【2019年】リスティング広告の2大巨塔GoogleとYahoo!のシェアを徹底比較
最終更新日:2022年5月13日 | 投稿日:2019年5月26日
・GoogleとYahoo!のシェアはどちらか高いんだろう?
・GoogleとYahoo!どちらに広告を出すべきかな?
・自分はYahoo!を使ってるけど、やっぱりGoogleの方が使われているのかな?
電通などの公式情報を踏まえ、リスティング広告をやるなら優先度をどうするか。
調査結果を踏まえてお話します。
目次
結論:Googleのシェアが高いので、メインをGoogle、Yahoo!をサブ利用がオススメ
2017年7月~18年8月の日本シェアは下記
・Googleが72%のシェア
・Yahoo!が22%
・その他(Bingなど)6%
※2017年7月~18年8月調査
参考:https://movie-antenna.com/seo/searchengineshare
参考:最も日本で使われているインターネット広告は「Google検索広告」
電通調査では、2018年広告費No.1は検索連動型広告(リスティング広告)となってます。
検索エンジンシェアで最も利用が多いのは「Google」の為、
最も日本で使われているのはGoogleの検索広告となります。
リスティング広告は売上に繋がる問い合わせが欲しい時に、
動画やディスプレイと比較して費用対効果が高い事が多いので、
ビジネス成果が出る⇨投資額が増加する⇨最も使われる流れとなっています。
参考:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0314-009774.html
リスティング広告を出すならGoogleとYahoo!どっちが良いか?
結論としてGoogleが第1優先⇨Yahoo!は必要に応じてです。
理由は下記。
Googleの表示回数(検索している人+数)が多い
釣りで例えると、A・B・Cどちらが多く釣れる可能性が高いでしょうか?
A:魚が100匹いる釣り堀
B:魚が20匹いる釣り堀
C:魚が0匹の釣り堀
釣り人の数(競合)を考慮せずに考えると、「A」が多く釣れる可能性が高いです。
なぜなら、Aはそもそもの魚の数が多いから。
※逆にCはそもそも魚がいないので釣れません。
まずは魚が多い場所に餌を投げた方が釣れる可能性が高い為、
そもそもの検索数が多いGoogleを第一優先で実施するのがオススメです。
媒体機能が豊富で施策の幅が広く、効果を出しやすい
例えばGoogleでは「購買意欲の強いユーザー層」というリストを作成出来ます。
これはユーザーが直近であるカテゴリにおいて「積極的に情報収集している人=購買意欲の強いユーザー層」としてリスト化し狙い撃ち出来る機能です。
人生で一度しか無い「結婚式」を例にします。
プロポーズを受けた花嫁は結婚式の準備に取り掛かります。
式場探しをスタートすると花嫁は、
「結婚式 段取り」
「結婚式場 決め方」
「海外結婚式」
などの結婚式に関するKWを検索し始めて情報を求めます。
また、必然的に結婚式情報サイトへの訪問回数が増加します。
このように結婚式を検討し始めると花嫁は「結婚式」に関連する情報を積極的に検索窓に打ち込んだり、サイトの閲覧回数が増加します。
その動きを元にGoogleでは「この人は購買意欲の強いユーザー層」と判断して、
狙い撃ちしたターゲッティングを実施出来ます。
実際にこの機能は実績も優れており、
RLSA(検索型リマーケティング)のリストが少ない初動の実装や、
RLSAとの併用で効果を発揮します。
実数は伏せておりますが、質が高い事でコンバージョン率とコンバージョン単価が、
普通のターゲッティングと比較して倍以上に優れてます。
▼参考データ
Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを導入しており、後追いアップデートが多い。
先頭を進んでるのがGoogleの為、Yahoo!が後追いでアップデートをした際に
「Googleで効果が出たのでYahoo!もテストしましょう」と導入しやすくなります。
その他のGoogleサービスやMAツールとの連携がしやすい
連携が取りやすいツール一覧
- Google Analytics
- Googleタグマネージャー
- Googleデータポータル
- サーチコンソール
- Googleオプティマイズ
- Youtube
- Salesforce
- Google Play
- GoogleMerchantCenter
まとめ:リスティング広告を出すなら、まずはGoogle。その後拡大させたければYahoo!
広告成果は①広告の表示回数×②クリック率×③コンバージョン率の公式で成り立ちます。
広告の表示回数①が0回なら後の②③が100%だとしても、広告成果は0です。
検索母数は大事ですし、広告効果も出しやすいので、
まずはGoogleの出稿がオススメです。
投稿者
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「志を支援する」パーパスの元、デジタルマーケティング支援会社を経営。(2024年6期目/メンバー数約15名/最高年商2億)パーパスに共感したクライアントの成果創出を「誠実なエース人材のみ」でチームを構成し、エンドユーザー目線を徹底する方針で支援してます。
経歴:オプトで運用型広告コンサルタント→サイバーエージェントグループのウエディングパークにて、運用型広告の営業→WALTEXを創業。Speee様、KUMON様、DIGITALIO様など、大手から中小企業(ベンチャー/スタートアップ)まで支援実績インタビューをHPで公開中。