Googleのアプリキャンペーンとは?使用するメリットや入稿規程を解説
Googleのアプリキャンペーンとは、アプリの宣伝に特化したキャンペーンです。
Googleのアプリキャンペーンを使うと簡単な設定だけで複数のサイトでユーザに宣伝することが可能になります。
とは言っても
「広告の掲載先はどこだろう?」
「掲載できる広告のフォーマットは?」
といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、アプリキャンペーンの掲載先、設定方法までリスティング広告専門代理店の弊社が解説します。
ぜひアプリの宣伝にアプリキャンペーンを活用してみてくださいね。
目次
Google広告のアプリキャンペーンとは”アプリのインストールに特化した広告”
Google広告のアプリキャンペーンとは、アプリのインストールに特化した広告です。
アプリキャンペーンを使うと数行の広告文、入札単価、配信地域等の簡単な設定をするだけで複数のサイトに広告を掲載することができます。
広告の掲載先は以下の通りです。
Google 検索ネットワーク
画像引用元: アプリ キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ
宣伝したいアプリと関連するキーワードで検索された時に広告が表示されます。
Google Play
画像引用元: アプリ キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ
宣伝したいアプリと関連するキーワードで検索された時に広告が表示されます。
また、類似のアプリの詳細ページを開いたユーザにも広告が表示されます。
YouTube
画像引用元: アプリ キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ
広告がクリックされたり、アプリがダウンロードされる可能性が最も高い場所に広告が表示されます。
Google ディスプレイ ネットワーク
画像引用元: アプリ キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ
Gmail等その他のアプリ、インターネット上のモバイルウェブサイトに広告が表示されます。
アプリキャンペーン3つの広告フォーマット
アプリキャンペーンの広告フォーマットと登録条件は以下の通りです。
3つの広告フォーマット
- 動画
- 画像
- HTML5
広告フォーマット | フォーマット | 登録可能数 | 登録可能サイズ | 推奨サイズ |
動画 | Youtubeに掲載されている(※) | 20 | – | – |
画像 | .jpg
.gif .png |
20 | 150 KB |
|
HTML5 | .zip | 20
zipファイル内のファイル数は 40 |
1 MB
|
|
※動画がない場合は、アプリストアの掲載情報にあるテキストや画像をもとに、Google側で自動的にビデオ広告が作成されることがあります。
Google広告のアプリキャンペーン2つのメリット
弊社が考えるGoogle広告のアプリキャンペーンのメリットとして以下2つがあげられます。
- 運用が自動化されているので、手間がかからない
- 設定が簡単なので、配信までのハードルがそこまで高くない
運用が自動化されているので、手間がかからない
アプリキャンペーンは広告設定をしてしまえば、登録した広告文と動画や画像、HTML5等の素材をGoogleが組み合わせて配信します。
また、一つ設定をしてしまえば複数のサイトに配信されるのもメリットです。
設定が簡単なので、配信までのハードルがそこまで高くない
特に、登録可能な動画や画像、HTML5が手元にある場合は、設定するだけで配信できるので配信までのハードルが高くないです。
Google広告のアプリキャンペーンを始める際に用意するもの
ここでは、Google広告のアプリキャンペーンを始める際に用意するものをお伝えします。
- 広告文(最大5個)
- 画像または動画、HTML5(各最大20個)
それぞれ順番に見ていきましょう。
広告文(最大5個)
広告見出しの候補を 2 個以上、説明文の候補を 1 個以上追加します。
広告見出しの組み合わせはGoogleが自動的に行うため、順番を考慮しなくても意味が通る文章を登録する必要があります。
画像または動画、HTML5(各最大20個)
広告用の画像、動画、HTML5を登録します。
Googleの広告配信処理によりコンテンツが削除、トリミング、変更される場合があります。
Google広告のアプリキャンペーンの設定方法
ここでは、Google広告のアプリキャンペーンを説明します。
1.まずは管理画面の①[キャンペーン]から、②青い[+]ボタンをクリック。そして[新しいキャンペーンを作成]を選択します。
2.[このキャンペーンで達成したい目標]では[アプリのプロモーション]を選択します。
3.キャンペーンタイプはアプリを選択します。
4.①アプリのプラットフォーム(Android or iOS)を選択し、②検索フィールドにアプリ名等を入力し、表示されるリストから広告対象のアプリを選択します。
Android アプリの場合、Google Play ストアでのダウンロードがコンバージョンとして自動的にカウントされます。
Google Play ストア以外でのインストール数をトラッキングするには、まずコンバージョントラッキングの設定が必要です。
③[続行] をクリックします。
5.①[キャンペーン名] にキャンペーンの名前を入力します。
6.地域のターゲットを設定します。
[目標]、[除外]を推奨設定以外に変更することも可能です。
7.広告の配信対象の言語を選択します。
広告は自動的に翻訳されないため、広告が対応している言語のみをターゲットに設定する必要があります。
8.1 日の予算を設定します。
9.[入札単価]を設定します。
①[重視している要素は何ですか?]はインストール数、またはアプリ内ユーザー行動の数から選択します。
アプリ内ユーザー行動の数を選択するためには、事前にコンバージョントラッキングの設定が必要です。
②[どのようなユーザーをターゲットに設定しますか?]はすべてのユーザーとアプリ内での行動が見込めるユーザーから選択します。
アプリ内での行動が見込めるユーザーを選択するためには、事前にコンバージョントラッキングの設定が必要です。
③目標インストール単価を設定します。
10.①キャンペーンの開始日と終了日を設定し、②保存して次へをクリックします。
11.広告グループ名を入力します。
12.広告アセットを設定します。
以下の内容を設定します。
- 広告見出し・説明文
- 画像
- 動画
- HTML5
①広告見出しを設定します。
30文字以内で2個以上設定します。
最大数の5個設定することをGoogleは推奨しています。
②説明文を設定します。
90文字以内で1個以上設定します。
最大数の5個設定することをGoogleは推奨しています。
③画像、動画、HTML5を設定します。
それぞれ20個まで登録可能です。
広告文、説明文、画像、動画、HTML5、いずれもプレビューで確認しながら登録することができます。
④[保存して次へ]をクリックします。
まとめ:アプリキャンペーンを活用してみよう
Googleのアプリキャンペーンを利用すれば、簡単な設定のみで複数のサイトに広告を出稿することができます。
「アプリのインストール数が伸び悩んでいる」「アプリのリリース直後からダウンロード数をのばしたい」そういった方は一度試してみることをおすすめします。
投稿者

- 株式会社WALTEX 代表取締役
- 新卒にて㈱オプトでリスティング+ディスプレイ広告のコンサルタント→㈱サイバーエージェントグループの㈱ウエディングパークにて、アドテク事業部立ち上げメンバーとして運用型広告の営業→副業から事業拡大した後、株式会社WALTEXを創業。DX/デジタルマーケティング支援会社を経営。コツコツ積み上げるSEOが好きで、WEB広告関連の「567KW」でSEO1~3位表示中(20年10月時点)