リスティング広告の指名検索の遷移先URLはどうするべきか?
指名検索から来るユーザーの多くは、「買う理由は揃っている」状態で最後の確認をしています。
ナビゲーションで迷わせたり、欲しい情報が見当たらなければ、その確定寸前の売上を逃すことに直結します。
まずは“ヘッダーを見た瞬間に CTA が視界に入る”レベルまで導線を最適化しましょう。
この記事では指名検索の基本や、サイトの TOP ページか専用 LP を作成するべきかなど、指名検索時のリスティング広告の対応に関して解説します。
WALTEXでは広告運用のご支援はもちろん、「限られた予算での広告最適化」も得意としています。
もし広告運用やWebマーケティングでお困りごとがありましたら、ぜひ無料相談フォームよりお気軽にご相談ください。
指名検索とは? ― 一般検索との違い
検索語にブランド名が入る=意思決定のゴールが視野に入っているサインです。
一般検索ユーザーが「どんな選択肢があるか」を探しているのに対し、指名検索ユーザーは「どこで、どうやって申し込むか」を探しています。
したがって、提供すべき情報も速度もまったく異なります。
検索タイプ | キーワード例 | ユーザーの状態 |
---|---|---|
指名検索 | Waltex 広告運用支援 / iPhone 16 Pro | 購入・問い合わせの確度が高い。フォーム場所や料金を確認中 |
一般検索 | リスティング広告 代理店 / スマートフォン 機能比較 | 比較検討中。複数候補をリストアップする段階 |
トップページで十分成果が出る 3 条件
トップを“最終着地”にするなら、ユーザーが次に取る行動を3 秒以内にイメージできる構成が不可欠です。
ナビゲーションの迷いを徹底的に排除し、視線が最短距離で CTA に向かうようデザインしましょう。
- 主要導線がトップに集約
サービス概要・料金・導入事例・問い合わせボタンがファーストビュー内に揃っている。 - ファーストビューで強みが即座に伝わる
キャッチコピー+具体的実績(例:「平均 CPA 32%削減」)が見ただけで理解できる。 - サイト構成がシンプル
2〜3 クリック以内 にフォーム送信または購入完了まで辿り着ける。
上記 3 つを満たすなら、トップへ直接誘導し運用コストを最小化する方が合理的です。
専用 LP を用意した方が良い 4 シチュエーション
迷いを 1 ピクセルでも感じさせた瞬間に離脱率は跳ね上がります。
専用 LP は「このページを見れば次に何をすればいいか 100%わかる」状態を作るための“一点突破”の装置。
複雑なサイトほど効果は顕著です。
判定ポイント | 具体例 | 効果 |
---|---|---|
サイトが複雑で迷いやすい | 事業部・サービスが多数 | 離脱防止。1ページで完結させる |
求めるサービスが埋もれがち | 制作・コンサル・運用が混在 | 該当サービスだけを強調表示 |
キャンペーンや限定オファーを訴求 | 初月 30%OFF、期間限定セミナー | 緊急性や特典を前面に出せる |
今すぐ CV させたい明確オファー | デモ予約・ウェビナー申込等 | フォーム一体型 LP で申込を即完了 |
例:Apple は「iPhone 16」で検索したユーザーを iPhone 16 製品ページへ直送し、比較から購入手続きまでワンストップで完了させています。
ケース別チェックリスト
このチェックリストは“LP を作るべきかどうか”をすぐに判定するためのものです。
会議前にチームで共有し、意思決定をスピーディに進めるヒントとしてご活用ください。
質問 | YESなら → トップ | NOなら → 専用 LP |
---|---|---|
トップだけで商品の価値・導線が伝わるか? | ✓ | |
2〜3 クリック以内で CV に到達できるか? | ✓ | |
キャンペーンや限定オファーを訴求したいか? | ✓ | |
事業や商品が多く、選択に迷う構造か? | ✓ |
ひとつでも NO があれば専用 LP の作成を検討しましょう!
まとめ
- 指名検索=CV 寸前ユーザー。入口最適化を怠ると確度の高い見込み客を失います。
- 3 条件を満たすサイトならトップ直誘導で十分。
- 迷いが生じるなら 4 シチュエーションを参考に専用 LP を用意。
「トップか LP か判断できない…」という場合は、WALTEXの無料診断をご利用ください。
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