WALTEXはプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」を応援しています。

WALTEXは「横浜ビー・コルセアーズ」を応援しています。

2020/10/21 事例紹介

【事例】「イチローに求める高レベルを、期待通り実行頂けた」東証JASDAQ(スタンダード)上場企業 Speee様の常駐コンサル事例

【関係者のご紹介】

株式会社Speee様(東証JASDAQ(スタンダード):4499)

トレーディングデスク事業部 事業部長
吉川 隆之様

 

トレーディングデスク事業部 トレーダーグループ マネージャー
大久保 亨様

株式会社WALTEX

浜中広助常駐コンサルティング担当
浜中 広助

【全体概要】

まずは貴社の事業や全体像について教えて下さい。

吉川様

▼Speee全体について
Speeeは、「解き尽くす。未来を引きよせる。」というコーポレートミッションのもと、データドリブンな事業開発の連鎖でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業です。大きく2つの領域で事業を展開しています。

1つ目は、MarTech事業領域です。
データを活用したマーケティングコンサルティング事業、DSPを中心としたデジタル広告のトレーディングデスク事業、機械学習を使用した広告配信プラットフォームなど、総合的にデジタルマーケティングのソリューションを提供しています。

2つ目は、X-Tech事業領域です。
ここでは、あまりデジタルが活用されていない不動産や住宅リフォームなどのリアル産業に対して、
テクノロジーを導入していくことでバリューチェーン全体のDX化を目指しています。
その他、ビジネスR&D領域においては、ブロックチェーンを活用した事業やヘルスケア事業等、幅広い領域に展開しています。

▼トレーディングデスク事業について
その中で我々は1つ目の「MarTech事業領域デジタル広告のトレーディングデスク事業」を担当しており、クライアントのデジタル広告成功に向けた支援をしております。

当時事業が抱えてた課題は?

吉川様

当時は更なる売上拡大に向けて「事業部のアップグレード」をするタイミングで「外部知見を保有したプロフェッショナル人材」を探しておりました。

「事業部のアップグレード」とは大きく2つございます。
1つ目は「内部へのアップグレード」で、提供する広告運用サービスの全体水準アップ。
2つ目は「外部へのアップグレード」で、クライアントへの価値貢献レベルのアップです。
日々頂くクライアントからの高レベルニーズに対して、高サービスをお返し+価値貢献する事を狙っておりました。

上記課題と目的を加味し、自社としては初の「外部プロフェッショナルの活用」を行う事に決定しました。複数名の候補者を選定する中で出会ったのが、WALTEXの浜中さんでした。

WALTEXとのお取り組みに関して】

WALTEX(浜中)を選んだ主な理由は何ですか?

大久保様

現場のメンバーと外部人材を繋ぐマネージャー目線では、大きく3点ございます。

①経歴+運用実績共に高水準
オプトにて運用コンサルティング、2社目のサイバーエージェントグループでは営業を経験されており、大手WEB広告代理店2社の経験に加えて、運用×営業の両スキルを保有している事から経歴が良かったです。特に運用実績は、他候補者よりも高い水準でした。

②運用実務だけでなく「事業部全体への貢献意欲」を感じた。

③人柄が明るく、現場メンバーとのコミュニケーションも円滑な印象が持てた。
常駐コンサルティングの為、採用後は「現場メンバーとうまくコミュニケーション出来るか」も選考ポイントでした。その点、初見から明るく印象が良かったので、メンバーとのミスマッチも無さそうで良かったです。

吉川様

私は「事業ゴールに対する結論から話せる」所がGOODだと感じました。

まず前提として「通常の業務委託」では「特定領域をお願いする」事が通例です。
委託者側も「与えられた範囲でアウトプットを出す」が通例の為、ベースの期待値は「広告運用をお願い出来るか否か」が判断軸となります。

一方で、浜中さんはお会いした時から「広告の運用者」では無く「この人には事業レベルのアウトプットを求められる」と感じました。具体的にはアップデートの最終目的である「売上の拡大」です。

過去のビジネス経験から沢山の候補者とお会いしておりますが、ここを任せて面談時に話せる方はとても少ない。受け答えも明瞭快活で「現場に出て頂き、クライアントと本質的な対峙も出来るのでは?」とも思いました。

60分という短い面談でしたが「課題である社内アップデートを任せれるのは誰か?」の問いに対して「浜中さんが適任」と社内判断しオファーさせて頂きました。

お取り引きが開始し、成果や満足度はいかがでしたか?

