優秀なプロフリーランスの力を最大限引き出すマネジメントの3つのコツ
最終更新日:2021年3月11日 | 投稿日:2020年8月9日
現在弊社はフリーランスや副業人材と連携し、
個々のクライアントに最適化したチームを作り、
クライアントへの価値貢献をしております。
本記事は下記お悩みを持つ方々のお役に立てれば幸いです。
・優秀なフリーランスや副業者を採用したい。
・どうやって採用後にGOODパフォーマンスを出してもらうマネジメントをすればいいのだろうか?
・外注先との連携がうまくいかない。。。どう改善すれば?
目次
WALTEXでは広告運用のご支援はもちろん、「限られた予算での広告最適化」も得意としています。
もし広告運用やWebマーケティングでお困りごとがありましたら、ぜひ無料相談フォームよりお気軽にご相談ください。
弊社の事例
「弊社の従業員数」では私のみの1名ですが、外部人材が10名程いるので、アウトプットとしては「11名の規模」で「株式会社WALTEXの価値」を作っております。(20年8月時点)
(手前味噌で恐縮ですが)弊社が連携している人材は有難い事に全員優秀で、いつも本当に助かっております。
下記、人材の一部例
Aさん:大阪のWEB代理店にて運用経験6年。チームマネージャーを務めた後、ロサンゼルスに留学し、副業で一緒に案件運用をしている方。(時差がありますがレスが早く、的確な運用+コミュニケーションで運用改善を行って頂ける)
Bさん:大手WEB広告代理店に新卒で入り、クリエイティブに関する一連のスキルを習得。LPやバナー製作が得意な業界歴6年以上のWEBデザイナー。(ディレクション、デザイン、コーディングまでワンストップで対応可能)
実情:5年以上のWEBマーケターを中途採用するのは、中小企業ではかなり難しい
人材流動性が高い×プレイヤーが少なくWEB広告業界では5年以上働いてる方=ベテランの枠となり人材価値が高い為、中小企業が中途採用するにはかなり難しいのが実情です。
WEB広告代理店で経験を積んだ彼らのよくあるキャリア(競合となる選択肢)は下記です。
①大手や中小広告主の「マーケティング担当」となり、好きなブランドの担当者にステップアップ。マーケティング実務全体を統括する立場。
②電通や博報堂、オプトやサイバーエージェントなどの「マーケティング全般を支援」出来る大手代理店にステップアップ
③メディア側に行く (Google、Yahoo!、LINE、Facebookなど)
④独立or起業する
その為「採用時に競合となる選択先が魅力的」で強く、一般的な中小零細企業では採用+入社後にパフォーマンスを発揮してもらう+長く定着してもらうのが、難しい状況となっております。
採用のコツ(どうやって出会うのか?)
ではここからは「副業やフリーランスのプロ人材」を外部委託先として上手に連携する方法を紹介します。
まず採用に関しては主にクラウドソーシング、コーポレートサイト、紹介の経由で接点を作ります。
※採用のコツは別記事で記載します。
外部人材の価値を最大限引き出すコミニュケーションのコツ
・正社員で採用し管理する従来のマネジメントと、
・外部人材を最大限活かし双方WinWinになるマネジメント方法は違います。
そのコツを記載します。
第一ステップ:スキルのある「本物のプロ」を採用する。
フリーランスの方々には2パターンいます。
①自ら独立起業を志し、決意して独立した方
②仕方なく、なんとなくフリーランスになった方
まず①を採用するのが大きなポイントです。
自ら独立を志努力してきた方は、その道のりでクライアントへの貢献心やスキルレベルを上げる努力心をベース保有している可能性が高く、一緒に仕事をしていて楽しい+価値貢献幅が高い人材となります。
そして「具体的な運用スキル」は下記質問で運用者としてのベースレベルを把握します。
・「改善の指標ロジックツリー+森→林→木→枝葉の順でドリルダウンする思考」が頭に入ってるか
・運用方法は現在の媒体情報をベースに実施してるか
・直近の改善事例+アカウント構成+どう改善したか
