【2023年最新版】Facebook広告の画像・バナーサイズ一覧
最終更新日:2023年2月8日 | 投稿日:2021年2月26日
Facebook広告は、画像・動画とテキストで構成される広告です。
広告の大部分を占める画像・動画には、推奨されているサイズ・フォーマットがあります。
この記事では、Facebook広告において設定されている推奨画像・動画サイズやファイルタイプを紹介します。
- Facebook広告でおすすめの画像サイズ
- 画像・バナーを重視してFacebook広告を作成する時のコツ
「これからFacebook広告を配信しようと思っている」という方や「成果の出るFacebook広告を作成したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
※テキストや文字数の上限・推奨値に関しては以下の記事で解説しています。
目次
Facebook広告は種類によって推奨画像サイズ・フォーマットが違う
Facebook広告には複数の広告フォーマットが用意されています。
- 写真広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
- 動画広告
Facebook広告で使用できるフォーマットは上記4種類です。
広告フォーマットによって、それぞれ推奨される画像サイズ・フォーマットなどが異なります。
以下から、広告種類別の推奨画像サイズ・フォーマットを見ていきましょう。
広告種類別・推奨画像サイズ
ここからは、広告フォーマットごとの推奨画像サイズ・フォーマットを紹介していきます。
Facebook写真広告の推奨画像サイズ
写真(静止画像)を使用する広告フォーマットです。
推奨事項・規定
項目 | 推奨事項 | 備考 |
---|---|---|
ファイルタイプ | JPG・PNG |
|
アスペクト比 | 1.91:1~1:1 |
|
解像度 | 1,080×1,080ピクセル以上 |
|
※クーポン広告・ストック写真を使用した広告は1.91:1のみ対応
おすすめ画像サイズ:1:1
おすすめの画像サイズ(アスペクト比)は1:1です。
1.91:1よりもスマートフォンで見た際に画面占有率が高いことに加え、汎用性も高いためおすすめです。
Facebookカルーセル広告の推奨画像サイズ
画像・テキストを組み合わせた「カルーセルカード」を複数枚使用する広告フォーマットです。
推奨事項・規定
項目 | 推奨事項 | 備考 |
---|---|---|
画像のファイルタイプ | JPG・PNG |
|
動画のファイルタイプ | MP4・MOV・GIF |
|
アスペクト比 | 1.91:1~1:1 |
|
解像度 | 1,080×1,080ピクセル以上 |
|
おすすめ画像サイズ:1:1
カルーセル広告のおすすめの画像サイズ(アスペクト比)も、写真広告同様1:1です。
特にカルーセル広告は、1:1以外の画像を使用すると1:1にマスクされる可能性があるため、1:1の画像を使用することをおすすめします。
カルーセル広告については以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
Facebookコレクション広告の推奨画像サイズ
カバー画像(または動画)、商品画像、インスタントエクスペリエンス※を使用する広告フォーマットです。
※インスタントエクスペリエンス:Facebook広告でランディングページ(LP)のようなコンテンツを作成できる機能。コレクション広告はインスタントエクスペリエンスの作成・設定が必須要件
推奨事項・規定
項目 | 推奨事項 | 備考 |
---|---|---|
画像のファイルタイプ | JPG・PNG |
|
動画のファイルタイプ | MP4・MOV・GIF |
|
アスペクト比 | 1:1 |
|
解像度 | 1,080×1,080ピクセル以上 |
|
おすすめ画像サイズ:1:1
コレクション広告のおすすめの画像サイズ(アスペクト比)も、写真広告やカルーセル広告同様1:1です。
コレクション広告においても、1:1以外の画像を使用すると1:1にマスクされる可能性があるため、1:1の画像を使用することをおすすめします。
Facebook動画広告の推奨画像サイズ
推奨事項・規定
動画広告は動画のみを取り扱う広告ですが、念のためご紹介します。
項目 | 推奨事項 | 備考 |
---|---|---|
ファイルタイプ | MP4・MOV・GIF |
|
アスペクト比 | 4:5 |
|
解像度 | 1,080×1,080ピクセル以上 |
|
最大ファイルサイズ | 4GB |
|
おすすめの動画の長さ:30秒~2分以内
おすすめの動画の長さは30秒~1分、長くても2分以内です。
2分以上の動画はエンゲージメントが大幅に下がるという調査結果が出ています。
配置別・推奨画像サイズ(アスペクト比)
Facebook広告には、2021年2月現在15の配置(配信される媒体・場所)があります。
実は、推奨される画像サイズ(アスペクト比)は配置によっても違いがあるのです。
配置別の推奨画像サイズに関しては、以下の表をご確認ください。
Facebookの推奨画像サイズ(アスペクト比)
配置 | 推奨画像サイズ | 推奨動画サイズ |
---|---|---|
フィード | 1:1 | 4:5 |
Marketplace | 1:1 | 4:5 |
動画フィード | 1:1 | 4:5 |
右側広告枠 | 1.91:1 | 1.91:1 |
ストーリーズ | 9:16 | 9:16 |
インストリーム動画 | 16:9 | 16:9 |
検索結果 | 1.91:1 | 1:1 |
インスタント記事 | 1.91:1 | 1.91:1 |
Instagramの推奨画像サイズ(アスペクト比)
