、要注意です。
アスペクト比 | サイズ例 | |
【横型】 | 1.91:1 | 1,200×628px |
16:9 | 1,280×720px | |
【正方形】 | 1:1 | 1,080×1,080px |
【縦型】 | 4:5 | 800×1,000px |
2:3 | 1,280×1,920px | |
9:16 | 720×1,280px |
例えば、正方形のアスペクト比「1:1」の規定は以下の通りです。
使用可能:Facebook検索結果以外のすべての配置
推奨:Facebookインストリーム動画、Audience Networkインストリーム動画
Facebook検索結果面への配信を想定して1:1比の画像を使用した場合、狙った配置には配信ができないということになります。
反対に、インストリーム動画用の素材としては動画アスペクト比が1:1のものを使用すると効果的な配信ができます。
配置別の細かい要件については、Facebook広告ヘルプ「アスペクト比のベストプラクティス」と「広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比」を参考にしてください。
カルーセル広告はアスペクト比1:1(1,080×1,080px)が推奨
アスペクト比×配置の規定は主に画像広告・動画広告(LinkAd)で重要となります。
カルーセル広告については各配置共通で推奨アスペクト比1:1(サイズ1,080×1,080px)となっています。
また使用する画像・動画はすべて統一のアスペクト比であることが必要です。
Instagramストーリーズ面のみ要件が異なります。
カルーセル広告の細かい要件については、Facebook広告ガイド「カルーセル」を参考にしてください。
横型のアスペクト比1.91:1のみ全配置対応
Facebook広告に使用する画像・動画について沢山のサイズを用意できない場合、ひとまずアスペクト比「1.91:1」のみ用意出来ればすべての配置に配信することが可能です。
複数サイズの画像・動画が用意できる場合は特に配信したい配置の推奨アスペクト比を参考としてご用意ください。
Facebook広告で推奨に当てはまらないアスペクト比の画像・動画を使用する場合
推奨に当てはまらない画像を使用した場合も広告の配信自体は可能です。
その場合次の2つの状況が起こります。
- 余白ができる
- 画像の自動切り取り設定が適用される(設定解除も可能)
ここでは具体的な例と一緒に説明します。
余白ができる
特にストーリーズ面での余白が目立ちます。
余白部分の色は自動か上部/下部で選択することができます。
画像の自動切り取り設定が適用される(設定解除も可能)
この機能により用意した画像が一部見えなくなってしまうので、要注意です。
次は、画像・動画内テキスト量20%以下ルールについて説明していきます。
Facebook広告では「画像・動画内のテキスト量が全体の20%以下」という規定がある
Facebook広告では画像・動画内でのテキスト量が少ないことを推奨としています。
さらに審査の要件として「画像・動画内のテキスト量が全体の20%以下」として決められています。
そのためFacebook広告で使用する画像はこの後紹介するツールでテキストが20%以下なのか確認してから入稿することをお勧めします。
画像・動画内のテキスト量の計測方法
Facebook広告の審査で画像・動画内のテキスト量をどのように計測しているか、素材を準備する際のポイントと共に解説していきます。
画像を5×5(25マス)にわける
どんなサイズの画像でも画像を5×5(25マス)にわけ、その中でテキストの含まれるマスがいくつあるかを計測します。
テキストを含む画像マスが6マス以上はNG
全25マスに分けられたうちに、テキストを含むものが6マス以上あると「画像内テキスト:高」と判断され、広告配信ができません。実質の審査不承認となります。
社名ロゴがテキストの場合もテキストとして判断されるため、ロゴをメインとした画像・動画を使用する際は注意が必要です。
例:テキストを含むマスが6マス(7,8,9,12,13,14)。テキスト量:高と判断されます。
テキストオーバーレイツールでチェック
用意した画像のテキスト量は「テキストオーバーレイツール」で予めチェックすることが可能です。
チェックの結果「画像内のテキスト: OK」となるものを使用するようにしましょう。
動画素材のテキスト量計測ポイント
動画素材のテキスト量はチェックのポイントが配置によって異なります。
ストーリーズの場合は始まる瞬間の画像
動画がストーリーズ面に配信される場合は始まる瞬間の画像がテキスト量チェックの対象です。
特にストーリーズ面に推奨アスペクト比「9:16」の動画を用意する場合は冒頭部分のテキスト量がポイントとなります。
フィード上の動画はサムネイル画像
動画のサムネイル画像は任意に指定することが可能です。
サムネイル画像はテキストオーバーレイツールでテキスト量をチェックするようにしましょう。
参考:画像内テキスト量が20%の規定を違反している場合
画像内テキスト量についても、画像アスペクト比のように規定(推奨)に当てはまらない状態でも入稿すること自体は可能です。
その際次の2つの状況が起こる場合もあります。
- 審査は承認となる場合もあり
- リーチ・配信量が大幅に落ちてしまうためFacebook広告の効果最大化には繋がらない
こちらについてもご紹介しますので、ご参考としてください。
審査は承認となる場合もあり
Facebook広告の審査は一部機械により自動で実施されているという背景もあり、画像部分で規定を違反していても審査承認となる場合があります。
本来規定を満たしていない広告が承認となった場合も、エラーとして改善点が表示されます。
リーチ・配信量が大幅に落ちてしまうためFacebook広告の効果最大化には繋がらない
審査承認となっていてもエラーメッセージが出ている場合は、そのままではリーチの減少や配信量の低下がみられます。
Facebook広告における規定や推奨項目は、あくまでも効果最大化するための要件となっています。
広告配信の効果最大化のため、規定を守った画像・動画を使用しましょう。
Facebook広告の画像・動画規定について守るべきポイントまとめ
【Facebook広告の画像・動画規定について守るべきポイントまとめ】
- 各配置で推奨となっているアスペクト比の画像・動画を用意し、アセットカスタマイズ機能を使用
- 画像・動画の中のテキスト量は可能な限り減らす
最後に、Faceboo広告に使用する画像・動画の規定と推奨項目について大きく分けて2つのポイントにまとめます。
各配置で推奨となっているアスペクト比の画像・動画を用意し、アセットカスタマイズ機能を使用
- アスペクト比に迷ったら、全配置に対応の「1.91:1」で用意
- サイズが複数用意できる場合は、重視する配置の推奨アスペクト比を優先して用意
- 同じ画像で異なるアスペクト比が用意できる場合はアセットカスタマイズ機能を使用して配置ごとに適したアスペクト比の画像を使用
画像・動画の中のテキスト量は可能な限り減らす
- 画像内テキスト量20%ルールを守りましょう
- 画像内のテキスト量はテキストオーバーレイツールでチェック
Facebook広告に使用する画像・動画は①アスペクト比②テキスト量の2点に注目して用意してみてくださいね。
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。