まとめると、
・独立の経緯のヒアリング
・ベースの運用スキル確認
→上記YESなら、まずはトライアルで仕事をお願いし、実務で最終選考を行うのがベストです。
(結局は仕事を一緒にしてみないとわからない為)
第2ステップ:発注側の大切なマインドセットとテクニック
「円滑で相違ないコミュニケーションが最も大切」です。
その為、下記を意識して対応します
・「発注主」は偉くない。「発注主」と「受注主」は対等。相手もプロであり「仕事を選定(受けるか否か)」してくるので敬意を持って接する。
・募集文面はジョブディスクリプション(仕事の範囲)を明記。求める条件に沿った応募が来るようにする。(採用コミュニケーションコストの抑制)
・「何が目的で、どんなパフォーマンスを発揮してもらいたくて、あなたに発注しているか」を明確にし「得意領域を任せる」ようにする。
・定期的に雑談MTG(1on1MTG)を行ない、双方の信頼度向上を行う。
・コミュニケーションに絵文字や顔文字を付けて、感情表現を行う。
・ミスはチームの責任として一緒に向き合い過度な「減点or罰則」を与えない。発生理由+再発防止策を双方に協議し、前向きに対処する。
・「即日対応」などの無理なスケジュールやお休みの対応依頼は基本しないようにする。
※SLA(サービスレベルアライアンス)をクライアントと握り、そもそも無理なタスクが発生しないようにフロントグリップを行います。
・炎上案件にアサインし、タスクを押し付けない。
第3ステップ:感謝の気持ち(報酬)として「次の仕事を紹介する」
一緒に案件を行いパフォーマンスを出して頂いたら、しっかりと「報酬」をお渡ししましょう。
特にフリーランスや副業者にとっては「次の仕事の紹介」が最も嬉しい報酬となります。
※紹介=現在の発注主に評価頂いている証+新規与件が取れる為。
独立経営をすると最も困るのは「新規集客」です。
「中小企業白書」の倒産理由で最も多いのは「販売不振」であり、新規集客が出来ない→売り上げが立たない→資金ショートする→倒産する。というフローが最も多い状況です。
※逆に「新規集客さえ出来れば、倒産しづらい経営体勢を構築出来る」とも言えます。
その為、弊社は創業前から自社の新規集客基盤として「デジタルマーケティング」を最注力投資先としており、HPで新規相談が頂ける仕組みを構築しております。(BtoBの鉄板施策である「テレアポ」は一度もした事がございません)
特にフリーランスの方は「実務スキルはあるが、営業経験がなく苦手」という方も多い為、弊社は得意な営業面でいつもお世話になってるフリーランスの方に恩返しをしております。
例としては要件定義(仕事の目的屋料金交渉)を完了させた上で弊社の連携フリーランスをご紹介して「広告主とフリーランスで直契約を結ぶ」ようにしております。
「①自ら独立起業を志し、決意して独立した方」は「自分で創意工夫するのを楽しむタイプ」の為、このスタイルの方がクライアントへのアウトプットが増す傾向にある為、本形式を取っております。
ステップ3を行う事で「弊社案件とのやり取りは利益メリットがある」と感じて貰いやすくなり、更にコミュニーケーションが円滑になりやすくなります。
まとめ
現在は副業ブームの影響で、優秀な人材の採用がとてもしやすくなっております。
日々の感謝を忘れず一緒にクライアントへの価値貢献を行えば、クライアント⇄弊社⇄フリーランスや副業者全てにWIN WINの関係が築けます。
双方の信頼関係の元、アウトプットの最大化を目指していきましょう。
以上、本記事がお悩み解決の一助になれば幸いです。
投稿者

- 株式会社WALTEX 代表取締役
-
「志を支援する」パーパスの元、WEB広告代理店を経営。(2025年7期目/メンバー数約15名/最高年商2億/創業以来全て黒字)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。
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