大久保様

結論から言うと「期待以上の満足」でした。具体的には下記です。
(補足:アカウント=クライアントのフロント営業、トレーダー=広告運用者)

▼浜中さん個人のパフォーマンス
・入社1.5ヶ月程である1社のCPAを改善してご予算を倍にして頂き、早々に「売上UP」という形で価値貢献頂けました。
・その後、約1年の常駐でお任せした案件約8社の内、4案件は配信効率改善や新規施策提案を通じて、ご予算を2~10倍規模(数百万を数千万円などのレンジ)まで拡大頂きました。
もちろんご予算が増加した分CV数も昨対比で大幅増加し、クライアント担当者の社内評価がUPする事例もございました。

▼組織へのパフォーマンス

・アカウントとトレーダーの両メンバーに対して積極的にコミュニケーションして頂き、組織全体を前向きにモチベートして頂けました。
・個人パフォーマンスのノウハウやスキルを、アカウントとトレーダー別々のメンバー視点で落とし込んで頂き、社内セミナーや資料化で組織にアウトプット頂きました。
・浜中さんの個人パフォーマンスに刺激を受けた事で、チームメンバーにも前向きなアップセル文化の醸成や、生産性の改善に自発的に動く事が起こりました。

吉川様

高いレベルの期待に対して、期待通りのパフォーマンスを出して頂けたので「満足」です。
※野球で例えると「イチローに求めるレベルのアウトプットをしっかり実行頂けた」というイメージです。

現場の動きでは特に「アカウントとトレーダーはクライアントに貢献する一心同体のバディ(チーム)」という、概念を体現して頂けたのが良かったです。
どのアカウントメンバーに対しても、個々の長所短所を踏まえて円滑にコミュニケーション頂けました。

また「運用のプロとして」ではなく「ビジネスマンのプロとしての、仕事に対する姿勢や成果」をメンバーに見せて頂けました。
この姿勢をトップダウンではなく、メンバーと年齢も近い外部の目線から組織にインストール出来たのは良かったと感じてます。

上記に伴い、信頼が高まる→求める幅が広がる→更に良いアウトプット頂くというサイクルを回して組織貢献頂きました。

【今後について】

今後弊社に期待する事

吉川様

これからも事業フェーズに応じて、力をお借りしたいと思っております。
運用ではなく、事業部全体のコンサルティングの話もしたいなと。

浜中さんが経営するWALTEXさんも我々と同じ業界なので、お互いに切磋琢磨して双方の力を補完しあったり、刺激し合う関係を続けて行けたらと考えております。

他の企業に弊社を薦める理由を教えてください。
また、どんな企業が弊社におすすめでしょうか?

吉川様

「踊り場にいる企業」が向いてると思います。
・一定のやり方で成長したが、新しい刺激や知見を求めてる
・次のブースターを求めてる
上記ニーズに対して浜中さんの知見や実行力は力になると思います。

または「新規のスタートアップや事業」ですね。
自ら会社も立ち上げており「0~100を全部やってね」を実行が出来る人です。
その為「①目的とゴールが明確だけど、②間のプロセス埋めが出来ない」という組織課題に対して、②を描いて実行出来る場は向いてると思います。

逆に向かないと思うのは「決められた事をやりきる企業」ですね。

大久保様

常駐の時から組織のビジョンや戦略を能動的にキャッチアップ頂き、GAPを埋めるアクションを自発的に実行頂きました。

この事から「事業の方向性を把握し、同じ目線で動いて頂けるパートナー」を求めている企業は、フィットすると思います。

結びの挨拶

以上、お忙しい所お時間頂き誠にありがとうございました。

取材・執筆: 浜中 広助

投稿者

浜中 広助
浜中 広助株式会社WALTEX 代表取締役
「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。

CONTACT

お問い合わせから施策開始までの流れ