配置 | 推奨画像サイズ | 推奨動画サイズ |
---|---|---|
フィードと発見タブ | 1:1 | 4:5 |
ストーリーズ | 9:16 | 9:16 |
Messengerの推奨画像サイズ(アスペクト比)
配置 | 推奨画像サイズ | 推奨動画サイズ |
---|---|---|
受信箱 | 1:1 | 1:1 |
ストーリーズ | 9:16 | 9:16 |
広告メッセージ | 1.91:1 | 1.91:1 |
アプリとサイトの推奨画像サイズ(アスペクト比)
配置 | 推奨画像サイズ | 推奨動画サイズ |
---|---|---|
Audience Networkネイティブ・バナー・インタースティシャル | 9:16 | 9:16 |
Audience Network動画リワード | 9:16 | 9:16 |
おすすめ画像サイズは「1:1」次点で「1.91:1」
※各配置のアスペクト比のベストプラクティス | Facebook Businessヘルプセンターより作成
ここまで広告フォーマット別・配置別に推奨・おすすめ画像サイズを紹介してきました。
「結局どのサイズの画像を作るべきなのかわからない」
「複数の配置に配信する予定だが別サイズの画像を複数作成するのは手間」
という方に最もおすすめの画像サイズ(アスペクト比)は、ずばり1:1です。
1:1サイズの画像には以下のようなメリットがあります。
- スマートフォンで確認した時、画面占有率が高い
- 汎用性が高い
基本的には1:1サイズの画像を作成しておけば、Facebook広告の配信において困ることは少ないでしょう。
Facebookは比較的PCでの利用が多いSNSですが、スマートフォンなどモバイルデバイスでの閲覧が多数を占めています。
Instagramでも配信を行うことを考えると、圧倒的に1:1サイズがおすすめです。
また、1.91:1は、Facebook広告で使用できるストック写真のサイズです。
画像によっては切り取って1:1サイズで使用することも可能なため、1.91:1サイズを用意しておくこともおすすめです。
アスペクト比のテンプレートが利用可能
以下のページには、アスペクト比別デザインテンプレートが用意されています。
※上記ページより作成
画像作成の際に活用するとよいでしょう。
画像・バナーで気を付けるべきFacebook広告配信3つのコツ
画像・バナーで気を付けるべきFacebook広告配信3つのコツ
- 配信メディアによって画像を使い分ける
- 実際の配信メディアに触れる
- 画像のテキスト量はなしorできるだけ少なく
ここからは、Facebook広告の配信において、画像・バナーを重視した際に気をつけたいポイントをひとつずつ紹介します。
1.配信メディアによって画像を使い分ける
先程からお伝えしている通り、Facebook広告には複数の配置(配信される媒体・場所)が用意されています。
商材のユーザー層やターゲット層を意識することはもちろん、配置に合ったクリエイティブを用意することでさらなる成果の向上が期待できるでしょう。
例)ティーポットの広告を作成する場合
- Facebook:
機能性や値段のお得さを訴求できる画像を使用する - Instagram:
”映える”使用シーンの写真を使用する
実際にFacebookとInstagramで同じクリエイティブを使用していた広告を、違うクリエイティブに変更したらCTRが改善されたという事例もあります。
2.実際の配信メディアに触れる
実際に広告を配信するメディアに触れておくということも大切なポイントです。
FacebookとInstagramで広告が表示された際の印象は意外と違います。
上記画像のようにプレビューでも違いを確認することは大切ですが、さらにおすすめなのは実際にメディア(媒体)を利用して表示を確認すること。
自社の広告が表示されるまで粘る必要はありません。他社の広告の表示形式を確認するだけでも非常に参考になるでしょう。
3.画像のテキスト量はなしorできるだけ少なく
以前、Facebook広告では「画像内にテキストが20%以上含まれていた場合、広告の配信量が減少する・広告が非承認になる」といったルールがありました。(通称20%ルール)
現在この20%ルールは撤廃されていますが、Facebook公式の「広告画像のテキストについて」というページには以下のような記載があります。
たとえば、画像内のテキストを20%未満に抑えると、パフォーマンスが高くなることがわかっています。
このため、できるだけテキストを含まない画像で広告を作成することをおすすめします。
ただし、以下のような場合は画像にテキストを盛り込むことを検討してもよいでしょう。
- 訴求したい内容がどうしても入り切らない
- 情報量が多いサービス・商材の広告である
- 期間限定キャンペーンなど使用期間が短い
1・2の場合は大切な情報を掲載することを重視した結果であるため、3はユーザーの目に触れる期間が短く、テキストが盛り込まれていてもネガティブな印象を与えづらいと考えられるためです。
まとめ:最適なサイズの画像で効果の高い広告を作ろう
本記事のまとめ
- Facebook広告のおすすめ画像サイズ(アスペクト比)は1:1
- 広告種類・広告の配置によって推奨される画像サイズは異なる
- 配信メディアに合わせた広告クリエイティブを作成することで成果改善が見込める
ここまで何度か触れているように、Facebook広告には複数のフォーマット・配置が用意されています。
フォーマットや配置ごとの特徴を理解し、推奨事項を満たした上で自社商材に合ったクリエイティブを作成しましょう。
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投稿者
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。