アプリリンク表示オプションとは-仕組みやメリット,設定方法を紹介
最終更新日:2023年2月3日 | 投稿日:2022年3月13日
リスティング広告を利用している広告主の中には、モバイルアプリもリリースしている企業もあります。
そんな広告主には、Google広告のアプリリンク表示オプションがおすすめです。アプリリンク表示オプションなら、リスティング広告の中でアプリの宣伝も行うことが可能です。
この記事では、そんなアプリリンク表示オプションを、リスティング広告専門代理店の弊社が解説します。
具体的には、以下の順番にお伝えしていければと思います。
- アプリリンク表示オプションとは
- アプリリンク表示オプション3つのメリット
- アプリリンク表示オプション唯一のデメリット
- アプリリンク表示オプションの設定方法
3分程度で読めますし、アプリリンク表示オプションの全体像が理解できると思うので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
アプリリンク表示オプションとは”広告文の下にアプリダウンロードリンクを表示する機能”
アプリリンク表示オプションの掲載例
アプリリンク表示オプションとは、リスティング広告の広告文の下に「指定したアプリのダウンロードリンク」を表示する機能です。
Google広告の広告表示オプションの中では比較的マイナーな機能かもしれません。
表示するだけなら無料ですが、アプリリンクがクリックされた際は通常のクリック単価と同額の費用が発生します。
導入も簡単で、用意するのは宣伝したいアプリ名と、リンクのテキスト(半角25文字・全角12文字以内)のみ。この2つを入力すればすぐにアプリリンク表示オプションを利用できます。
アプリリンク表示オプション3つのメリット
アプリリンク表示オプションのメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 興味を持ちやすいユーザーにアプリを宣伝できる
- 無料でアプリの存在を認知してもらえる
- 自分の好きなテキストでアプリを宣伝できる
それぞれ順番に、詳しくお伝えしていきますね。
1. 興味を持ちやすいユーザーにアプリを宣伝できる
アプリリンク表示オプションでは、アプリに対して興味を持ちやすいユーザーにダウンロードを促せます。
例えば、「映画 見放題」の検索結果に映画見放題サービスのアプリリンクを表示したらどうでしょうか。比較的ユーザーに興味を持ってもらいやすいのではないでしょうか。
このように、リスティング広告の特性を活かし、相性の良いユーザーにアプリを訴求できるのがメリットです。
もちろん、メインの目的はその会社のLPを訴求すること。アプリの宣伝が一番の目的ならGoogle広告のアプリキャンペーンを使うべきです。
ですが、リスティング広告と”同時に”アプリの宣伝もできるという点は、かなりお得なポイントと言えます。
2. 無料でアプリの存在を認知してもらえる
先ほどもお伝えしましたが、アプリリンク表示オプションは表示するだけなら料金は発生しません。クリックされたとき、初めて費用が発生します。
そのため、視認はされたけどクリックされなかった場合「無料でアプリの存在を認知してもらえた」と捉えることもできます。
もちろん、ほとんどのユーザーがすぐに忘れてしまうでしょうから、実際のところ視認だけで成果はあまり期待できません。
ですが、中には「この会社ってアプリあるんだ」と覚えてくれるユーザーもいます。そうなれば儲けものです。
3. 自分の好きなテキストでアプリを宣伝できる
アプリリンク表示オプションではリンクテキストを自身で考えて入力できます。
例えば「アプリをダウンロードする」や「Google Playでダウンロード」など、自分の望むテキストでアプリに誘導することが可能です。
「クーポン付アプリはこちら」のようにお得さを表すのも効果的です。
アプリリンク表示オプション唯一のデメリット
アプリリンク表示オプションの唯一のデメリットとして「二重課金が発生する場合がある」という点が挙げられます。
例えば、ユーザーが広告見出しもアプリリンクもクリックしたとすると、2回分のクリック費用が必要です。
そのため、場合によっては1ユーザーあたりの広告費が倍増してしまいます。
ただ、これは一概にデメリットとも言い切れません。Webとアプリ、2つの面を訴求できたと考えると、むしろメリットとも言えます。
複数の訴求で濃いユーザーを求める場合は、積極的に利用して問題ありません。
アプリリンク表示オプションの設定方法
ここでは、アプリリンク表示オプションの設定方法をお伝えしていきます。
- Google広告管理画面を開いて、
①[広告と広告表示オプション]をクリック
②[広告表示オプション]をクリック
③青い[+]ボタンをクリック
- [アプリリンク表示オプション]をクリック
- 以下のような設定画面が開かれるので、
①追加先のアカウントorキャンペーンor広告グループを選択
②宣伝したいアプリのプラットフォームを選択
③宣伝したいアプリ名を検索して、当該アプリを選択
④リンクテキストを入力(半角25文字以内)
⑤入力が完了したら[保存]をクリック
以上でアプリリンク表示オプションの設定は完了です。
アプリの宣伝が目的なら「アプリキャンペーン」という手もある
実は、アプリの宣伝が一番の目的の方にはアプリリンク表示オプションはおすすめできません。
というのも、Google広告には「アプリキャンペーン」というアプリ特化の広告が用意されているからです。
アプリキャンペーンは成果が上がりやすく、運用も自動化されています。
工数もあまりかからないので、アプリの宣伝に特化したい方は検討してみてください。
まとめ:アプリリンク表示オプションを活用しよう
最後のまとめとして、改めてアプリリンク表示オプションのポイントについて振り返ってみます。
・アプリリンク表示オプションとは、広告文の下に「指定したアプリのダウンロードリンク」を表示する機能
・アプリリンク表示オプションのメリットは以下3つ
- 興味を持ちやすいユーザーにアプリを宣伝できる
- 無料でアプリの存在を認知してもらえる
- 自分の好きなテキストでアプリを宣伝できる
・唯一のデメリットは「二重課金が発生する可能性がある」
・また、アプリ宣伝が一番の目的の方には、Google広告の「アプリキャンペーン」がおすすめ!
ぜひ、アプリリンク表示オプションを試してみてくださいね。
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。