「経営とマーケティングは、こんなにも不格好なものか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に」
最終更新日:2021年3月11日 | 投稿日:2020年10月30日
不格好経営 (日本経済新聞出版) Kindle版
タイトルの引用はDeNA創業者の南場さんによる著書「不格好経営」です。
最近、事業経営とマーケティングが面白く、ふとこの言葉が思い付いたので引用してみました。
この記事では、そんなマーケティングの面白さについて、私の思うことをざっくばらんにお伝えできればと思います。
目次
一歩一歩の積み重ねが事業とブランドを創る
ゼロから創業した弊社は、経営もマーケティングも毎日毎日地道なPDCAの連続です。
一歩一歩は小さくても、
①ベストだと思うマーケティング戦略を描く
②実行する
を日々繰り返す。
そうすることで、①が正しければ単月→3ヶ月→半年→1年と雪だるま式に資産が積み上がって行くのを実感しています。
そして①〜②を繰り返した結果「成果」が出た時はマーケターとして1番嬉しい時です。
Web広告を例にすると「シミュレーション通りに着地した時」
Web広告で言うと「立てたシミュレーションに近い数字に着地した時」がマーケターとして至福の瞬間です。
シミュレーションを作る時、コンサルタントは多くの仮説/事例/データや実績を参照し、経験則も踏まえて各指標(CPCやCVR)を計算します。
そしてその結果、最終成果数(CV、CPA)を導きます。これが苦労して自ら作った「問題(シミュレーション)」です。
その「問題(シミュレーション)」に対して「答え(実績)」が一致した時、思考を総動員して作ったアウトプットの正しさが証明されたと感じて私は喜びを感じます。
その上位互換版が、経営やマーケティング戦略を描いて成果が出た時の喜びです。
PDCA思考が身に付いてれば、行動したアクションは全てプラスになる
自分で会社経営をするメリットは、戦略~実行~成果までを全て描いて決断し責任を取れること。
良いと思いついたアイデアがあれば、すぐにメンバーに依頼するか自分で管理画面を操作して即実行します。
そして効果検証もGoogle AnalyticsやSearch Console、HubSpotを使ってすぐ分析→ネクストアクションを立てられるのが楽しいところです。
例え結果がマイナスでも「マイナスという学びを得た」→「要因は何か?」→「次回どうするか?」で振り返れば「プラス」で着地です。
プラスもマイナスもクライアントに伝えれば「生の事例」として喜ばれるので、包み隠さず伝えます。
このように、PDCA思考が身に付いてれば、行動したアクションは全てプラスだと私は考えています。
経営やマーケティングの成果は「過去の自社対比」でGOOD・BADを判定する
タイトルの通り「経営やマーケティングが面白い」と感じております。
創業時対比で今は
- 組織力
- マーケティング
- 社会的信用
- 資金
- クライアント数+規模
などのあらゆる面で「着実にグレードアップしている」と数字で振り返りできたからでした。
会社の仕組み上、現在の弊社は投資家としての私が経営者としての私をマネジメントする形式にしています。
なので、自ら振り返ってGOOD・BADを評価しネクストアクションを決める仕組みを作り、定期的に実行しています。
ちなみに私は他者比較するのが好きではなく。比べる時はいつも「過去の自分対比」で成長を振り返るタイプです。
マーケティングにおいても本質的に向き合うのは「顧客とエンドユーザー」であり、顧客のニーズを満たすサービスやコミュニケーションを重視して戦略を考えています。
まとめ
- 日々のPDCAの積み重ねで成果が出た瞬間がマーケターとしての喜び
- PDCA思考が身に付いてれば、行動したアクションは全てプラスになる
- 経営やマーケティングの成果は「過去の自社対比」でGOOD・BADを判定する
今回は最近感じている経営とマーケティングの面白さについて、自由に書かせていただきました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
投稿者
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。